地下鉄に買い物カートでご乗車の韓国老人
ショッピングカート前輪、地下鉄すきまにはまる
ソウル交通公社、市民と協力してショッピングカートを取り出して
駅員は119番に通報、目撃者と乗客がカートを引きずり出すお手柄
ソウルの地下鉄で、老人とショッピングカートと一緒に地下鉄に乗ろうとしたが、ショッピングカートの前輪が地下鉄と乗り場の間に挟まる事故が発生した。
ソウル交通公社によると、先月30日午後7時41分頃、地下鉄7号線蘆原駅下り線で、ひとりの老人が押してきたショッピングカートの前輪が列車と出入り口の間に挟まる事故が起きた。
この事故は老人が近所のショッピングマートで食材を購入した後、ショッピングカートに入れてそのまま地下鉄駅まで引っ張ってきて列車に乗ろうと試みて起きた見られている。
ショッピングカートの前輪部分が列車と出入り口の間に挟まった状態で外れなかったため、ソウル交通公社管制センターは事故状況を受け付けると119番に通報した。
この事故で地下鉄の運行が10分以上遅れた。そしてその後さらに発車時間が遅れると、万が一の事故に備えてまず後続列車を停止させ、この車両に搭乗していた乗客を駅のホームに移動させた。
その後も119番の出動が遅れると、蘆原駅長など職員が直接市民と協力して列車を押してようやくショッピングカートを取り出したという。
映像の中にはカートに含まれていたと推定される白菜などの食材が地下鉄客室の中に散らばっている姿が盛り込まれた。
ソウル交通公社側はこの事故と関連して「カートを取り出して列車と乗り場を点検した後、運行を再開した」とし「乗客は再び搭乗し、14分程度遅れた」と明らかにした。
結局119番は列車運行開始に到着が間に合わなかった。一方、ショッピングカートを引っ張ってきた高齢者乗客は、再び列車に乗らず、蘆原駅の外に出たようだという。
さて、『地下鉄と老人』で思い出すのは、2~3年前のこと、釣竿を買ったばかりの韓国老人がうれしさのあまり、家まで待てずに釣竿を伸ばしちゃって感電しちゃった事故があったことを思い出しました