済州じゃパトカーが漁船を撃沈
済州では海洋警察パトカーが漁船を撃沈する
漁港でちょっといざこざがあって出動してみたら…。共に沈没
エンジンをかけたままD 立ち尽くす船主
何度も救おうとしましたが結局、クルマも漁船も海に落ちました、事故を起こした車両は海洋警察のパトカーでした。
通報があったのは8日午前10時21分ごろ、済州道西帰浦市安徳面(チェジュド·ソグィポシ·アンドクミョン)の沙溪港(360°ビュー、ココ)付近の海上で、西帰浦海洋警察のパトロールカーが海に墜落し、停泊していた漁船を襲ったという通報が海洋警察に寄せられた。
幸い、墜落当時、車に搭乗者がいなかったため、人命被害はなかった。
港に出動したパトカーには2人が乗っていました
止めておいた車から警察官2人が順番に降りた後、運転手のいないパトカーがゆっくりと海方向に回り、墜落防止段差を越えました。
そして、停泊していた漁船めがけてそのまま落ちます。
エンジンが掛ったままのパトカーは、前の車体が3トン級の小型漁船にギリギリで引っかかりました。
車を出そうと漁民は力を入れてみますが、結局、パトカーは海に落ち、漁船も傾いて浸水してしまいました。
海洋警察は大型クレーンを動員して2時間で漁船とパトカーを引き上げました。
事故は、パトカーのギアを走行状態に置き忘れて発生したと思われます。
[海洋警察関係者]
「引き揚げたのですが(ギアが)Dにあってサイドブレーキは引かれていました。 本人は駐車したと思ったのです。」
事故が起きた現場です。
今は浸水していた船をまっすぐに止めて、油が広がらないように防除作業をしています。
事故当時、漁船には無人で人命被害はありませんでしたが、電子装備やエンジンなどが海水に落ちて使えなくなりました。
[被害漁船船主]
「一日でもそれで生きていくから、そうでなければ死んだ命なのに自分の命も同然の船を急にそうしたなんてとんでもない話です。"
海洋警察は警察官の過失の有無を調べて、船主と協議して船を修理してやることにしました。
あの不人気で知られる双竜車のレクストンスポーツというクルマなんですよ。会社がつぶれそうっていうので海洋警察がたくさん買ったうちの一台ですね。元々がダブルキャブのピックアップトラックで、それにルーフをくっつけたものです。
そういう貨物車ベースなので高速道路では路肩寄りを走行することになっていて、いわゆる商用車という扱いになっています。変速機はアイシン製の6速もあるようです。
ロングホイルベース仕様(+150㎜)もあって、荷台が長くなるだけでリアシートのすぐうしろのガラスまでの室内空間は一緒です。ええ、荷台にルーフが付いてもそれは室内ではありません。だからリアゲートも下開きですね
韓国ではクルマを停めるときにブレーキを掛けないのが普通です、Pレンジなんて使うことはありません。なぜって、「邪魔なときに押して動かせるように」ということになっているのです。そいう習慣ですからクルマが動いちゃう事故はとても多いです。
そして、いじわるのつもりで駐車場入り口などを封鎖するときはP+サイドブレーキってことです。つまりブレーキをかけちゃうってことは何らかの悪質な意図があるものとみなされるのです。不思議な社会ですね♡
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また金曜日は抗がん剤の点滴