minaQのつぶやき 네토미나

嫌韓(いやかん)ってホントはどうなの?

犬スープをもう少し理解しよう

 

伝統の犬肉も市民の72%が 犬肉の摂取意向はない

 壊れてきた韓国人の犬食文化 42% "最近は食べないかな" 

 

イメージ 2
[ソウルミーナ]最近の調査で、韓国市民10人のうち7人は、今後、犬肉を食べたい意向がないことが分かったという。
 
犬食嫌悪団体のひとつである動物自由連帯が韓国ギャラップに依頼して、先月1日から5日まで、全国の市民1千500人を対象にしたアンケート調査の結果を見ると、回答者の71.9%は、「犬肉の摂取意向がない」と答えた。この比率は1年前(70.2%)より1.7%ポイント高くなったものだ。

 

イメージ 1

▲今年の初伏7月12日(犬肉の日)、汝矣島の国会前で犬食推進団体が犬肉100斤(34~60㎏)を用意して集まった1000人を超える犬食支援者らに振る舞った。

 

イメージ 2

▲この日の犬食愛好家らは「1000万国民が犬食を愛している」と大きくアピールした。

 

その一方で「伝統犬肉の摂取意向がある」と答えた市民は、昨年13.8%から今年13.7%に微減していた、「状況に応じて摂取することがあるかも」という回答率が15.9%から13.8%に縮小した。

犬肉を「最近も食べる」という回答者は、昨年の13%から今年は12.2%で、「一度も食べたことがない」という回答者は47.5%から46%にそれぞれ減少した。※犬肉スープを最近食べてみたという韓国人のYoutube動画も話題になった。

 

一方、「過去には犬肉を食べたが、最近は食べない」という回答者は39.4%から41.8%に拡大した。犬肉を摂取するときの状況については、回答者の46.6%が「周辺の勧誘で自然に摂取」、18.8%が「周辺勧誘で仕方なく摂取」と答え、半分を超える回答者が周辺勧誘や強要のために犬肉を摂取したことが分かった。

 

動物自由連帯は「犬肉の摂取経験、意向の調査を通じて見たときに犬肉の需要は毎年減少している」とし「遠くない将来に犬食用産業は崩壊するしかないだろう」と説明した。

 

(ソウル/みそっち)

 


 
ということなんですが、犬食は全世界的に非難を浴びているので食べないポーズをしている韓国人が多いってことなんですよ。
 
いえいえ若い人らは好き好んで犬肉を食べなきゃならないとは考えていませんが、50代以上ともなるとこれはもう妄信的に「初伏にゃ犬肉やで」「喰わにゃあかんやろ」「喰いなはれ」なんてことになってますね。ダメって言われると反発するだけの人たちなんですよ。
 
 
イメージ 4
▲犬食嫌悪団体はソウルの中心街を気味悪いクルマで走る
 
 
 
 
 
 
最近の食文化をおまエラに教えてやる❹
 
間違い探し風、テーブルの上を観察してみよう
 
テーブルを埋め尽くす心づくしのキムチに注目
 
  
▲今日のお食事はビビンバ、待ちきれない対面のツレはもう一心不乱にかき混ぜ始めています、すでにテーブルに並んだ多くの品々は一日数回の厨房と客席を往復することになる。
 
 
 
▲食事時間が終わりコチュジャンにまみれたビビンバは完食しているがテーブルに用意されたほかの品々には箸をつけた様子も無い、一度厨房に戻されるとまた新しい客のテーブルに運ばれていくのだ
 
 
 
食べようとすると「それ食べちゃダメですよ」
 
”おかず” と呼ばれるこのサービスに、ソウルっ子は箸を付けません。何度も紹介されてきたようにソウルの食堂ではテーブルに並ぶものは使いまわしが許可されているので、その品質はお店を信用するしかありません。そのお店が信用できないので「食べちゃダメ」ということなのです。
 
その一方で信用できる飲食店と言えばソウルっ子にとってはニホンまで行くしか巡り合う方法が無いのです。そいうわけで最近のソウルっ子はニホンまで旅行に出かけて、ニホンの牛丼の紅ショウガのような取り放題OKや、はな〇うどんのネギ天かすをご自由にどうぞ、となると目の色を変えて自分のどんぶりにてんこ盛りにすることに生きがいすら感じているようです。※あの貧乏どんぶり
 
最近では20代あたりの若い世代でも、こうした行為が広く行われるようになってきました、これは学校給食や兵隊食の均一な盛り付け(お代わり禁止・取り放題なし)への反動ともみられます。※韓国の食べ放題店は一番最初に入店した客が王であるという
 
たとえばゴローちゃんも
 
ビビンバだと知らずにご飯を食べようとすると
 
 
おばちゃんが混ぜてくれるのにびっくり
 
メニューのようす 
 
 
食べ終わったところ
 
 
最後に出てきたおこげスープ(ホントだからね)
 
 
 
韓国の食卓 みんなの分まで混ぜるのが韓国式
 
ビビンバはひとつの器で家族全員が食べていたころの名残りですよね。
※韓国朝鮮で個人ごとに食器が用意されたのは解放後のこと、ひとりひとりにいくつも食器を用意する煩雑さを無くすために食盆一体式の給食盆が採用された。(あの一体式食事盆はニホンの考案だけどね)
 
まずおとうさんがみんなの分を混ぜるのが食事のはじまりです。それからめいめいが一斉にスプーン(韓国語ではスッカラって言うよ)を伸ばして一斉に食べはじめたら、どんぶりに残ったコメつぶを残さずに満喫できるように最後にお湯をいれて回し飲みします。
 
イメージ 2
   ▲韓国では子供たちに回し食いを強要する教育も行われている。
 
そういう文化は1970年代になっても韓国の農村部などでは当たり前でした。
すなわち、年長者が家族みんなの分を混ぜるという特権的行為を独占していたのです。
しかし、そういった文化も1988年のソウルオリンピックの頃を境に姿を消してゆきました。
 
そんな文化生活を子供時代を経てきた現在の韓国の高齢者(60代~)っていうのはソウルのアパート生活をするようになり、その子供たちには回し食いが嫌われたこともあって自身で混ぜる特権を行使することもなく不平不満が溜まっています。
 
 
その一方で回し食いを嫌がる子供たち(30~40代)が社会の中心になってくるとその両者のあいだで葛藤が生まれたりもします。
 
ちなみに、無償給食に並び、バッカス公園で男女交際しているのが韓国の ”回し食い世代” で、かれらには弁当を振る文化はありません。回し食い世代のお弁当箱にはぎっしりとイモや雑穀が詰められていたハズです。
お弁当を振る文化はもう少し若い1970年頃までの食糧不足とその頃広がった貧富の格差の時代に学生だったひとたちからはじまった一過性の現象です。
 ※韓国が戦前(~1945)のコメ生産量を回復したのは1974年になってから
 
 
 
たとえば韓国通で知られる元日経の鈴置さんのソウル特派員時代は1987年-1992年ですから ”回し食い” や ”無償給食” などは見たことが無いでしょう。
嫌韓論でおなじみの室谷さんはさらに5歳年長(ホントカ)ですが、ソウル特派員生活ではインスタントラーメン生活は見ていても、”振り弁” なんていうのは現地では見たことも無いとおもいます。(混ぜる文化は直接体験しても振り弁の弁当持参はあり得ない)。
 
「教えず、助けず、かかわらず」でおなじみの筑波大学古田センセのソウル留学は1980年のことですが、まわりに振り弁を強要された経験を持つ韓国人の学生は大勢いたことでしょう。でもそれはかれらにとって消去すべき歴史だったはずで、弁当の中身の格差を無くすために強制された振り弁をわざわざ、韓国の最高学府であるソウル大学でやりだす大学生はいなかったハズです。
そういうわけで韓国通といわれるセンセ方も振り弁や回し飲みのことはほとんどご存じないのです えへへ
 
その後、小・中・高と学校給食の普及(ほとんど無償)もあって、弁当持参が事実上無くなってみると、”振り弁” と言う文化もすっかり消えて無くなり、近年の ”思い出弁当” ブーム(ソンナノアルノカ)などは、わざわざリバイバルされた文化であると言えるかもしれません。
 
 
※最後に出てきたおこげスープのこびりついたコメつぶですが、店名の由来となった土鍋のようすをみると、きれいに洗っているとはとても思えないですね 🎶 🎶