韓国じゃ微細粉塵が降ってくるんだぜ

今年の冬、最悪のPM2.5･黄砂もひどいや

8日、首都圏を含め9つの市·道で非常低減措置を施行
全国的に大気の質は「非常に悪い」ってよ

［ソウルミーナ］黄砂は通常、中国モンゴルで発生した土埃が風に乗って飛んでくる自然現象です。普通日照りがひどいと黄砂もひどく、逆に日照りが少ないと黄砂も少ないと知られています。黄砂関連の予報は気象庁が担当しています。

一方、PM2.5は自動車や工場、家庭などで石炭や石油が燃焼して排出された人為的な汚染物質です。PM2.5は石炭依存度の高い中国で発生し、やはり風に乗って韓国に渡ってくる場合もあれば、韓国自体で発生する場合もあります。 PM2.5の予報と警報は現在、環境部で担当しています。 

環境部は7日、ソウル·仁川·京畿·大邱·慶北·忠清北道·忠清南道·世宗·江原嶺西など全国9市·道に8日午前6時から午後9時までPM2.5非常低減措置を施行すると明らかにした。 関心段階のPM2.5危機警報も発令する。

通常、黄砂のレベルがひどかったり、スモッグがひどければ、PM2.5の濃度は上がることになります。両方とも同じように体に有害なので黄砂とPM2.5を同じものと見る傾向もあります。 しかし、厳密に言えば、PM2.5の方がはるかに体に有害です。 

9つの市·道はこの日の0時から午後4時までPM2.5の日平均濃度が50マイクログラム/㎥を越え、翌日の8日も日平均濃度が50マイクログラム/㎥を超過すると予想され非常低減措置施行条件を充足した。

粒子状物質と黄砂の流入で同日、全国は高濃度粒子状物質で覆われた。 午後8時基準のPM10の日平均濃度は56マイクログラム/㎥で、PM10の1日平均濃度は109マイクログラム/㎥だ。 2021年の超微細粉塵の年平均濃度が18μg/㎥であり、微細粉塵は36μg/㎥である記録に比べると普段より多いホコリが大気に漂うわけだ。

非常低減措置により、仁川と忠清南道では石炭火力発電機8基の稼動停止と27基の出力制限措置が維持される。 PM2.5の多排出事業場は操業時間を短縮し、稼働率を下げる。 都心道路の水掃除回数も増える。 8日が休日なので、排出ガス5等級車両の運行制限は取り締まらない。

国立環境科学院は8日、首都圏･江原嶺西･忠清圏･湖南圏･嶺南圏･済州圏はPM2.5水準が「悪い」であり、他の地域は「普通」であると見通した。 また、首都圏･江原嶺西･世宗･忠北･忠南･大邱･慶北は午前一時ころのPM2.5が「非常に悪い」水準であると予想した。

PM2.5が濃い時にはなるべく外出せず、外出する場合はマスクを正しく着用し、大気汚染物質が多く出る道路や工事現場周辺には長く留まってはならない。 外出後は必ず手·足·目·鼻を流水で洗って歯磨きしなければならない。 水をよく飲んでビタミンCが豊富な果物や野菜を食べるのも役に立つ。

（ソウル/みそっち）

---

韓国では黄砂がやって来ると散水車も出てきて道路を濡らします。寒い冬では最大事故案件ですが、やがて暑苦しい夏がやってくると散水車も本気を出して毎日水を撒くのです。ところが水タンクの中身は韓国の水道水ですから風向きによっては濃縮された水道水の汚染物質が周囲に漂うことにもなりかねません。いわゆる臭い水問題ですね。

それもこれも全部大気汚染に関係していると考えると、黄砂のせいにできない環境庁はこの時期になると言葉遣いも荒くなるようです。　わっはっはぁ　　はぁはぁ