韓国型地下鉄料金キセル術
ちゃっかり型、老顔型、無鉄砲兄…
地下鉄のただ乗り"これじゃないでしょう"
[餃子のミーナ]先月末、ソウル銅雀区のある地下鉄駅、退社時間の地下鉄から出た乗客たちが改札口で交通カードをかざす度にピーピー音が相次いで鳴っている。 駅務員のパク某代理の視線も忙しくなる。
▲一般的なカードは緑、ただカードは赤、割引交通カードは青で表示される
その時、改札口に赤ランプが灯った。 65歳以上の老人が無賃乗車できるシルバーカードを使用したという表示だ。 ところがシルバーカードを使用した乗客は40代に見える男性だった。
パク代理は、その男に先ほど使ったカードを示してほしいと要請した。 男が差し出したカードは、一般の交通カードだったが、確認の結果、先ほど使ったものではなかった。 パク代理が、"このカードではなく、今、高齢者用のカードを使用したようだ"と話すと、男の表情が歪んでしまった。 "証拠があるのか"と声を高めた男は、暴言まで吐いた。パク代理は、男を落ち着かせた後、閉鎖回路(CC)TVに録画された証拠映像を見せてあげた。 シルバーカードを使用する姿が撮られた映像に男も言葉を失った。
パク代理は、"不正乗車が摘発されても、言い逃れをする乗客が多い"と、ため息をついた。
▲自動改札になってから駅員は分業化がすすみ摘発係を別個に雇うことになったり
ソウル地下鉄2号線の舍堂(サダン)駅で勤務するキムグヮンボム代理も不正乗車の取り締まりの困難を訴えている。 障害者福祉カードの使用者の中には見掛けに障害者なのかわからない場合が多く、疑わしいときは、身分証を確認してみるしかない。 最近、キム代理は福祉カードを使用した乗客に身分証を見せてほしいといって、非難された。 乗客は"友達と一緒にいるのに私が福祉カードを使うと恥をくれるか"と腹を立てた。 しかし、気まずさを冒して確認してみると、その乗客は障害者ではなく、福祉カードも自分のものではなかった。
地下鉄駅の現場勤務者たちが語る、不正乗車方法は千態万状だ。 通勤時間帯には前の人が交通カードを撮って改札口に出るときぴたりとくっついていく'ちゃっかり型'が多い。 切実な表情で化粧室が急ぐとして、ちょっとだけ改札口を開けてほしいと声をかけては、職員が改札口を開くやいなや、高飛びを打つ'演技型'もある。 壮年層には見掛けが老人なのか把握しにくいという点を利用して配偶者や親戚のシルバーカードを使用する'老眼(老顔)型'が多い。 改札口を乗り越えたり、堂々と非常の改札口を通って入る'無鉄砲兄'も依然少なくない。
昨年、ソウル地下鉄の不正乗車の摘発件数は1~4号線を運営するソウルメトロで1万4538件、5~8号線を運営するソウル都市鉄道公社で1万7570件に達する。 両機関を合わせると、毎日88件程度の不正乗車を摘発するわけだ。 1~8号線で不正乗車の付加金で、昨年だけでも11億ウォンをかけたが、摘発されていない不正乗車による被害はこの金額をはるかに上回るだろうと予想される。 取り締まりの人員が不足して実際行われた不正乗車に比べて摘発件数が極めて微量なためだ。
一人の不正乗車は他の乗客たちに'私も一度やって見ようか'という考えを植えてくれたりもする。 大学生のソン某さんは"交通カードを忘れて家まで戻ろうかで悩んだときに、非常改札口にそのまま入る人を見て真似したことがある"と話した。
累積された不正乗車による地下鉄の運営、財政基盤の弱体化は運賃の上昇など、全体市民に被害に戻りうる。 ソウル都市鉄道公社の関係者は"取り締まりとして、不正乗車を防ぐのに限界がある。 市民の成熟した姿勢が必要だ"と話した。
(翻訳:みそっち)
あのほら独立有効者や国家有効者ってあるでしょ、あれはタダなんですね、ついでに5.18民主有効者っていうのもあって、あの光州武装反乱のときのけが人のことなのかな?。もちろん本人なら本人は無料ですよ、死んだら誰か遺族一人がその権利を受け継ぐようになってます、65歳以上になると地下鉄無料になるハナシは過去カキコにあります。子供と障害者は半額ですよね、そうなると誰か親戚や知り合いのカードを借りて使う人が出てくるじゃないですか。そいうことです
そんな違反がばれると全区間の30倍だそうですからニホンと似てますね。