去年韓国で最も売れたクルマ
2019年韓国で最も売れたクルマ
単独1位獲得した現代車グレンジャー
実は1tトラック ボンゴ、ポーターがダントツの首位
[ハンドルミーナ]昨年、現代自動車のフラッグシップセダン「グレンジャー」が昨年、国内ベストセラーカーの座を占めた。
業界によると、昨年、国内で一番売れた車は現代車グレンジャーで10万3349台が販売された。2位はソナタが10万3台で10万台を超えた。
一方、1tトラックで知られる現代車ポーターは9万8525台で3位を占めた。これにエンブレムと販売チャンネル以外は同一車と言える起亜車ボンゴ5万9017台(7位)を加えると、15万7000台を超えるので実質的に韓国国内で一番売れた本当の国民車は1tトラックということになる。(実はボンゴとポーターは割と違うところが多い)
▲現代ポーター2 2.5ℓディーゼル133馬力、1670万ウォン~
ドアが4つ付いた乗用車は、韓国ではある種のステータスで知られるが、一番売れたのが1tトラックでは対外的に格好悪いので、現代起亜車では車種の統合をせずにあえて手間のかかるブランド分離を図っている。
一方、小型SUVで知られる(知らん)現代サンタフェは8万6198台で4位を占めており、同時に、国内で最も多く販売されたSUVの名前を上げた。
このほか聞いたこともない韓国車ばかりが10位圏に名前を上げた。販売上位10位はすべて、現代・起亜自動車が占めた。
現代自動車ポーター2、起亜車ボンゴⅢは三菱の初代デリカのトラックだったが、その車名の由来はさらにそれ以前のマツダの軽トラで知られるポーター360や山城新伍のCMでお馴染みのボンゴの名前がそのまま使われている。
▲韓国では自動車の運転教習車にも1tトラックが使われる、まさに国民車だ。
おまけ
こちらもお馴染みの「車内練炭」のようす