minaQのつぶやき 네토미나

嫌韓(いやかん)ってホントはどうなの?

今年に入り鶏肉輸出が事実上中断

 
感染拡大AI事態に韓国産鶏肉製品輸出の道閉塞...
 
韓国産鶏肉加工品の輸出量は99%減 参鶏湯の中国輸出も完全停止へ
 
 
イメージ 1[美味しいミーナ]高病原性鳥インフルエンザ(AI)の事態に今年に入り鶏肉輸出が事実上中断されたことが分かった。
 
農林畜産食品部によると、今年に入り5月までの鶏肉輸出量は139トンで、前年同期の1万1千831トンより98.8%急減した。
これは昨年物量の100分の1の水準で、事実上の輸出が切断されたわけだ。輸出額は同期間、1千267万ドルから、30万ドルで97.6%減少した。
これは鶏肉の輸出先の大部分を占めるベトナムと香港で韓国産鶏肉の輸入を禁止したからである。ベトナムでの鶏肉輸出額は昨年1〜5月までで1億1千29万ドルから今年11万ドル規模で99.0%減少し、香港への鶏肉(加工品)の輸出額は同期間122万5千ドルから5万5千ドルへ95.5%減少した。
 
 
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野心を持って推進した中国向けの参鶏湯(サムゲタン)輸出も完全に切れた。
今年1〜5月のサムゲタン(参鶏湯)全体の輸出量は913トンで、昨年6月から本格的に開始した中国向けの輸出は、AI関連検疫条件に応じて完全に中断された。
これにより、参鶏湯(サムゲタン)を「K-フード」の先鋒として掲げ、輸出を拡大しようとしてきた、政府と食品業界の計画にも支障が生じた。政府と業界は、中国にサムゲタンを輸出するために2006年から努力してきたが、検疫や衛生問題が解決されないまま、昨年になってようやく輸出が実現した。
 
農食品部の関係者は、「AIが落ち着きを見せ、鶏肉などの輸出再開をベトナムなどと協議中だったが、最近、再び発生したAIが障害となった」、「現在、鶏肉輸出は事実上全面中断された状態であり、蓼鶏湯(サムゲタン)も輸出に困難を経験している」と話した。
 
 
(翻訳/みそっち)
 

  
 
参鶏湯といえばレトルトでパックのまま温めてからお召し上がりくださいということでしたが、読者さんでもそーいうのを見かけたことのある人はいるかと思います。
 
イメージ 3まあ鶏の中にコメなどが入っているもので、見栄えも悪く薄味で滋味が流れ出ちゃったようなしろものを想像してみてください。
まだよくご存じじゃ無い方に少しだけご説明をすると。韓国ドラマに出てくる片手式らーめんなべに昨夜の冷や飯と残り汁を入れ。その上に冷えたケンタッキーフライドチキンの衣だけを舐めとったあとの肉や骨を適当にちりばめて沸かした物を想像してみましょう。
 
イメージ 7そんな参鶏湯というのものは1匹丸ごとが1人前というのが基本で、まかり間違っても数人で寄ってたかって食べるものでは無いということをご承知置きください。
なぜ一人につき1匹丸ごとなのかというと前述のように食べかけている状態が決して見栄えのするものでは無いからなんですね。 
 
ところで本来であれば鶏1匹ですから丸ごと1羽あればひと家族が十分に満腹するハズですよ。それなのに韓国の参鶏湯(サムゲタン)はひとりに1匹出てくるのです。 そうなると1匹が小さいものである必要があるわけです。 どのくらいの大きさかというとヒヨコの黄色い毛が白色に生え換わる頃が参鶏湯の加工用によろしいのだそうです、卵から孵ったあと3週間目くらいが参鶏湯加工用の出荷に適した大きさということになります。 
まあうずらの成鳥くらいの大きさだとそれだけでもう育ちすぎともいえる大きさが重宝されるのですね。 ※ブラジル産が良く輸入されていた
もちろん若鳥と呼ばれる前の幼鳥の首から上やつま先、などは取り除かれたものがサムゲタンに使われるものとなっています。 これがレトルトのサムゲタンにつかわれる鶏だそうです。
 
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では韓食レストランで出てくるサムゲタンはどうなっているでしょうか。 蓋のある深めのとんぶりのような容器で出てくるアレですよ。 これも工場加工品を温めて出すことが多いようで、やはり一人につき1匹というのが基本となります。 
 
 
イメージ 5なにしろバラバラの鶏肉と骨のあいだからご飯粒が見え隠れしているという代物です、それを箸とスプーンで器用に他人さまが食べているところを正面に座って見ていられるほどの勇気を持って目を開けていられるひとなどは皆無でしょうけどね。
 
韓国宮廷料理のサムゲタンはスープだから>>>>そんなことを言い出すひとがたまにいます。たしかに分類としてはスープですから身を崩さないように白濁したスープだけをすするというのも在りかもしれません。でも本場の韓国人の食べ方は鶏の身を突き崩し中から出てくるご飯粒を嬉しそうにかき回しながら握り箸で突き刺した肉をほうばるというのが普通でしょう。
 
その作法を外国人観光客にも強要しようとして失敗したケースはたくさんあるようです。
まあ、おじやの上にケンタのチキンが良く煮込まれて乗っているものという認識で遠回しに遠慮するのがスマートな生き方だということだけは断言しておきましょうか。
※食べ終わった後の残骸がまさにその通りだったりする
 
 
 
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