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嫌韓(いやかん)ってホントはどうなの?

司法と行政の全分野で満年齢の使用が来年6月から

 

来年6月から「満年齢」統一

民法の一部改正法律案、法司委通過。8・9日の本会議で可決の見通し
年齢を多く見せたい韓国も、満年齢表示を来年6月から施行

 

国会法制司法委員会はこの7日午前、全体会議を開き、満年齢使用を明確に規定した民法一部改正法律案と行政基本法一部改正法律案を議決した。これにより、来年6月から司法と行政の全分野で「満年齢」の使用が統一される。

改正案は8・9日に予定された国会本会議を通過する展望だ。 改正案は公表から6ヵ月後に施行される。

 


韓国も現在の法令上の年齢は民法によって満年齢で計算するのが原則だ。 しかし日常生活では出生した日からすぐに1歳と考え、毎年の誕生日ごとに1歳ずつ増加するいわゆる「数え年」を使用している。このほかに、生まれてすぐに1歳として暦の新年が来るたびに1つ年齢を加算する年年齢(コリアンエイジ式)まで存在する。このうち一部の法律では現在の年度から出生年度を除いた「年年齢」を基準にしているものもある。

年年齢を基準とする法には代表的なものに兵役法と青少年保護法、児童·青少年の性保護に関する法律がある。 年年齢を使う理由は、個人ごとに誕生日が異なり、特定の年齢に到達する日付が全て異なるため、国家レベルで就学および徴兵、福祉など国民全体を対象にした法執行を統制するのに出生年度単位で一括的に切るのが便利だからだとしている。 本来の法律では年齢は満年齢しかない。

 

これまでこのような年齢計算と表示方式の違いにより、韓国では出生年と年月日により3つの年齢をすみやかに表示するアプリまで存在している。こうした韓国の特異性は社会福祉・医療など行政サービス提供時に混乱が生じかねないという指摘が少なくなかった。

この日、全体会議を通過した民法の一部改正法律案は、年齢計算時に出生日を含め、満年齢で表示することを明示した。 ただし、出生後1年が経っていない場合は、月数で表示する。

 

行政基本法改正案は行政分野で年齢を計算する時、他の法令などに特別な規定がある場合を除いては出生日を含め満年齢で計算·表示するようにした。 出生後1年が経っていないときは、やはり月数で表示できる。

 

(ソウル/みそっち)
 

 

朝鮮時代の18世紀中ごろの朝鮮実学による研究によって、現在ではいくつも存在する年齢表現の内、年年齢が使われるようになったと言われています。これは朝鮮時代であれば庶民には年齢などの意味が無かったし、大人になったら納税の義務。みたいなものも当時の税制だった租庸調には無かったまま近代化したのが韓国です。

法律によってニホンでは満年齢を使っているところでも一部の韓国人の間では「ニホンと同じなのはすべていけない」とする強硬な意見もあって、これまでたびたび法律の改正がいいとことまで行っても反対されてきたのです。これがいわゆる年年齢と表示される韓国だけが現在まで日常的に使っている年齢の言い方なんですね。たとえば12月31日生まれは、生れてすぐに1歳になって、翌朝の新年1日になると2歳だ。とするものですよ。これによって誰でも年齢を多く言うことができるため韓国社会では欠かせないものだったのです。

ところがすべてが序列文化である韓国も年金受給が現実化してくると今度は金を寄越せと言い張る若いお年寄りを言いくるめるためにも満年齢表記への一本化が急がれていたのでした。