「脱線事故」を「訓練」と発表した仁川交通公社
仁川地下鉄2号線「脱線事故」を「訓練」と発表した仁川交通公社
組織的に隠蔽しようとしていたことが確認される
最近の日付2016年10月6日
[駅のミーナ]開通後の頻繁な事故多発で「事故鉄」という汚名を受けている仁川地下鉄2号線が8月の脱線事故を隠していたことが明らかになった。
仁川市と仁川交通公社は去る8月7日午後9時30分、仁川市南洞区雲宴仁川地下鉄2号線雲宴車両基地から整備工場に向かった列車が脱線したと6日明らかにした。
しかし、当時のイ・グァンホ仁川交通公社社長職務代行とチョ・シング技術本部長は「脱線疑惑」について、実戦に備えて、ごく少数だけが知っていた模擬訓練しながら、わざわざ電車を脱線させたと明らかにした。
しかし、このような解明はすべて嘘で明らかになった。実際の列車は脱線し、仁川交通公社は、CCTVビデオがないと明らかにしたが、動画はあった。仁川交通公社は「CCTVは、保存期間が7日、期限が経過して削除されたし、わざわざなくしたわけではない」と述べた。
仁川交通公社の関係者は、「7月30日の仁川地下鉄2号線開通初日から6回続けての事故発生で列車の運行が停止するなど相次ぐ事故で、さらに脱線まで知られれば、市民の不安が増幅されるので模擬訓練に変えて発表した」と打ち明けた。
仁川交通公社は脱線事故隠蔽の監査に着手した。新イジュンホ仁川交通公社社長は、「仁川市民に申し訳ない」とし「関係者を問責する」と語った。
(翻訳:みそっち)
まぁほら、バレなければ何をやってもイイというのが国民性ですから後になって聞かされてもふう~~んといった感じですよ。
脱線事故は線路転機操作をおいて機関士と管制室の間のコミュニケーションが円滑でなかったために発生した。
この事故は、7月30日、仁川地下鉄2号線開通後1週間で9件の障害で電車の運行が頻繁に中断していた状況で発生した。
仁川交通公社は当時公式ブリーフィングで、「事前に計画された模擬訓練であるだけで脱線事故はなかった」と虚偽の説明をした。
これらは「現実性を高めるための訓練対象電車を一定の間隔で流し置いて脱線したように見えるようにしたもの」とし「現場投入人員に事前に話をしていない、実際の状況に誤認した職員もいただろう」という説明も付け加えた。
仁川交通公社は、脱線事故ではなく、模擬訓練だった内容に訓練の結果報告書を作成し、国土交通省と仁川市も虚偽の報告をし、組織的に事故を隠蔽した。仁川交通公社の関係者は、「開通初期様々な障害に事故が相次いだ状況で脱線事故まで知られれば、市民の不安が増幅されるようで訓練にふりをした」と打ち明けた。
バレたのが不運だったって考えるんでしょ