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20個のキーワードで読む天安(チョナン)艦-③吸着物論争

20個のキーワードで読む天安(チョナン)艦-③吸着物論争
その砂と塩、吸着物と無関係
 
 

吸着物は天安(チョナン)艦事件の真実糾明過程で民軍合同調査団(合調団)の科学的分析に誤りがあるという論議を呼び起こした懸案だ。 この誤りはまもなく‘魚雷爆発はなかった’という疑惑と直結する。 これはまた‘1度魚雷’の存在など政府発表の信頼が崩れるアキレス腱として作用できる問題だ。

ここで吸着物は天安(チョナン)艦船体と魚雷推進体プロペラについている物質を意味する。 国防部はこの吸着物が爆発によって生成されたものと主張していて、ソ・ジェジョン・イ・スンホン・ヤン・パンソク教授などはこれが常温で長い間の時間にかけて形成されたものと主張している。

これに伴い、天安(チョナン)艦調査結果言論報道検証委員会が10月12日記者会見を行って“天安(チョナン)艦事件再調査が切実だ”と強調しながらその理由で一番最初に挙げたのが吸着物質だった。 検証委は天安(チョナン)艦船体と魚雷推進体のプロペラで発見された吸着物質が、爆発と関係がなく常温で生成される‘非結晶質水酸化アルミニウムナイト’と強調した。 検証委は‘非結晶質水酸化アルミニウムナイト’が常温または、低温で生成される水酸化物だと明らかにした。 爆発などでは形成されないということだ。 したがって吸着物質が爆発による高温せいで形成されたとして‘魚雷説’の主要根拠に発表した国防部の主張は説得力を大きく喪失したものと主張した。

検証委は吸着物質をカナダ メニトバ大地質科学科分析室長であるヤン・パンソク教授に送って分析した結果こういう結論を下したと明らかにした。 検証委はこの物質をイ・ジョンヒ民主労働党議員室の助けを受けて確保したと明らかにした。 ヤン教授はこれを受けて9月24日から10月7日までエックス線回折分析(XRD),エネルギー分光分析(EDS)等国防部が進行した調査その他にも赤外線分光分析(FT-IR),電子玄米分析(EMP),レイザーラモン(Laser Raman)分光分析、注射電子顕微鏡(SEM)観察などの追加的な調査方法で吸着物質を分析した。

検証委はヤン教授がこういう追加的な調査を終えた結果吸着物質の主要元素がアルミニウム(AI),硫黄(S),塩素(CI)であると確認したし、これらが結びついた分子式は‘非結晶質バースアルミニウムナイト(AI4(OH)10(SO4)4H20)’と非常に似るという結論を下したと伝えた。

爆発物質論議が触発されたことはイ・スンホン バージニア大教授(物理学)とソ・ジェジョン ジョーンズホプキンス大教授(政治学)が送ったある報告書を通じてからだった。 二人の教授が報告書をだした時点は合調団の吸着物分析結果発表があって10日が去る6月初めであった。

イ・スンホン教授は去る6月10日 <ハンギョレ21>の取材陣と会った席でこの実験を公開した。 この実験は合調団の話のように爆発に従う高熱と溶解、急冷却がなされる場合、アルミニウムが全部非結晶質アルミニウム酸化物に変わるかを確認するのを目標にした。 なぜなら国防部は船体と魚雷推進体についている吸着物をエックス線回折期検査をした結果アルミニウム成分が現れないと主張したためだ。 国防部はその理由で爆発と同じ高温・高圧の状態では酸化されたアルミニウムが非結晶質に変わるためだと主張した。

 
≫ 天安艦民・軍合同調査団(合調団)が去る5月20日ソウル、龍山区(ヨンサング)、梨泰院(イテウォン)路国防部で開かれた天安(チョナン)艦調査結果発表で公開した魚雷のプロペラの部分.合調団は魚雷の吸着物と天安(チョナン)艦筐体の吸着物質全部爆発からできたアルミニウム酸化物で同一なものと主張している。
シン・ソヨン記者viator@hani.co.kr
 
これに対してこの教授はまず99.9%純度のアルミニウム試料を高熱にも溶けない試験管に入れた後高熱を耐える針金に連結して電気炉に入れた。 熱はアルミニウムの溶ける点の660度よりはるかに高い1,100度まで上げた。 そしてその温度で40分程度を維持した。 そうした後針金を引いて2秒以内に常温の冷たい水に入れて急速に冷ました後エネルギー分光器とエックス線回折期分析をしたのだ。

この実験結果アルミニウムが相当部分検出された。 この教授は加熱処理と急速冷却過程でアルミニウムは100%非結晶質化しないということを立証するとみられたのだ。 この教授は実験の後“合調団の発表のようにアルミニウムが100%酸化する確率は0%に近くて、その酸化したアルミニウムが皆非結晶質になる確率もまた、0%に近い”として“合調団が発表したようにすべてのアルミニウムが100%非結晶質アルミニウム酸化物に変わってエックス線回折機分析で検出されない確率はないと見ても関係ない”と話した。

それでは吸着物の正体は何だろうか? “砂と塩の外には見られません。 爆発とは関係ない物質でしょう。”(イ・スンホン教授)はアルミニウム成分が初めから存在しなかったしアルミニウムが入った爆発物の爆発も起きなかったとのことだ。

アルミニウム論議が続いた去る6月24日カナダ メニトバ大地質科学と分析室長であるヤン・パンソク博士から一通のメールを受けた。 ヤン博士はメールに含まれた報告書で“合調団が出した分析結果を検討すれば吸着物質は爆発物質で発生するアルミニウム酸化物ではないと見られる”とのことだった。 ヤン博士の分析は簡単だ。 吸着物質をアルミニウム酸化物(酸化アルミニウム)の割合で見るにはアルミニウムと酸素の比率が合わないということだ。 引き続きヤン博士は <ハンギョレ21>の電話インタビューを通じて“イ・スンホン教授がアルミニウム溶解と急速冷却実験で得た資料ではアルミニウムを1でした時酸素比率が0.25が出て、米国標準技術研究所のエネルギー分光器シミュレーション プログラムを使って得た酸化アルミニウム分析でも0.23が出てきた”として“この比率が0.8~0.9に出てきた合調団の物質を爆発の結果のアルミニウム酸化物で見られない”と明らかにした。

論争をたどりながらイ・スンホン・ソ・ジェジョン・ヤン・パンソク教授らは現在の国会など公信力ある第三者がまた実験をすることを提案している。 国防部は相変らず沈黙している。

ヤンバカン  ハンギョレ21部記者
 
■ 20個のキーワードで読む天安(チョナン)ハム事件
爆発論議

時間、場所論議

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10.わい曲された報告書:設計図失敗隠して衝撃波は巧妙にだまして

色々な仮説ら

11.魚雷説:007のような人間魚雷説まで保守言論、大統領府、警護処公明
12.座礁説:“出た左派ではないがいくら見てもこれは座礁だ”
13.機雷説:136個の‘西海(ソヘ)クライシス’はどこに

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19.社会:“一発に行くことができて”恐怖体制の復活
20.言論:インタビュー論客とインターネットユーザーに恥ずかしい
 
転載してて恥ずかしい