韓国・タクシー・70代・電気自動車・急発進・火災炎上
商店にタクシー突入、瞬間炎上から消火まで2時間以上
韓国・タクシー・70代・電気自動車・急発進・火災炎上、条件はすべて揃った
ブレーキを踏んでも止まれない韓国車 この衝突に運転手は出てこなかった。
韓国では発売以来電気自動車の火災が相次ぎ、市民の間では不安が高まっています。
昨夜、慶尚北道栄州(キョンサンブクド・ヨンジュ)でアイオニック型電気自動車タクシーが建物にぶつかった後、火が出て、運転手(72)が一人亡くなりました。
電気自動車タクシーは商店街の建物と衝突し、爆発とともに大火災が発生しましたが、火は2時間も消えなかったそうです。
この事故で70代の運転手が死亡しましたが、警察はブレーキランプが点いていたにもかかわらず車が疾走したと見て急発進の可能性も調べることにしました。
※ハイマウントランプが点灯していないためブレーキランプじゃないと指摘されている
▲火災現場の360°ビュー https://naver.me/55yR7UGr 下り坂の突き当りだ。
慶尚北道栄州市河望洞(キョンサンブクド·ヨンジュシ·ハマンドン)の商店街通り。タクシー1台が下り坂を恐ろしい速度で走り抜けると正面の商店にまっすぐに突き刺さります。衝突の瞬間に車体の下側から火が出ると、あっという間に車体全体が炎上しました。火が出たのは火災発生で知られる韓国製の電気自動車でした。
住民Aさん :「消火器を10本以上も使って火を消そうとしましたが、運転者はピクリとも動きませんでした。その後消防が到着して放水を開始すると、およそ2時間後に火が消えました。ようやく救急は運転席のドアを開け運転者を担架に乗せることが出来たのです。
※アイオニック5はドアハンドルが埋め込み式で操作方法を知らないと開けられない
昨年基準で韓国の電気自動車登録数は、23万台あまり。2018年以降3年ぶりになんと4倍以上に急増したが、政府と自治体レベルの関心は足りないという指摘です。この事故で近隣住民たちが飛び出し消火器を片手に火を消そうとしますが役立たずでした。
この事故で客を迎えに行った70 代のタクシー運転手の 1 人が現場で死亡しました。この事故車両は国産電気自動車でしたが、消防隊員40人余りが火を消すまで2時間もかかりました。
住民Bさん :「レッカー車が来て、車体を持ち上げて下にバッテリーがある方に水を注ぎ続けました。私たちだって驚きました。 ここの周りの人たちみんな「あ、電気自動車があんなに怖いんだ」って。初めて見ました」
水でも十分鎮圧できる一般の自動車火災とは異なり、韓国産電気自動車はバッテリーに衝撃が加わると、1千度を超える熱暴走現象が起こり、水だけで消すには通常7時間以上かかります。
電気自動車の専門家 :「(電気自動車は)衝撃によって化学反応が起きると可燃性ガスと酸素が一緒に発生します。 だからフォーム(発泡液)で覆っても内部で発生する酸素があるので火が簡単に消えません。」
電気自動車火災を鎮圧する最良の方法は、バッテリー部分を水に浸すようにするのですが、この作業に必要な「移動型水槽」は、事故が起きた慶尚北道地域にはただの一つもありません。
住民Cさん : 「車がぶつかる音と『ポン』という音が一緒に出たと。(住民)何人も現場を取り巻いて消火器を持って、人が中にいるか確認しようと…。」
およそ2時間後に消防士たちがようやく鎮火に成功した後、救急隊員らは運転者を救助しようと担架を移します。
警察関係者 : 「肉眼で見ると火は点きますが、車は速いです。 居眠り運転には見えません。 急発進事故なのか車の欠陥による問題なのかについては、原因をちょっと調べてみなければ…。」
警察は国立科学捜査研究院に車両精密鑑識を依頼し、正確な事故原因を明らかにすることにしました。
直前の事故で気持ちスイッチがONに?
韓国の老人でも気持ちがHiになったりするとスピードが出る仕組みはニホンと一緒です。この事故の直前に70代の運転手は軽い接触事故を起こしていた様子が離れたCCTVで撮られていた。という情報もあります。そして逃げたんですね。猛スピードで狭い路地を突進しますよ。事故原因は何にしようかな、なんて考えるわけです。手軽なのは急発進なんかがイイですよ 両足でアクセルとブレーキを止まらない程度に踏んでブレーキが点いていればあとは急発進ですべてOKなんです。そして2時間以上運転席に座った姿勢で担架が来るのをを待っていたんですね。 えぇ、お店に突っ込んじゃったら救急が来るまでクルマの中で待つというのが他人の責任にする仕上げなんです。
ただ計算違いだったのはぶつかるショックが大きかったことでエアバッグが展開したこと。それから火が出るのがすごく早かったことです。