ボーイング社出身の国防副長官指名でT-50どうなる
ボーイング副社長、米国防副長官に指名…T50練習機輸出の道変数
シャナハンは1986年ボーイング社に入社し、昨年、製造工程・供給網担当首席副社長に就任した。 マサチューセッツ工科大学(MIT)経営大学院(MBA)出身で、AH64Dアパッチ攻撃用ヘリなど、米陸軍航空機業務に関与したひとだ。
ボーイング社幹部の抜擢は、トランプ大統領とボーイング社間の大統領専用機 'エアフォースワン'購買契約をめぐって対立していたので、より注目を集めた。 トランプ大統領がエアフォースワン高コスト問題を批判すると、ボーイングは価格を下げるとして、後退し、この1月のトランプ大統領就任式には100万ドル(約11億3000万ウォン)を後援金で寄付したという。
韓国としては米空軍の高等訓練機選定問題ともかみ合っている。 韓国航空宇宙産業(KAI)はボーイングのライバルのロッキード・マーティン社と手を組んで、韓国産高等訓練機T50を輸出しようとしている。 これにボーイングはスウェーデンのサーブとコンソーシアムを結び、競争中だ。
ワシントンのある軍事消息筋は "今月末までに高等訓練機の共同開発各社が価格や仕様などを盛り込んだ入札提案書を米軍に提出する予定"と伝えた。 業界ではT50が有利だという評価があるが、"ボーイング社が価格を引き下げるなど、猛追撃中の状況でボーイング社出身の国防部副長官指名がどのような影響を及ぼすかが注目される"という反応も出ている。
しかし一方では、政務的側面は有利・不利を取り上げるのは容易ではないという観測も提起されている。 昨年の大統領選挙を含めて、ロッキード・マーティン社は共和党を、ボーイングは民主党を伝統的に支援してきた。 最近失脚したマイケル・フリンホワイトハウス国家安保補佐官の後任に内定されたが、これを固辞したロバート・ハワードが過去にロッキードマーティン 中東担当社長だったという点は、ロッキード・マーティン社もそれほどのネットワークを持っていることを立証する。
米空軍は今年年末まで高等訓練機350機 17兆ウォン分の購買を決定する計画であり、米海軍などは追加で650機を買う予定だ。
(翻訳/みそっち)
んでT-50脱落って見た気がしたのですが、審査用の機体が初飛行なんていう話題もあってどうなることやら。
▲寸づまりなF-16似なのがT-50A
米軍の練習機というと空軍の使うT-38タロン(F-5とかの練習機版)と海軍が使うイギリスのホークをアメリカ仕様にしたT-45ゴスホークがあるわけです。(プロペラ機も別にあるけどね)
※韓国は調達機数×単価で総額を出しているけど韓国に入るお金は総額の1/7くらいというハナシもあります。
※※米海軍などは追加で650機を買う予定>>>>これはどういう意味なのかな
ってT-38を改修して使うってことに決まったんじゃないの? どうなの?
海軍は別の機体を使っている
▲海軍のゴスホークの着艦シーン、失速速度は130km/hくらい
海軍のT-45ゴスホークはあと30年くらい使うことになっています 惜しいですね。
まだ降ってるし