離島はいよいよ不便に 船会社整理はじまる
赤字航路は公営化
国や自治体が買い上げそれをまた船会社にまかせる、差益はどこに?
20年定年制?船齢延長検査でさらに儲ける仕組みも
[キムチミーナ]政府が収益性が落ちる離島航路の船舶を国や地方自治体が直接運営する公営制の導入を推進する。貨客船会社の劣悪な経営で安全管理が疎かになることがあるとみて、政府が直接船舶の安全を取りまとめ`第2のセヲル号`発生を防ぐという趣旨だ。 また船会社参入障壁も消えセヲル号を運営した清海鎮海運のように数十年ずつした航路を独占する慣行も解消される見通しである。
イ·ジュヨン海洋水産部長官は2日の閣議で、セヲル号の事故の再発防止のために、このような内容の`沿岸旅客船安全管理の革新対策`を報告した。 海洋水産部対策の核心は赤字航路公営制導入である。政府は、船会社の零細性、収益性の不足のために船が老朽化して安全管理の投資をしていないなどの問題を解決するために、観光航路を除いた赤字ㆍ生活航路は、公営制を導入する方針である。政府公営制導入航路は、収益性が低下する26個になると観測される。
公営制導入に110億ウォン以上の資金が必要になると推定される。 客船導入、改造、検査などの過程で安全性を重視する作業も頑固になる。廃船の安全性の問題を考慮して、カーフェリーなど船齢は20年を原則とするが、毎年厳しい船齢延長検査を受けることを条件に、5年まで延長することができるように規制を強化する。復元性(船舶が片側に傾いたときの平衡を回復する能力)が低下する改造は全面的に禁止される。 海洋水産部は、復元性の検証システムを強化し、客船履歴管理制度を介して船舶の情報を体系的に管理する方針である。 客船市場への参入障壁を崩すために免許制度も変わる。従来まではフェリーの新規免許を取得するために全体の船の最近3年間の平均輸送収入率が25%を越えなければならなかったが、この規定が廃止されている。 従来の事業者が、特定の路線の長期独占を助長するという批判を踏まえたものである。 政府は、セヲル号の事故のように故意、重大な過失により人身事故を引き起こした場合、事業者が保有している全ライセンスを解除して、再入も禁止する案を制度化することにした。 イ·ジュヨン海洋水産部長官は、「顧客誘致競争が行われれば、既存の事業者は、多くの困難になることができている」とし「運賃制度を合理化して船会社が通常の利益を確保することができるように弾力性のある運賃制、燃油割増料金などを導入する」と説明した。
旅客船の安全管理指導、監督システムは改良されている。運航管理者が、韓国海運組合から分離され、海洋警察の沿岸旅客船安全管理業務は海洋水産部に一本化して、政府が海上安全監督官を経由便管理者を直接監督する。セヲル号の事故当時船会社の利益団体である海運組合のずさんな運航管理と海洋警察の監督怠りまな板に上がったからだ。
(翻訳:みそっち)
燃油割増料金? 飛行機で言うところの燃油サーチャージのあれのことです
しかも船会社を公営化するとは言ってますが料金のことはひとことも触れていません、離島航路はきっと高くなるんでしょうね。
艦齢20年も無くなる? これは大変なことですよ ”昨年末現在、当局に登録されている客船はすべて224隻で、このうち船齢が30年を越えた船舶が7隻に記録されている。30〜35年未満の旅客船が4隻、35年以上の客船が3隻である。25〜30年未満の旅客船も13隻が登録されている。”>>>これらすべてが大型艦でニホン製がほとんどです。
これが全部ダメだとなると旅客定員比率で見ても55%もの船が不適合になります。 この代わりになる船を韓国で作れれば良いのですが、旅客船建造では韓国の造船会社は500t程度のものでも数隻しか作った経験がありません。つまり完全に海外の中古船だけで営業してきた船会社ばかりですから潰れる会社も出てきちゃうでしょう。
結論から言うと ”艦齢20年”っていうのは空念仏で終わりそうです、今ある船の代わりが見つからないことやあったとしても20年物ばかりだからですね
※外国から輸入した船はその時点で新規登録とする>>なんていうテクニックが出てきそうでしょ
離島の住民には割引料金が設定されています。ぺにょん島なんかは2時間くらいの船旅(57000ウォン)なので離島って感じがしますが、実は済州島も離島割引があるんだそうです。これは済州航空の飛行機便ですが、毎月はじめ頃に予約をすると済州島民は割引運賃が適用されるんだとか 但し最近の格安航空チケットよりも料金が高いのでメリットもないし利用する人もいないんだとか。
ふねはちょっと