韓国の茶禮 祭事費用速報も出る不思議
'祭事費用'は誰のための調査か 茶礼はなぜするのか
韓国物価協会:20万6千ウォン 韓国農水産食品流通公社:伝統市場25万3千ウォン、大型マート34万ウォン 小商工人市場振興公団:伝統市場22万3千ウォン、大型マート29万3千ウォン 韓国消費者院:19万3千ウォン、大型マート21万3千ウォン ソウル市農水産食品公社:17万1千ウォン、大型マート21万4千ウォン
今年に入って発表された旧正月の祭祀の費用調査結果を概算で挙げたものだ。 いろんなところで、毎回、名節のたびに調査しており、それぞれ発表する。
消費者らにはいかなる意味があるのか。 伝統市場が少し安いね〜!、するぐらい?
もっと関心の高い消費者なら、それぞれの調査結果を注目し、品目別にどのようなのが安いか見られることもある。 祭祀の膳を設立する準備をしている消費者なら。
祝日の祭事が'茶礼'だ。 この茶礼を含め、祭祀が行われる人口は韓国5千万人のうちにどの位だろうか。 これを調査した統計やアンケート調査などを見いだせなかった。 茶礼は当然過ごしてるんだと前提するためだろうか。
家族単位で過ごしていると見れば、その差があるが、半分だというのも難しいのではないかだ。 1人世帯、2人世帯が全体世帯の構成の半分が移った状況で、このような世帯で、伝統的な格式をもって茶礼を過ごしているとするのは難しいだろうが、祝日に集まって茶礼を過ごしているとすれば含ませる可能性もあり、判断することは容易ではない。 宗教的理由で法事を行わなかった人も多いだろう。 '伝統的な方式の茶礼'を執り行っている人たちに限定したら、もっと少なくないだろうか。
正確な茶礼人口は分からないとしても、たいていは茶礼をしていることたと認識されているのが現実だ。 なぜこのような状況になったのだろうか。
茶礼、祭祀はみんな分かっているように”両班たちが彼らの先祖に節気や期日ごとに食べ物準備して行った儒教式祭礼”だ。 多くても民の10%に過ぎなかった両班の伝来習俗がどうして全国民がしなければならない美風良俗になってしまったのか。
私たちは10%よりも、残り90%に属した可能性が高い、
私をはじめ多数の人々がなぜこんなに祭事はもちろん、毎回名節になると茶礼を務めなければならないものと認識しているのか。 秋夕や旧正月が近づくと様々な機関で先を争って大して重要な情報にならない祭祀の準備費用調査結果を発表して出てくる言葉だ。
普段よく食べない、秋夕だからといって別に食べるようになってもいないので、捨てたり冷凍庫に閉じこもったりするあらゆる脂っこい料理、'祝日に食べなかった油っこい食べ物を食べて乗ることが私はことを注意すると" とは長くなった休日前後の記事のパターンだ。 家事労動の偏重、夫と妻間の役割葛藤やあまり見ない親戚が集まって発生した様々な対立や争い、行き来することによる孤独感、'祝日ストレス'で通称するこの問題をどうすれば、賢明に対処して避けたり、克服できるかということもまた、節句の'クリシェ(お約束)'だ。
これらの問題は結局、韓国社会の'文化'ということに起因したようだ。 '茶礼'にすべての責任があるとは言えないが、一種の象徴でもある。 どうして茶礼を務めなければならないのか、なぜ並べなければならないだろうか。 先祖あるいは先に行った祖父母や父母を称えるのは人情の常だ。 それではそんな時間と、それぞれの方式を用意して持てばいいのではないだろうか。 祝日でもないであれ、言葉だ。 ただ言ったどおり、引き続きすることと言うには歴史と伝統、根拠は不足して浪費される費用と誘発された葛藤は多いのが'茶礼'ではないかと思う。
祭事費用関連記事を書いたらそこにかかったコメントの主な内容でもある。積まれていく祭事費用資料と記事を見ながらふと"このような茶礼をなぜするのか" だいたいそんな考えをする人々が増えたというのは確実なようだ。
(翻訳/みそっち)
というわけでしてね、あの習慣は残りの90%には関係ないハナシだ。っというのが結論なんですが そのへんのところをちょっと調べてみました。
秋夕や旧正月に先祖を迎える祭礼
なぜか韓国では伝統的に行われるようになったけど 実は案外歴史の浅い伝統文化
[ソウルミーナ]韓国だけにある ”創作伝統儀式” として知られる茶礼(チャレ)は、旧正月(ソルラル)や秋夕(チュソク)といった名節(民俗的な祭日)の朝にとりおこなわれる先祖の霊を迎え入れるための1970年代に創作された祭礼だとされています。
※たぶんシンちゃんのうちでも似たようなことはやってたかも。んでもその親世代となると子供の頃には無かったと思う (長男のいる家でやるらしい)
食糧事情が徐々に良くなってきて国民の暮らし向きが向上してくると韓国にも伝統や歴史が必要だと考えられ、先祖にペコペコする儀式が明文化されたわけです。
しかもその資料は王族貴族などの儀礼だったのです。
◇ ◇ ◇
先進国にはどこにも独自の文化がある
なにしろ、ほとんどの朝鮮人が文明というものをニホン統治時代に初めて知ったわけで、それまでは王様の名前も知らなかったし、自国の国名も知らないし、年号も無いし、法律さえも適用されない裸同然で暮らしていた彼らですから、下々の暮らしぶりの中で盆と正月の先祖の祭禮などといった面倒なことが行われていたという記録は全くありません。
それ以外のほとんどは言語も解さず文字も読めずにいたのですから伝統なんてものは全くなかったというのが真実です。
王の一族を追い出した韓国には残っている伝統などを否定してしまったので、何もないのに古い資料をひっくり返して儀式を復元するまではイイのです。ところが今度はこれを国民に強制したわけです。
その伝統行事は、びっくりすることに現在も法律として残されています。
健康家庭基本法第29条(家庭礼儀)
①個人と家庭は、健全な家庭の儀式を確立するように努力しなければならない。
②国及び地方自治団体は、健全な家庭の儀式を確立するための支援政策を策定しなければならない。
健全家庭礼儀の定着及び支援に関する法律(略称:家庭礼儀法)
第1条(目的)この法律は、家庭儀礼(家庭儀禮)の意識(儀式)手続きを合理化し、健全な家庭の儀式の普及・定着をのための事業と活動を支援・促進して虛禮虛飾をなくし、健全な社会気風を造成することを目的とする。
②国及び地方自治団体は、健全な家庭の儀式を確立するための支援政策を策定しなければならない。
健全家庭礼儀の定着及び支援に関する法律(略称:家庭礼儀法)
第1条(目的)この法律は、家庭儀礼(家庭儀禮)の意識(儀式)手続きを合理化し、健全な家庭の儀式の普及・定着をのための事業と活動を支援・促進して虛禮虛飾をなくし、健全な社会気風を造成することを目的とする。
第2条(定義)この法律で「家の礼儀」とは、家庭の礼儀として行う成年禮、婚礼、喪禮、祭礼、還暦祝いなどをいう。
第5条(健全家庭儀礼準則など) ①女性家族部長官は、すべての国民が家庭儀礼の真意を実装できるように家庭の儀式の儀式手順を厳粛で簡素に行わせることを内容とする準則(以下「健全家庭儀礼準則」という。)を定めなければならない。
② 公務員、公共機関・団体の役職員と社会指導層の位置にある者は、健全家庭儀礼準則を率先して模範的に守らなければならない。
④健全家庭儀礼準則の内容とその普及と実践に必要な事項は、大統領令で定める。
② 公務員、公共機関・団体の役職員と社会指導層の位置にある者は、健全家庭儀礼準則を率先して模範的に守らなければならない。
④健全家庭儀礼準則の内容とその普及と実践に必要な事項は、大統領令で定める。
そうしてはじまったのが各家庭で祭壇に茶礼床(チャレサン)と呼ばれる20種類を超す食べ物を供え、拝礼など一連の儀式を実施。終了後には墓参りに行き、供える料理から進行まで、各家庭や地方、また時代によって少しずつ異なっている。という韓国独特の文化・茶礼なんですが、ちょっとだけ最近の事情とかも解説しましょう。
あのほら、祭壇にゴチャゴチャ並べてひれ伏すのがあるでしょ あれのことです。
これらの並べ方が1970年代に法律で公布されたんですよ。
牛のアタマが出てくるのはまた別のお祈りですよ。
盆と正月にやってるんですが、刑務所でもやってるのです。刑務所ですよ
なにしろ法律で定められた儀礼だそうですから服役者も一緒になってやるのです。
そして忘れちゃいけないのが ウリスト教 風にアレンジされた先祖崇拝ですよ。
伝統だの作法だの教義だのはほったらかして独自進化したものがこれです。
ええ、ちなみにキタ朝鮮にはこういう文化はありません。もっと普通に先祖に礼をして終わりです、このようにゴテゴテ飾り付ける式なのは全世界でも韓国と韓国人だけということになります。
しかもこうした風習ができたのは1970年代からということです。いえいえ朝鮮時代の両班はやっていたのです。それを庶民がするようになったのが1970年代ということですよ。ですから伝統も歴史もある格式高い行事なのです。(棒)
◇ ◇ ◇
記事検索すると大掛かりな屋外行事ばかりが出てきますが、一般家庭でやることなのです。
意外な説明を発見しました
床食だけは伝統的なんですね。 おほほ