KTX立ち往生 窓ガラス割る(シーン追加しました)
KTX立ち往生 乗客は息苦しさに窓ガラスを割る
「暗闇の恐怖の3時間」... KTXの乗客たち窓ガラス割る
結局は線路を歩いて移動 その間に車内アナウンスは無し
[ソウルミーナ]KTX五松駅に止まった列車に乗った乗客は、なんと3時間ほどを列車の中に閉じ込められたりしました。
電気の供給が途絶えた客室は漆黒のような闇に変わり息苦しさを勝てなかった乗客は、備え付けのハンマーで窓ガラスを破ることもしました。
▲実況動画では何か泣き叫びながらハンマーを振るっている
疲れた表情の乗客がちらほら列車で降ります。
到着予定時間より3時間半も遅れて夜9時過ぎて最終目的地であるソウル駅に到着しました。
[キム・テワン/事故列車乗車乗客:「最初に放送が出た時も、30分程度待ってくれと言っていたような言葉が続き、30分、さらに30分してみると、ほぼ3時間がされ、すぐに動くという言葉しかなかった...」]
立ち止まったKTX 414列車です。
電気の供給が切断された上、非常灯さえ消え客室内は真っ暗な闇に変わり、窓の外入ってくる光のみやっと分間が可能定漂います。
[「照明がすべてオフになっていて、乗客たちは非常に不安になっています。内部の空気がとても濁って。」]
息苦しさを勝たなかった乗客は客室に備えられたハンマーで窓を破って待ったりもしました。
結局、この列車に乗っていたおよそ7百人の乗客は、線路を歩いて出て、他の列車に移りようやく目的地に到着することができました。
事故の影響で、ほとんどの列車が3時間以上の運行が遅れ、退勤時間、全国の多くの乗客が不便をギョクオヤマンしました。
【ソンセヨウン/ KTXの乗客:「最初はただ静かにした後は、放送出続けた時間経ってるからちょっと乗務員に話を出す人もいて...」]
今回の事故による運行遅延は真夜中を越えての今日まで続きました。
(ソウル/みそっち)
2003年のことですが、”大邱地下鉄放火事故”っていう大惨事があって、放火で火が出たのを運転手が「そのままお待ちください」とアナウンスして客車のドアを開かないようにして逃げたことがあったんですよ。
192人もの良い韓国人がお亡くなりになった痛ましい惨事だったのです。それ以来、運転手が「待て」と言ってもそれを信じない文化が出来上がったのです。
さらに追い打ちをかけたのはあのセヲル号沈没事件で、おとなしく沈没するまでそこで待っていた韓国人高校生たちの「規律ある行動」でした。もちろん救助が来ていたら、それは緊急現場でも ”救助を待てる規律ある行動ができる韓国人の高校生” ということで拍手ものでしたが、その日の救助は結局やってきませんでした。そこで韓国では小中学生を対象に、泳ぎの訓練を義務化したりしています。
今回の停電中のKTXの窓ガラスを割る行為は、全国民的に称賛される ”超英雄伝説的” な義人の行為なんですよ。もう記事のコメント欄は「これこそが英雄だ」「韓国人は緊急時にも的確な判断ができる」「素晴らしい」というばかりで「バカじゃね」「待てないんだ」というコメントは全くありません。
ちなみに立ち往生は事故では無いので安全神話のマイナス加点はゼロです