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嫌韓(いやかん)ってホントはどうなの?

科学の良心、天安(チョナン)艦を追跡するっという本

[今日の本]科学の良心、天安(チョナン)艦を追跡する
天安(チョナン)艦事件はまだ進行している
 
“天安(チョナン)艦事件は単純に一隻の軍艦が沈没した軍事的事件に終わらない、私たちの社会のすべての問題点が絡まって混ざって形成された断面を見せる総合的事件だ。したがって天安(チョナン)艦事件の真実を糾明する作業はこの社会全般の問題点らを彫金でも意味があるように解決できる出発点であり核心部になってしまった。”(本の序文から)
 
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 ▲天安(チョナン)艦事件を扱った3冊の本.<天安(チョナン)艦を尋ねる>(チャンビ),<科学の良心、天安(チョナン)艦を追跡する>(チャンビ),<封印された天安(チョナン)艦の真実>(ハンギョレ出版).
 
去る3月26日西海(ソヘ)で天安(チョナン)艦が沈没した。天安(チョナン)艦沈没事件で韓半島は、いや韓半島南側は蜂の巣を突付いておいたように6ヶ月余りにかけて北朝鮮仕業という民官合同調査団などの調査結果を置いて政治攻防と国連安保理制裁失策など笑うことのできない風景を作り出した。
 
しかし‘北朝鮮潜水艇が浸透して魚雷を発射して天安(チョナン)艦を沈没させてゆうゆうと抜け出た’という合調団の調査結果は南側ですら信頼を与えられなかったし、ロシアと中国がこれを受け入れなくて東北アジアと世界各国らから全く支持を勝ち取ることができなかった。
 
国内では一瞬で軍の安保体系に対する不信で沸き立ったし、外交失敗で外交安保ライン交替世論がますます大きくなっていった。南北関係は結局天安(チョナン)艦事件で破綻に達したし、その結果北朝鮮への延坪島ヨンピョンド)砲撃挑発まで続いた。南北間の信頼は完全にこわれて‘6.15時代’から、また冷戦の‘6.25時代’に帰ったという皮肉が続いている。
 
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▲左がイ・スンホン教授で 右のがソ・ジェジョン教授ですね ニホンのオオサカで“天安艦の話”をするためにやってきたのです、(社)ニホン海外特派員協会の招聘で来たときのですね。
 
<科学の良心、天安(チョナン)艦を追跡する>はこのような状況で在米物理学者イ・スンホン教授(バージニア大)はこの事件に関する疑惑に対して日記形式で作成した事件リポートだ。この本は政府調査結果の矛盾を一つ一つ分析するだけでなく韓国科学界をはじめとするこの社会構成員らの‘沈黙のカルテル’を警告して批判する。
 
‘2010年9月13日国防部最終報告書発刊、合調団解体’.天安(チョナン)艦事件に対する政府の公式調査はこのようにケリをつけられた。調査結果に提起された決定的疑惑は正しくなされた返事なしで290ページに達する最終報告書でただ何行と言及されたり最初から付録に押し出されただけだ。合調団が門を閉めるとすぐに彼と同時に主流言論も口を閉じた。

書いた人が天安(チョナン)艦事件に関心を持ち始めたことは米国で休みをむかえてオハイオ大学のある研究所で留まって共同研究をした時だった。彼はしばらく韓国に入ってきてニュースを通じて合調団の発表を聞くことになって合調団発表以後これに疑惑を提起した人々が虚偽事実流布という名目の下に列をなして告訴にあうのを見て疑いを抱くことになる。
 
大部分の言論は政府発表をそのまま伝えて強硬な対北朝鮮メッセージだけを投げていたし国内科学界もまた、沈黙で一貫した。その時在米学者ソ・ジェジョン教授(ジョーンズホプキンス大)から諮問を求める一通のメールを受ける。夜を明かした悩みの末に彼は科学者としてこの事件に足を漬けようと決心する。

当時彼が入手した情報は合調団が国会に提出したただ何枚の報道資料だけだった。不幸中幸いだろうか。彼が持ち上げた合調団の資料中に一瞬自身が20年間研究してきた専攻分野のデータがあるということを知ることになる。ところでひと目で見ても合調団が証拠で提示したデータには致命的な欠陥があったのだ。その後から彼は資料らを土台にデータを分析し始める。
イ・スンホン教授は初めから自身の実名を明らかにして本格的に問題を提起したことではなかった。ともすると親北朝鮮容共の罠に陥ることもできる危険なことだったが彼は相変らず科学的本当の価値を信頼する科学者でもあった。
 
彼は合調団データの誤りを直感とは、自身がその間繰り広げた研究を一つずつ顧みてこれを自分の周辺の科学者らに再度確認する。また、自身の実験室で夜を明かしながらシミュルレイション等を通して合調団調査の矛盾をわずか四日ぶりに明らかにする。
 
その日以後イ・スンホン教授は公開的な問題提起のために自身の実名を明らかにして天安(チョナン)艦事件に関する論争に飛び込むことになる。その後で5ヶ月間著者が見せる絶え間ない探求と激しい問題提起は果たしてこの社会で科学者が整えなければならない徳性が何かという今更い質問を投げるようにする。

彼の結論は、“合調団がすでに魚雷爆発を既定事実化して合調団自ら実施した実験のデータをたまには操作してあらかじめ決まった方向に無理に絡めてあわせた”ということだ。著者がこの本のあちこちでひろげる根拠を要約しようとするなら次のようだ。
 
合調団が魚雷爆発の明白な証拠と明らかにした科学的データは大きく2種類で、一つは魚雷に使われた‘1番’表記で、他の一つはエックス線回折分析(XRD)とエネルギー分光分析(EDS)等の‘爆発物質’分析データだ。この2種類データは互いに関連していてただ一つでも誤りがあるならば主張が成立しなくなる。
 
その中で青色‘1番’表記は合調団自らもインクの成分分析結果北朝鮮と関連になった点を明らかにすることができなかったことを自認しただけに、発表当時からネチズンらのパロディ物があふれた事例で端的に知ることが出来るように一般的な常識とかけ離れた証拠物だった。 この本でこれと共にソン・テホ カイスト教授が出した‘1番表記がそのまま残ることができる’という過程を徹底的に論駁する。修士課程学生だけなっても簡単に知ることが出来る基本的な物理学常識の問題というものだ。  ※7m離れると爆発温度は氷点下-273℃になるアレ

合調団のXRDとEDSデータの問題はこの本で著者が最も多い量を割愛して非常に精魂を込めて解説する部分だ。イ・スンホン教授は自身の実験室でシミュルレイションを実行してみてこのデータが持った致命的な問題、すなわち魚雷爆発の証拠で提示された点がかえって爆発が起きなかったことを証明するという事実を明らかにする。
 
まず合調団のXRD(X線回析分析)データは、合調団が初めから爆発後酸化して生成された物質だと公言してきたアルミニウム酸化物吸着物質が天安(チョナン)艦船体と魚雷残骸では存在しないということを見せてくれる。
 ※結局海中に存在する水酸化アルミニウムが析出しただけってことね
 
二番目、合調団のEDSデータは(カナダのヤン・パンソク博士の結果とも一致するように)合調団が提示したグラフ上にあらわれた物質が合調団の主張(爆発後生成されるアルミニウム酸化物)とは違った、すなわち爆発とは全く関係ない自然状態の水酸化アルミニウム系列であることを証明する。
天安(チョナン)艦事件の真相究明過程はたびたび2006年ファン・ウソツク事件と比較されたりする。
※ノーベル症は秋の季語だそうですょ ファン・ウソツク教授は嘘つき韓国人の代名詞ですが、あっちではノーベル症発症者とは見ないようです。
 
これら事件の共通点は最初に、インターネットの発達で多様な意見が自由に陳述されながら本当の糸口がさく烈したという事実だ。ネチズンらの問題提起は集団知性と民主的な公論の場の役割で私たちの社会で大きい力を発揮している。
 
二つ目の共通点はすぐに私たちの社会で “科学がどんなことができてしなければならないかを、換言すれば科学の社会的役割と責任に対して見て回るようになる契機になった”という点だ。ただしファン・ウソツク事件とは違って天安(チョナン)艦事件では国内科学界で個人あるいは集団が立ち上がって真相究明に新しい転換点を用意した事例が今回の新しいところだ。

イ・スンホン教授はこれに対して私たちの社会に相変わらずレッド コンプレックス、韓国科学界に広まった偽計主義と被害意識、科学の尊厳性を自らけり飛ばす学者らの弱気さなどをその理由に選ぶ。特にこの本では今回の真相究明過程を経て著しい韓国の科学界の問題点を集中的に扱おうと対談‘科学が話さなければならないこと’を用意した。
 
イ・スンホン教授とイビルリョル(放送大、科学史)は韓国科学界に対する反省と批判、海外科学界の先例と習う点などを論じて、前に私たちの科学界が守らなければならない徳性に対して真剣に話を交わす。

書いた人の話のように、科学は参加を望む皆に‘開いている’.換言すれば科学の真実は無数に多くの攻防の中で作られるという言葉だ。そのような意味で著者とカナダの両時席博士でなくとも今は国内科学界で今回の事件に対して社会的公論を繰り広げなければならない。
 
イ・ミョンバク政府は最終報告書と合調団解体で事件を終えたが、天安(チョナン)艦事件はまだ進行している。天安(チョナン)艦事件で南北関係をはじめとする韓半島の政治外交地形と東北アジアの平和は脅威を受けている。
 
北朝鮮延坪島ヨンピョンド)砲撃挑発報復は偶然で偶発的に起きたことでなくイ・ミョンバク政府になって 去る10年の間6.15宣言、10.4宣言とその成果物を否定しながらその延長線で起きたのだ。その間野党と市民社会団体が絶えずイ・ミョンバク政府の対北朝鮮政策を転換要求はこのような韓半島戦争威嚇がどこから始まったかをよく見せる。
 
イ・スンホン著作/チャンビ/284ページ/13,800ウォン
 


っという話なんですが えっとね 本は取り敢えず3冊あるようです
<天安(チョナン)艦を尋ねる>   これ探してるんです もうじき紹介出来そうです。
<科学の良心、天安(チョナン)艦を追跡する>  この記事のですね ふぅ~~ん
<封印された天安(チョナン)艦の真実>   ハンギョレですね何度か紹介してます
 
それと民・軍合同調査団のあの本と 天安艦マンガですね   天安艦マンガについては日本一詳しいminaの過去カキコを検索することっ
そうそう 最初に知らされた<天安艦襲撃の真実>っとかも見るよろし