済州焼酎はもう無いって - minaQのつぶやき 네토미나

歴史の中に消える済州焼酎、相次ぐ失敗Ｅマート黒歴史

あの新世界百貨店グループが買収した済州焼酎、860億ウォンを投資新事業も撤退へ
ニホンのドン·キホーテを真似したピエロショッピングも昨年完全閉店

［ソウルミーナ］Eマート（新世界グループ）が済州（チェジュ）焼酎を買収して5年ぶりに清算することにした。チョン·ヨンジン新世界グループ副会長の相次ぐ投資失敗が話題だ。

チョン副会長は2016年12月、済州郷土企業の済州焼酎を190億ウォンで買収した。「済州島の火山岩盤水で作ったきれいな焼酎」というスローガンを掲げて、希釈式焼酎市場を二分しているハイト真露（チンロ）の「チャミスル」とロッテ七星（チルソン）飲料の「初めてのように」に挑戦状を突きつけた。

※済州焼酎は2011年にはじまったらしい、もちろん特徴のない希釈式焼酎である

※「チャスミル」「初めてのように」は韓国のミドリ色の瓶でおなじみの希釈式焼酎で、アルコールを水で薄めて甘味料を加えてつくるもの。空き瓶は回収再利用されるが、一般の消費者がゴミの日に出すことで、廃紙回収のおばあさんが空き瓶だけをきれいさっぱり分別してくれる社会システムが出来上がっているため小売店に空き瓶を持って行っても嫌な顔をされるだけである。

ＥマートとＥマートエブリデイ、Ｅマート24など系列チャンネルを通じて済州焼酎拡販のための積極的なマーケティングを展開したが、市場の反応は冷ややかで損失だけが増えた。 16年にたった2億ウォンだった済州焼酎の売り上げは2019年に48億ウォンに増えたが、同期間の営業損失は19億ウォンから141億ウォンに拡大した。

Ｅマートは済州（チェジュ）焼酎を買収した後、販売が増えるほど赤字幅がさらに大きくなる販売手法で市場参入を目論んだ。結局は4年間で670億ウォンの資金をつぎ込んだが、財務構造の改善と経営効率化に失敗した。Ｅマートは売却と清算の2つのオプションを悩んだが結局清算することに決めた。※ただし商標は持ったままである

ニホンの雑貨店「ドン·キホーテ」をベンチマーキングした「ピエロショッピング」もチョン副会長が野心的に企画した事業だった。 B級の感性でMZ世代（ミレニアル+Z世代、1980~2004年生まれ）を狙ったが、韓国人店員の質が悪く、売り場にあるものを知っている店員が一人もいなかったことが失敗の原因となった。

これはお客さんに探検気分を体験してもらう機会を提供するというコンセプトだったが、いざ店員に商品知識が無く、韓国人の客も買い物ができず引き返さざるを得なかった。イーマートは結局、わずか2年で同事業を中止した。

（翻訳：みそっち）

そうなんですよ、数年前にはニホンのドン・キホーテが韓国人旅行者に大人気でしたが、その真似事を韓国でやろうとしても「いらっしゃいませ」が言えない韓国人には無理だったんですね。

ドン・キホーテは探す楽しみみたいのがあると思うんですよ。ところが韓国が真似をすると店員の背中に「どこにあるのか分かりません」なんてなっちゃうのです。

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