韓国でのPM2.5の主な排出源は韓国国内
悲報、大気汚染物質は主に韓国国内で発生している
石炭で火力発電だけじゃない、全世界で生産される練炭の7割を燃やす国
［餃子のミーナ］韓国でのPM2.5 (微小粒子状物質)の主な排出源は、中国からではなく、韓国国内で発生していることがわかりました。世界規模の環境問題に取り組む国際環境NGO「グリーンピース」は4日、ソウルで記者会見し、韓国で検出されるPM2. 5の主な排出源は、韓国の自動車、工場、石炭発電所であると指摘しました。
それによりますと、中国で発生したPM2.5が韓国に影響を及ぼすのは30～50%で、残り50～70%は韓国国内で発生しているということです。
中でも深刻なのは「工場内の石炭、石油燃焼」で、排出量全体の40.4%を占めているということです。
グリーンピースは、「ハーバード大学公共保健大学院の大気モデリングを用いて、韓国の石炭発電所53基から排出されるPM2.5による死亡現況を調べたところ、韓国で毎年最大1600人が早期死亡している」ことが確認されたとし、韓国政府が、2021年までに石炭発電所24基を増設した場合、早期死亡者は最大で2800人に増えると指摘しました。
ソウル市のPM2.5による大気汚染は、一立方メートル当たり25.2マイクログラムで、ニューヨーク(13.9マイクログラム)、ロンドン(16マイクログラム)、パリ(15マイクログラム)などよりはるかに高くなっています
（監修：みそっち）
すべての責任はほかのどこかにある
