クルーズ船の超大型入港キャンセル相次ぐ
超大型クルーズ船の超大型入港キャンセル相次ぐ
メルスの影響、クルーズ船仁川港入港の取り消し相次いで
アジア最大規模の16万t級クルーズ船なのに韓国には寄港しないからねっ
仁川寄港をキャンセルしたクルーズ船は日本に寄港地を変更
[トラベルミーナ]MERS(メルス)拡散の影響で、仁川港に大型クルーズ船の入港が相次いでキャンセルされながら、クルージング業界に深刻な打撃を与えている。
仁川(インチョン)港湾公社は10日、世界2位のクルーズ船会社であるロイヤルカリビアンのクルーズ所属の'クアンタム・オブ・ザ・シーズ号'側が、来る10月まで5回の仁川寄港をしないという通報を受けたと明らかにした。
この船は歴代仁川(インチョン)港に入港するクルーズ船の中で最も規模が大きな16万7千t級で来る27日、初の入港を控えていた。
▲クアンタム・オブ・ザ・シーズ (Quantum of the Seas)は、2015年6月から上海母港のアジアクルーズを販売している。
同日午後1時、仁川港に入港する予定だったイタリア国籍のクルーズ'コスタビクトリア号(7万5千t級)'も前日、仁川港寄港をキャンセルした。
さらに同日午後に入ってからはコスタクルーズのコスタ・セリーナ号(11万t)も来る11月まで計6回寄港をキャンセルすることを知らせてきた。
▲コスタ・セリーナ号は、あのコスタ・コンコルディア号の姉妹艦です
これらの仁川寄港をキャンセルしたクルーズ船は日本に寄港地を変更することで知られた。 仁川(インチョン)港湾公社関係者はメルスの影響で、同日現在まで入港の取り消しを通知したクルーズ船は4隻で計15の航海が取り消されたと明らかにした。
仁川(インチョン)港に入港を決定したクルーズ船もメルス感染を懸念して、普通の乗客を陸地に降りて寄港地を一日くらいで見て回ることができるようにする観光は取り消される予定だ。
それぞれ乗客3千人余りを乗せた'ボイジャー・オブ・ザ・シーズ号'と'マリーナ・オブ・ザ・シーズ号'は当初12日午前6∼7時に仁川(インチョン)港に入港し、翌日午前2時に出航する予定だった。その間クルーズ乗客らは仁川地域を見て回りながら、ショピングと観光を楽しむことが計画だった。しかし、2隻のクルーズ船はメルス感染を懸念して、12日午後7時に入港、乗客たちを陸地に出さず、当日午後11時にすぐに中国北京と天津(の)にそれぞれ出港すると日程を変更した。
仁川(インチョン)港湾公社の同関係者は"メルスの影響がいつまで持続するかどうか分からないが、クルーズ業界には深刻な打撃を受けるだろう"と憂慮した。
(翻訳:みそっち)
クルーズ業界は大きなダメージ 大きなダメージ? 仁川に寄らないクルーズ船は韓国船籍ではありませんから深刻なダメージを受けるのは仁川の観光業界ですよね。
クルーズ船がどっかに寄港して上陸すると市内観光があったりするわけですが、その時にお金を落としてくれるのを待っていた仁川港としてはがっかりです。
ちなみに仁川に寄港するクルーズ船の上陸プランでは、仁川港の夜景とか...それしかないんですけど。まさか上陸してお土産を買う人がいるとでも思ってるのかな?
んとね、大きな船になると載せる食料や水も、ものすごい量になるんですが、なぜか韓国で水や食料を載せるというハナシは聞いたことがありません。クルーズ船が寄港するとその港の名物料理がビュッフェで提供されることがあるのですが、イタリア船籍のクルーズ船のシェフが”キムチ”を出すことはありませんよね。