信用回復委員会が大忙しだよ
不況に40∼50代多重債務者の急増…社会問題拡大懸念を示した
[マネーミーナ]韓国銀行の資料分析してみれば多重債務者がごろごろ、おひとり様あたり1億ウォンとなればあとは漢江か練炭しかない。
◆20年以上ボタンなど、衣類副資材を製造する小さな工場を運営してきた50代Aさんは、数年前から続いた景気低迷で事業不振を経験し始めた。 運営資金に問題が起きると、彼は銀行でお金を借りてきて、どうにか持ちこたえてみようとした。 しかし、事情は好転せず、、第2金融圏でも高金利の給電を借りざるを得なかった。 このようにして増えた借金は1億4500万ウォンに達した。 結局、A氏は工場を整理して、建設現場の日雇いや代理運転で生計を立てているが、返済が厳しく信用回復委員会に助けを要請した。
◆40代の女性B氏は、夫の失業で一人で家族の生計の責任を負わなければならなかった。 皮膚管理室などで働きながら生活費を稼ぎながら、不足すればやむを得ずクレジットカードを使った。 しかし、カード決済が延滞されることが多くなっており、急場しのぎ心情で、クレジットカードを回して防ぐ、カード対還貸出などを利用し、借金は6800万ウォンへと増えた。 ここに夫の失業前、高騰する不動産費用に、自宅を買おうかと銀行から借りた7000万ウォンの融資を受けた。 このように借金が増え、B氏は利子も賄えない状況に追い込まれた。
景気が厳しくなり、金融会社3ヵ所以上で融資を受けた40∼50代多重債務者が増加している。 米国の金利引き上げなどに負担が増えれば、彼らは破産など崖っぷちに追い込まれるしかない。
4日、国会企画財政委員会オ・ジェセ議員(新政治民主連合)が韓国銀行から提出された'家計融資多重債務者の年齢帯別割合'資料によると、全体多重債務者のうち、50代の比重は2012年22.4%から今年6月末24.1%に増加した。 これは2014年23.6%に比べても0.5%ポイント増えた水準で増加幅が日増しに高まっている様相だ。 割合が最も大きな40代も2012年34.5%から今年6月35.5%に増えた。 60代以上の多重債務者は5.4%から6.9%に増え、最も大きな上昇率を示した。 これとは違って、10代と20代の多重債務者の割合いは減少傾向を見せている。
家計貸し出し多重債務者の年齢帯別比重推移(単位%)
▲2015年6月末で多重債務額は347兆、たしかに30代以下の割合は減っているけど
景気悪化で40∼50代が直撃を受け、借金泥沼に陥っているものと分析される。 失業や事業の経営悪化など経済的に困難な状況に喘いでいることだ。 こんな時急なお金が必要ならば貸し出しを受けるしかない。 しかし、返済できず、一旦ほかの借金をして延滞を防ぎ、来月、返済日が戻ってきたらまた借金をして既存の貸し出しを返す悪循環に陥り、多重債務を負うことになる場合が日常茶飯事だ。
米国が基準金利を引き上げて、私たちも一緒に金利を引き上げれば、多重債務者たちの負担は大きくなる。 多重債務者の60%を占める40∼50代が経済活動の中核年齢という点で経済回復の足を引っ張って家庭破壊、貧困層の急増と同じ社会問題に飛び火する可能性も排除できない。 何より60代以上の多重債務者らははっきりした所得源がなく、負債を返済する道が閉ざされて個人破産者が続出することもできる。
オ・ジェセ議員は"NICE信用評価情報で集計した6月末現在、多重債務額は347兆9000億ウォン、1件当たりの平均債務額は1億ウォンに達する"、"多重債務者の保有債務が全体家計負債の30%に達しており、これらのための対策作りが急がれる"と話した。
(翻訳:みそっち)
順調に増えている多重債務者、半島から経済難民が逃げ出している
今年6月末基準、多重債務者数344万人、債務額347兆9000億ウォン
1人あたりの平均負債額は1億119万ウォン、2010年比14.1%増加
"格付けの低い人、銀行圏融資10%、非銀行圏は66%に、銀行の敷居高いため、"
1人あたりの平均負債額は1億119万ウォン、2010年比14.1%増加
"格付けの低い人、銀行圏融資10%、非銀行圏は66%に、銀行の敷居高いため、"
[はたらけミーナ]国内'多重債務者'の1あたりの平均負債額が1億ウォンを超えた。
17日、新政治民主連合オジェセ議員によると、今年6月末の時点で銀行、キャピタル、貯蓄銀行、貸付業など金融圏3ヵ所以上に債務を保有した多重債務者数は344万人で、負債額は347兆9000億ウォンに達する。
1あたりの平均負債額は1億119万ウォンに、この2010年(8871万ウォン)と比べると、14.1%増加した。 普通の債務者の平均5749万ウォンの1.8倍、全体債務者の平均6591万ウォンの1.5倍水準だ。
▲2012年4月の集計では182万人が多重債務者数だったが
今年は344万人で1.9倍になっている、これが韓国型統計の方法
オ議員は"多重債務者が保有した債務は全体家計負債の30%"と"債務再調整の際、100兆ウォン前後の資金が必要と推定される"と話した。
信用格付け別見ると、クレジット債務者の7.3%が多重債務者であることが分かっており、中位信用者は27.3%、信用度の低いは38.0%だ。 債務額で見るとクレジット債務者のうち、17.5%が多重債務者であり、中位の債務者の47.8%、信用度の低い債務者の52.2%がそれぞれ多重債務者に調査された。
クレジット債務者のうち、23.3%、中位融資者の47.4%が銀行貸出しを受けられずに非銀行融資を利用しているのが実情だ。
特に、低信用者の場合、銀行圏融資のみを利用している割合が10.7%に過ぎず、非銀行融資を利用する割合が66.1%、銀行・非銀行重複利用は23.2%に止まった。 格付けの低い人に対する銀行の敷居が過度に高いという指摘だ。
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借りたら返せばいいんですよ、ところが朝鮮社会では借りたらまた借りればイイって考えるんです。そして10年毎にIMFしたりするんですが、これは企業を整理するだけなんですよね、徳政令ってなると困るのは銀行などの金融業ですが、個人負債のほうにはIMFは手出ししませんからね。銀行が不良債権を掴んだとして銀行の債権を紙切れにするんですが、非銀行圏の”金貸し”のほうが歴史が長いですからそっちの借金は丸々残るわけです。そっちの金利のほうも徐々に下げるようになっていますが借りた額はいつまでも背負うことになっているようです。
あのほら、アパート借りる時の傳貰(チョンセ)ってあるじゃないですか、あれはお金を家主に預けて家主が運用して利益が出るでしょ、韓国の金貸しもお金を貸して、元本の回収よりもいつまでも長く利益を得るために貸しっぱなしにしたいのです。
そんな借金体質のひとを量産するためには大学の授業料とかで奨学金を学生のうちから借金させることが効果的なのでしょう。
ニホンでは大きな借金というと思い浮かぶのが住宅購入ですが、韓国ではそっちのほうは投機目的になっていますから全員がそっちで借金するわけじゃありません、それでも多くの人が借りるように”奨学金”のほうを貸すことに熱中していたりするのです