国軍PXで輸入たばこを置いたら国産が駆逐されたハナシ
韓国軍のPXでは外国産タバコが大人気 ちょっメビウスって
創軍以来初めての販売許容4ヵ月ぶりに全体20種の中で外国産2種が36%を占める
[スマートミーナ]創軍以来初めて、今年5月から軍国防マート(PX)で販売されている外国産たばこが軍内タバコ市場を占領したことが分かった。 PXで販売されるタバコはKT&G韓国産煙草18種など計20種だが、2種に過ぎなかった外国産タバコ販売量が全体販売量の40%に迫ったのだ。
与党セヌリ党のギョンデス議員室が国防部とKT&Gでそれぞれ提出された資料を総合した結果、米フィリップモリス'マルボロゴールドオリジナル'と日本JTI'メビウスLSSウインドブルー'の6∼8月PX販売量は306万1545箱で同期間全体の煙草販売量(841万箱)の36.4%だった。
国防部は先月13日、軍納タバコ審査の結果、フィリップモリス「マールボロゴールドオリジナル」、JTI「メビウスLSSウィンドブルー」、KT&G「レジョンフレンチブラック」ボヘムシガー「スリムフィット・ブラウン」などの4種を新規軍納タバコに選定したと明らかにした。PXに納品されるタバコは20種で、毎年審査を経て、4〜5つのタバコを脱落させ、新しい種類のタバコを選定する、外国産タバコ2社を競争入札を通じて選定された当時、"国民感情上、軍内の販売は時期尚早であり、タバコも軍需物資であるだけに、自国産製品を優先購買しなければならない"という指摘が出た。 国内の葉タバコ農家 も"外国産タバコは原料である葉タバコをすべて輸入に頼っているだけに、群の販売を撤回せよ" など大きく反発した。 国防部関係者は "PXのタバコ販売量は全体の煙草販売量の1%にも及ばず、葉タバコ農家に被害を与えていないだろうと見ている"と話した。 今年8月まで国内のタバコ販売量24億3000万箱中PX販売量は2000万箱(0.82%)だった。
問題は外国産たばこの軍内タバコ市場掌握率が今後さらに高まる恐れがあるということだ。 国軍福祉団は毎年3、4月の販売実績が低調な4、5種を退出して新規で4、5種を選定する。 販売が低迷した韓国産煙草が大挙退出され、外国産たばこの追加選定の可能性が高いのだ。 ギョンデス議員は "軍内の食べ物はもちろん、兵器に至るまで国産化を拡大する状況で、外国産タバコ販売許可は納得し難いだけに、再検討が必要である"と話した。
(翻訳/みそっち)
韓国軍のタバコ事情
韓国のタバコは2014年の初めころに2000ウォン~くらい上がって現在では4400ウォン~4700ウォン位の値段になっています。
これを毎日ひと箱ずつ吸うとお給料が消し飛んで、洗濯洗剤や歯ブラシを買うお金が無くなってしまいます。おやつを買って食べることなど無理になっちゃうのですね。
そのため兵役の21ヶ月のあいだに”実家”から仕送りを受ける兵隊も多いそうです。
兵隊のお小遣いは”国の愛カード”で管理されていて、PXで買うチョコパイや冷凍餃子もカード払い式ですから、タバコもカード払いとなります。
関連過去カキコ
2005年までは毎月15箱が支給されていた兵隊用タバコでしたがその後毎年5箱ずつ減らされ2009年に兵隊用免税タバコの無償支給は無くなりました。
※2005年当時の上等兵階級基準の給料は1万700ウォン(今は15万ウォンぐらい)
免税のたばこを補給してタバコ価格を支援した過去と違って、一般人たちと同じ価格でタバコを買わなければならないために10万ウォン前後の給料では耐えられないというのが、喫煙の将兵たちの悩みだ。
軍で最初に補給されたタバコは1949年に初めて補給された'花郎'だ。 フィルターがないタバコで花郎は1981年姿を消すまでなんと32年間軍人たちと'苦楽'を共にした。 1981年まで支給されていた花郎タバコはその後、'天の川'、'閑山島'を経て1989年には'白磁'、90年からは大衆的なタバコの'88ライト'に変わった。
❶支給タバコ❷期間❸タバコ価格(免税)❹将兵1人当り支給額将兵1人に月15箱支給された免税タバコは、花郞(1948~1981年)、天の川·閑山島(1982~1988年)、白磁(1989年)、ソル(1990~1993年)、88ライト(1994〜2000年)、ディス(2001~2008年)
長く続いた朝鮮時代といえば仕事をしない朝鮮人がキセルの長さを競っていた時代でもあります、朝鮮の記録にタバコが登場するのは光海君(在位:1608年 - 1623年)の時代で文禄・慶長の役と前後して伝えられた唐辛子やサツマイモとならんで”ニホン伝来”の品として登場しています。
※光海君の兄は文禄の役のころに人質になったりしたひと
※※サツマイモの伝来は江戸時代の朝鮮通信使が持ち帰った
※寄生虫駆除に効くハナシはつい最近でも古老などに信じられている
当時の医学書によれば、”その効能は煙もよく、塗ってもよく効き煎じて飲めばたちまちコロリ”というほどのもので当時の朝鮮では老若男女(ろうにゃくなんにょ)はもとより生まれてくる前の胎児にも良く効くということで盛んに消費されたようです。
そんな朝鮮人たちにも禁煙のチャンスがありました、それは日韓併合のキッカケともなった大韓帝国の債務超過でした。国民がお金をあつめて弁済しようとする”國債報償運動”というもので当時のニホン政府から借りた借款(当時のお金で1500万円)を返すには国民みんなで禁煙すればどうにかなるでしょうという”空証文を筆ペン”で書いたような謳い文句に乗せられて全国的な詐欺事件になったりもしていました。
タバコはニホン統治時代に専売化されましたが値段はそれほど高いものでもなく物価の優等生的な部分もあって税収の大切なお荷物になっていました。たとえば韓国軍では兵隊に”無料タバコ”を配る習慣が長いこと続きました。その後も”免税タバコ”が軍のPXで販売されるなど韓国軍人には切っても切れないヒモのようなものだったようです。その後健康ブームの到来とともになんとなくタバコの吸える場所が減ってゆき
”喫茶店”という名前があってもお茶を飲むところと理解されないハングルの悩みもあって喫煙者は益々肩身が狭くなっているようです。
※2000年の段階で兵隊にはひと月に15箱(一日10本)のタバコが喫煙者に支給されていたしそれ以上吸う場合にも免税タバコが売られていました。2008年に無料タバコ支給はなくなったようです。(軍が免税で買い入れて兵隊に配っていた。)