現役兵入営基準が変わる まさか全身入れ墨もOK?
深刻な兵隊不足に来年からは高校中退者も現役入隊
少年犯罪前科者や鑑別所あがりは海兵隊で叩きなおせってホント?
無条件に海兵隊志願で前科をクリアできます。
[国防ミーナ]兵士の給料の今年より12.5%上がる。 兵長基準で月60万8500ウォンになる。 来年2月からは現役兵入営基準も変わる。 全身に入れ墨をした人も現役判定を受けることになる。 学歴の区分もなくなる。
兵役判定検査は靭性検査、肝機能・腎・血糖・血尿検査など26種の病理検査とX-線撮影、内科・整形外科・精神的健康医学など9つの科目検査などがある。身体の評価が1~7級で区別され、6級は兵役免除であり、1~3級が現役入隊となっている。
「兵役判定身体検査などの検査規則」第12条の規定による疾病及び心身障害の程度に応じた身体等級の判定基準
身体等級 | 判定基準 |
---|---|
1級 | 病気及び心身障害、あるいは疾患及び心身障害の程度に応じた評価基準がすべて1級の人 |
2級 | 病気及び心身障害の程度に応じた評価基準の中で最も低い評価が2級の人 |
3級 | 病気及び心身障害の程度に応じた評価基準の中で最も低い評価が3級の人 |
4級 | 病気及び心身障害の程度に応じた評価基準の中で最も低い評価が4級の人 |
5級 | 病気及び心身障害の程度に応じた評価基準の中で最も低い評価が5級の人 |
6級 | 病気及び心身障害の程度に応じた評価基準の中で最も低い評価が6級の人 |
7級 |
病気及び心身障害の程度に応じた評価基準のうち7級がある人。 ただし、5級または6級が一緒にいる場合には、当該評価によって評価を判定する。 |
この等級分けには身長や体重の項目があり、ちびやデブ、ガリなどで細かく分けられている。
体重を増やしたり、歯を抜いたりして4級認定を受ければ兵役をパスできるのは周知のとおり。
現在の兵役期間
たった6か月:兄が地雷を踏んだので(公傷者の兄弟のうち1人だけ)
1年6ヶ月:たいていはココ (陸軍、海兵、常勤予備役(陸·海·海兵)、医務警察、KATUSA)
1年8ヶ月:ちょっと長いけどこれも徴兵(海軍、海洋警察、義務消防隊)
1年9ヶ月:もすこしながくても徴兵(空軍)
そんなに3年:公益法務官、公衆防疫獣医師、公衆保健医師、兵役判定検査専担医師、乗船勤務予備役(シンちゃんがこの中にいたね)
1984年まではニホン式の身体等級呼称だった。
甲種→1級 1乙種 → 2級 2乙種 → 3級 3乙種 → 4級
丙種→5級(補充役)丁種→6級(不合格)戊種→7級(来年再検査)
これまでは全身入れ墨や高校中退以下で判定が1~3級だった場合、補充役に分類されたが、来年からは学歴区分なしに1~3級いずれも現役で入隊することになる。
ちなみに駅などで見かける軍服を着たのは徴兵の兵隊が休暇だったりするもので、旧型の3色迷彩服を着て歩いているのは予備軍訓練に参加したひと。新コロの影響で兵隊の休暇は無くなり。予備軍訓練や徴兵検査は中止されたり延期されたりしている。
というわけで、韓国社会の隘路で知られる兵役ですが、南北緊張状態の頃だと、兵役が36カ月なんてころもあったそうです。その後、緊張緩和から兵力削減が声高に叫ばれてみると兵役は短縮され高校中退だと兵役免除だったんですね。
もちろん全身入れ墨で4級判定を受けたいひとが実際にいたそうです。
▲鯉にまたがるのはイイんだけど、そんな髪型って朝鮮にあったか?
ええ、背の高い兵隊だけを集めた中隊っていうのは確かに存在します。痩せ眼鏡だけを集めた小隊もあります。肥満な兵隊に運動させる運動中隊もあります。
▲へっぴり腰の彼が踏んでいる足元には別の誰かの帽子があります。