潜水艦、スクリューに151のひび割れっ
"安重根艦の国産スクリューに151つの亀裂発生"
製作会社は'使用不可'+′無償交換′、軍機関では'問題ない'
[国防ミーナ]最新鋭潜水艦である安重根艦(1,800t級)のスクリューに151つの亀裂が発生したことが明らかになった。
新政治民主連合キムグヮンジン議員が22日に公開した国会国防委員会の海軍本部国政監査資料によると、2009年11月、海軍に引き渡された安重根艦は昨年8月2日、海軍整備施設が野戦整備期間に実施した亀裂検査で亀裂が発見された。
当時、7つの翼から7つの亀裂を発見して製作会社の現代(ヒョンデ)重工業に要請して精密点検を行なった結果、すべて151つの亀裂が発生した。 製作会社は1、2、5、7度翼に5つの深刻な亀裂が発生し、今後、持続的に使用することが不可能だという考えを国防技術品質院に伝えた。
¥それにもかかわらず、国防技術品質院はプロペラが購入要求仕様書に合わせて製作されたとし、海軍に問題がないと通報したと、キム議員は伝えた。
製作会社は安重根艦スクリューについて国防技術品質院から通報で購入要求仕様書どおりに制作されたために無償で交換や修理をする必要がなかったにもかかわらず、"事後ボランティアレベル"という理由で保有していたドイツ製スクリューと交代して151つの亀裂が生じたプロペラは廃棄した。
キム議員は"製作会社が深刻な亀裂によって、今後の使用が不可とするのにむしろ軍がこれを問題がないと話するのは常識と反すること"とし、"調査が必要である"と話した。
(翻訳:みそっち)
保有していたドイツ製と交換したというのですから、ひび割れたのはドイツ製じゃなかったということになるのかな?
どうやら、安重根艦だけに国産のスクリューを装備していたみたいです、ほかのはドイツ製を買ってきて付けたみたいですね
潜水艦のスクリューといえば映画などではワイヤーに絡まって危機になるものですがあれは銅の合金でつくられていて鋳物なんだそうです、ニホンでは国産品ですからあまり気にすることもないのですが、韓国にはスクリュー専業メーカーがありません、これまでの軍艦のスクリューはひとつのこらず輸入品なんですよね。
韓国では国内メーカーが買ってきたものは国産品と呼称する習慣があるのですが、問題のないドイツ製と交換したというのですから韓国の現代造船では潜水艦のスクリューの国内生産に成功したとかいうことなのかな?
とはいっても見本があれば同じようなものをつくるのは可能なわけでそうやって作ったものなのでしょう。 そのスクリューも鋳物のままではザラザラしているのでそれを機械的に削るんですが、これが東芝ココム事件というもので話題になった3次元切削機だそうです。そういうのと縁のない韓国で214級潜水艦のパーツを作ったわけです。
あと何隻かあったわけだけど、ほかのは大丈夫なのかなぁ、孫元一艦なんていうのはもう行方不明になってから随分経つけど、解体されちゃっていれば整備点検なんていうのとは無縁だから未来永劫問題が発生しないのかもしれませんよ。
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1,400億特殊浸透機レーダー異常で性能検査不合格
米軍のようなC-130に地形レーダーを搭載、輸送機なのに
[国防ミーナ]韓国軍が1,400億ウォンをかけて浸透用の特殊輸送機改良事業をしていますよ。
今回も不良部品を装着したうえ対象機種を誤って選定して、最初から事業自体が中止される危機に直面しました。
米軍の特殊作戦浸透のために使用されるMC-130輸送機です。
夜間や悪天候でも低空で飛行することができ、特殊部隊の兵力と物資を敵陣深く浸透させることができます。
私たち当初の計画では2007年から1千億ウォンをかけて一般的なC-130輸送機4機を特戦隊浸透用に改良する事業に着手しました。
ところが、昨年12月に空軍の受け入れ検査で地形を検出する役割をする多機能レーダーが消える現象が発生しました。
このような欠陥が生じた場合に飛行高度を認識することができない夜間に墜落する危険性が高くなります。続いて、今年5月には、レーダーがリセットされる現象までできました。
さらに大きな問題は、飛行の安全規制上整備に入らなければならない輸送機を改良対象に選定したという点です。
重整備をすれば、6ヶ月に渡って主要部位を全面解体しなければならほど改良部品装着を最初からやり直す必要があります。
このため事業が遅延され、追加費用も4億ウォンが増えました。
チョン・ミギョン(国会国防委委員):「総整備まで入らなければならない状況だから、事業がいつ再開されるか知ることができません。防衛事業庁のどんぶり勘定式の業務システムを原点から見直し必要があります。 "
特殊浸透用輸送機が存在しない場合、有事の際特戦司令部要員たちは、北朝鮮の対空火器に無防備にさらされている一般的な輸送機で敵陣に侵入する必要があります。
(翻訳:みそっち)
こっちは米軍が使ってる夜間降下にも使える地形レーダー付きのC-130を特戦部隊に配備するってハナシですが、輸送機の機体を作戦用に使うとなると、機体を総バラシして整備するんだそうです。つまり輸送機だったものを違う目的で使うために改造するってことですね。こういうのはよくあるんですが、地形レーダーのほうが、安く買ってきたら地形を表示しなかったというのです。いえいえ韓国軍は夜は飛びませんから関係ないかと思うんですけどね。ほら、韓国の空挺部隊っていうのは独立した部隊じゃなくて特戦司令部ってとこのが落下傘降下するんだそうですよ。かれらは夜間降下できませんからね。
そういえば”空の神兵”とかにあるように多くの国で空挺部隊が活躍してるんですよね。もちろんニホンでも陸海軍それぞれが落下傘部隊を運用していました。バレンバンとかですね、ドイツならベルギー戦やクレタ島なんかですし連合国ならノルマンディの後方かく乱に活躍しました。そうなると韓国軍にだけ、”落下傘部隊”の活躍というものがないのです。それでね、朝鮮戦争中のファンタジーとして1994年公開の韓国映画で”韓国軍パラシュート部隊”がキタ朝鮮に降下する話をはじめとして、事あるごとに映画の中では韓国軍がパラシュート降下するシーンが出てくるのだそうです。
いずれそのうちには、”朝鮮戦争の勝利は韓国軍降下部隊による活躍がぁ”とか出てきそうですよ。
さて米軍ではパラシュート部隊侵攻用に地形レーダーをつけたC-130を使っています
そうなると同じものが欲しくなるんですよ。輸送機の用廃近くなったようなのを4機まわしたんでしょうね。