韓国型3輪警察車両が実は厄介者②
親環境電動3輪型警察車両も韓国型外形優先社会の落とし子?
昨年導入、現在運用中止、輸入メーカーもお手上げの"中国製バッテリー"
麗水(ヨス)万博会場には2台を配備して
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環境にやさしく二酸化炭素を出さないという韓国の"先進的電動車両技術"を披露するためだけに導入された3輪パトカーだが 現場の警官らにはやさしくなかった
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鳴り物入りで登場した"親環境電気パトカーポールT3型"が配備された各警察署でお荷物(お蔵入り)になっている事実が確認された、
現在までに韓国内の警察署に配備された"ポールT3警察三輪車"は全部で10台 一台あたりの価格は1,500万ウォンとも伝えられている(充電キットを含む)
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税金の壮大な無駄遣い>>外形優先型社会の申し子>>アメリカ製から韓人企業製、いまは"中国製造"と何度も変わった不思議な素性、当時の車両導入担当者はすでに他の部署に転勤しており詳しい経緯は闇の中に。 さらに導入価格にも疑惑
がいっぱい。
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連続走行2時間、充電4~5時間のふれこみも虚偽と判明、30分の走行でチャージランプは点滅、カタログデータでは時速40kmなのに記者が直接乗って走ってみると最高時速20km 出先で動けなくなる"電動三輪車"に警察車両回収担当者もうんざり
※車両回収担当者がうんざりしちゃうようです
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さっそく記者は取材先の某警察署と連絡をとり"最新型3輪パトカー"を取材してきた
ここ某警察署では今年になって一度も動かしていないので厳重にシートをかけられて大切に保管されている ※保管されているんです
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盗難予防のためのチェーンロックはたとえ警察署の屋根の下とはいっても欠かすことが出来ない、それほど犯罪天国の韓国では車両盗難件数は多いが日常的なことなので警察では捜査することはしない。
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残念なことに同行した警察官は前任者が掛けたロックの解除番号がわからなかった どれだけ使われていないのか良くわかる印象的なシーンに涙もあふれる、
さっそく警察の広報担当者と連絡をとり、次の手段の検討に入った。
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即座に署内の特殊工作隊(救助隊)へ電話をして急遽借用してきた"チェーンカッター"で無事に切断に成功した。
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完全に放電したバッテリーは外してから充電するほかなかった、充電は一般家庭向けの220Vを変圧しておこなわれる、充電に必要な電源ケーブルを車両数揃えなかったため分散配置された一部の車両は一回の充電すらできなかったという。
(写真の中国製バッテリーの重量は14kg)
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広報用に撮影された"韓国型3輪パトカー ポールT3"このあとも動けなくなる車両が出たため警察のレッカー班が車両回収にむかった、
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▲救急車にさえ"道を譲らない韓国人"
まったくその通りのキャプションがついている、情けない事に"韓国型3輪パトカー ポールT3"についているホーンは原付並みの音量のため誰も振り向いたりしないのが現実のようだ、
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日もかたむいたソウルの夕方、電灯機能が無いため夜間は走ってはいけない、坂の多いソウル東部では坂を登れずに難儀するシーンも見られた、もちらんこのあと車両回収班(レッカー班)がやってきて警察署の奥まで運んでもらうのだ
(翻訳:みそっち)
3輪型パトロール車両、その活躍ぶりをみてニホンの某府警ではクリーンでエコなこの車両の導入を真剣に検討しているとか (大阪か京都ですね ありえそう)