ソウルのトイレは紙が流せます
使用済みトイレットペーパーはトイレに流してください
ちょっと前のソウルに行ったことのあるひとは水洗トイレが紙を流せないものだったとご記憶のことかと思います。
トイレのゴミ箱の設置義務が無くなったのは2018年1月からで、国際行事である平昌冬季五輪を控え、トイレのごみ箱のために生じる悪臭や害虫を防ぎ、トイレを清潔にしようという趣旨で施行されました
ところが習慣ってのは怖いもので、ゴミ箱だけ無くなって、流すのは詰まりが恐くってトイレの足元に畳んで置いていた時代がしばらく続いたのです。
このへんの芯の太さにびっくりして ⇓
個室の中のゴミ箱が無くなると、手を洗うところのゴミ箱が占領されちゃったのです。
そういえば、韓国では巻いてあるのも手を拭く紙と同じような紙質ですよね。それで、手を拭くペーパーホルダーから紙を抜き取って個室で用を足して、使った紙を個室の外のごみ箱に入れるという荒業まで登場したのです。 びっくりですね
実は、韓国にはおしりを拭いた紙はトイレ清掃のおばあさんがあつめるという文化があって、おばあさんはしわくちゃの畳んだ紙を広げて重ねて古紙回収業者に持っていくわけで、トイレのゴミ箱はそのままおばあさんの現金収入源だったこともあって反対運動もすごかったんですよ。
朝からトイレのおハナシでした。