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嫌韓(いやかん)ってホントはどうなの?

火は住居用ビニールハウス3棟を!



あのソウル江南区にある九龍(クリョン)村でまた火災が発生した。


イメージ 1[ソウルミーナ]12日、警察によると、同日午前4時57分ごろ、ソウル江南区開浦洞の九龍(クリョン)村で原因の分からない火が出た。

火は住居用ビニールハウス3棟と内部の家具などを燃やした後、1時間9分後に鎮火し、人命被害はなかった。
消防関係者は"火災当時、住民2人が避難する騒ぎがあったが、ビニールハウスに人がいなかったため、人命被害を防ぐことができた"と明らかにした。
一方、警察と消防当局は、正確な被害規模と火災原因などを調査している。



(翻訳:みそっち)



九龍村といえば韓国ソウルでも有数の歴史的趣を感じさせる伝統的住居が立ち並ぶ地区として有名ですね

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▲遠くの方に見えるタワーパレスに住むと眼下にはこんな光景が広がっています、こちら側が南側なわけですがタワーパレスの住人は何事もなかったかのように見ぬふりを決め込んでいます。


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江南区がソウル市に編入された1975年頃には、このあたり一面が農家の点在する田舎でしたが、都市化の進んだ1990年代に開発が決定されると土地の値上がりを見込んで勝手に住み着くものが増えたというのがこの伝統的集落の始まりです。


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▲それぞれが廃材などを組み立てて住み着いた九龍地区には現在も1万人(2500人)以上が暮らしています。立ち退き料めあてに住んでいる者が多く、その土地登記関係は複雑に入り組んだものとなっているのが特徴です。


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▲2013年撮影では九龍住民自治会館は3階建て構造になっていない、このあと急速に要塞化が進められ強制立ち退き執行に対応する最大の拠点が建設された。



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▲九龍地区にはなぜか自治会が二つあってそれぞれが違う主張をしています、ただし住民はその両方の自治会に加入することもできるため住民移転訴訟などの際には共闘することが知られています。(住民以外にも自治会関連の活動をしている者が多い)


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▲ビニールハウス村のはじまりは、農家のビニールハウスを間借りして住み着いたものが始まりと言われていて、歴史的に見てもごく最近になって出来た生活習慣です。
※某体操選手の実家がビニールハウスだったのはとくに有名らしい



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▲住民たちの共通した願いは、九龍地区が開発されて大型高層住宅が出来た時に無償で入居し補償金も受け取るというたいへん微笑ましいものとなっています。


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▲近未来と現代が同居する600年の都ソウル、見所がいっぱいですね。

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▲無許可で建てられた”伝統韓国型住居”はこれまでにも度々火災の被害に遭ってきました。 その都度建て直しされて”新築高層住宅無償入居”の日まで住み続けます。



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お買い物にはバイパスの向こう側まで歩いて行くんですよ