試験発射には大統領臨席するってよ
2018年国政監査 韓国型発射体の無理な広報中止を
エンジン試験発射を省庁広報手段にした科技情報通信部は発射を強行する予定
"韓国型ロケットエンジン実験について、無理な"誇張した"広報は中止せよ"
[ソウルミーナ]22日,国会で開かれた国会科学技術情報通信委員会が実施した国家科学技術研究会と25の政府出資研究機関を対象に実施した国政監査で,議員たちは一つの意見を示した。
発端は今月10日,政府果川庁舎で行われた科学技術情報通信部の国政監査で提起された韓国型発射体"ヌリ号75トン"のエンジン試射過程の公開要求だった。
これに対し,省庁の主な広報手段とされてきた科学技術部は,長官が出てきて生放送も考慮すると答え,科学界では"科学技術のR&D過程を全く理解できない無責任な国政監査行動"と批判する声が上がった。
これについて22日午後の国政監査で,民主平和党のキム·ギョンジン議員は "韓国航空宇宙研究院の実務者の立場が試験発射であり,内部管理が必要な問題だと考えるなら,国会議員や大統領が臨席する必要はないではないか" とし"と述べた。
キム議員は"当初非公開であれば,航宇研側で明確にしておくべきではなかったか"と批判した。
エンジン試験発射には大統領に生中継まで準備
ノ·ウンレ科技情報通信部委員長(民主党議員)も "ロケット発射でもするかのようにポンポンを広報して大統領入りか,国会議員も行くと言っておきながら実際にはそうではない"とし"(マスコミや科学界でも) ノ委員長は"国会が無理な要求のように言われれば,どうするのか。
イ·サンミン民主党議員も,エンジン試験発射をまるで最終結果のように広報したことについて、科学技術部と航宇研を叱咤した。 イ議員は"一般的にはエンジン性能試験を地上から実施した後,飛んで行く時もまともになるのかということだが,エンジンの試験発射なら国会やメディアに騒がせず,最終結果を正確に国民に知らせればいい"と強調した。
彼は,"エンジン試験のように、研究過程は成功することもでき、失敗もあるのに,まるで最終成果のようにPRしようとする姿勢そのものが問題だ"と指摘した。 イ議員は"開発過程で公開する必要がある部分については、適切な線で公開するか決めろ"とし"研究者の意思が一番重要だと思うが、今回のエンジン試験発射はあえて大きなイベントのように公開する必要はないようだ"と述べた。
エンジン試験発射体打ち上げは非公開とし,結果だけを説明するという主張が科学界で強く提起されたが、エンジン試験発射を省庁広報手段にした科技情報通信部は数カ月前から韓国型発射体試験発射8合目を超えるというとんでもない広報に乗り出し、批判を浴びたりもした。
この25日打ち上げ予定だった韓国型発射体"ヌリ号75トン"のエンジン試射は燃料供給系の燃料漏洩で発射が最低でも2か月延期された状態だ
(ソウル/みそっち)
そりゃあ欧州歴訪から帰ってきてすぐにロケット打ち上げに国民向け談話っていう筋書きだったのが、出発の直後に打ち上げ延期というお知らせですからね。
担当のお役所はいいところ見せたくて面目丸つぶれなのです。
韓国型発射体のエンジン試射が成功すれば最初の訪問国であるフランスにロケットを輸出したいなんてコメントまで用意してましたよ。韓国型発射体ヌリ号は経済効果が1兆7千億ウォンもある大事業で雇用拡大効果は最大で3万人とか聞いちゃうどういう計算式しているのか見てみたい気もするわけです。