今日の昼頃、ソウルからも見えるか天体ショー

2.5トンの米衛星、韓半島に墜落…政府、警戒警報発令

NASAは予測を更新中、韓メディアは半島近隣到達は昼12時50分~12時53分
米衛星今日墜落一部の残骸は韓半島の広範囲に墜落する可能性

科学技術情報通信部は寿命が尽きた米国の地球観測衛星「ERBS」が韓半島近隣に墜落する可能性があり宇宙危険対策本部を招集し万一の場合に備えていると9日明らかにした。
科学技術情報通信部はこの日午前7時、衛星墜落にともなう警戒警報を発令し「宇宙危険対策本部」を招集した。
これより先、昨日8日午後11時すぎにも、科学技術情報通信部と韓国天文研究院は墜落衛星に対する軌道分析結果を1次発表した。この発表（8日午後5時基準分析）では、予想墜落時点が9日午前9時から午後5時と分析された。

▲ERBS衛星。【写真提供=アメリカ航空宇宙局】

米航空宇宙局（NASA）は7日（現地時間）、ERBSが地球に墜落していると発表した。NASAの地球観測衛星（ERBS）は1984年10月5日、チャレンジャー宇宙往復船から打ち上げられた後、地球熱放射分布を観測し分析する任務を遂行した重さ2450㎏の衛星で、現在墜落中だ。ただし、大気圏進入後、大部分の船体が燃え尽きるると予想され、直接的な被害発生の可能性は低いと科学技術情報通信部は説明している。

▲9日午前4時の分析基準、米地球観測衛星の墜落予想範囲内の韓半島通過予測軌跡、大田市中心半径500キロ（黄色）と1000キロ（赤色）の範囲（科学技術情報通信部提供）

米国の地球観測衛星「ERBS」が9日午後12時20分から午後1時20分頃に墜落する可能性があると分析された。墜落予測地点には韓半島も含まれた。

韓国天文研究院が同日午前4時基準で行った軌道分析結果によると、ERBSは同日昼12時20分から午後1時20分の間に墜落する可能性が高い。

韓国天文研究院は追加分析の末、予測時間を9日昼12時20分から午後1時20分までに縮めた。この分析は9日午前4時基準だ。この分析によると、衛星は9日午後12時50分から午後12時53分の墜落予測の範囲に韓半島が含まれている。

これに伴い、科学技術情報通信部はオ･テソク第1次官を本部長とする宇宙危険対策本部を招集し、万一の場合に備えている。

科学技術情報通信部は「墜落衛星は大気圏進入時に摩擦熱によって解体され燃焼され大部分焼失すると予想されるが、一部の残骸が広い範囲にわたって落下する恐れがあり、最終墜落地域では注意が要求される」として「韓半島通過予測時間前に災難安全文字等を通じて国民に知らせる予定であり、墜落が予測される時間の間に外部活動時に留意し放送メディアなどニュースを注視することをお願いする」と強調した。

落下残骸の疑いがある物体を発見した場合、接触して消防署に直ちに通報すれば良い。

韓国天文研究院傘下の宇宙環境監視機関（NSSAO）は、各種望遠鏡やレーザー追跡システム、外惑星探索システムなどを通じて宇宙を監視し、関連情報を公開している。宇宙監視は人工衛星、発射体、推進体、宇宙ゴミなど人工宇宙物体と彗星、流星、小惑星など自然物まで危険になりうるすべてのものを対象に行われる。宇宙監視は領空防御、人工衛星管理と接しているため、通信産業･国防分野にも重要である。

（ソウル/みそっち）

Googleearth®で半島を拡大して切り取ってソウルのあたりに何本か曲線を載せて、ソウルを中心とする円（この場合少し楕円だとそれっぽい）を書くと似たようなものが簡単に作れるわけです。

今回の人工衛星墜落は去年のうちから年明けの1月初旬に地球のどこかに落ちるという小さなニュースになっていました。そしてここ1週間程度の範囲で、英文で”サテライトの墜落”を検索しても韓国・滅亡・全滅などの文字は見つかりませんでした。むしろすっかり忘れていた衛星墜落の軌道が韓国上空を通過するなんてことをでっち上げて、国民の不安をどこかの誰かの責任として空に向けるような作為が働いたと考えるほうが自然でしょう。

そいうわけですから火の玉が落ちてくるのをコロッケを食べながら待ちたいと思うのです。