CHT-02D魚雷の虚構性②
CHT-02D魚雷の虚構性
(サプライズ/ 2010-07-04)
(サプライズ/ 2010-07-04)
合調団は初めにCHT-02Dの意味がなにかという記者らの質問に何の意味ない単純識別用名称だとごまかして6月下旬頃その意味を説明する。すなわち、CHTはCombined Homing Torpedo(複合自動追跡魚雷)という意であり02は生産年度を、DはDual Planeを意味することで<分析されたと>明らかにする。
しかし
合調団の主張のとおり02が生産年度を意味することならば明らかに2002年であることで、軍高位消息筋らが天安(チョナン)艦事件の調査過程で自ら言論に明らかにしたようにCHT-02Dは‘北朝鮮が輸出用で開発して2007年から海外販売’に出たことといった。
国防部合調団がチェ・ムンスン議員に提供した三枚書類中一枚の一番上の側にはGreen Pine(s) Associated Corporationだと書いていたしその下に魚雷図面と写真があったという。そうしてGreen Pine(s) Associated Corporationは北朝鮮が国際武器市場で事業のために設立した武器輸出用会社だろうと合調団は推測するということだ。
その根拠に北朝鮮商工会議所資料に‘青松合作株式会社’という名称が登場するのでGreen Pine(s) Associated Corporationと正確に一致するということだ。
非常に興味深い。北朝鮮が自分たち武器を輸出するために<株式会社>を設立するということが可能だろうか?
ところでGreen PineまたはGreen Pinesに対してまた他の興味深い事実がある。
韓国軍は2009年2月20日、イスラエルのEL/M-2080社に作戦能力800キロメートルであるレーダーGreen Pineを2億1,500万ドルに発注して、今年2012年に導入することにした。 そしてこのレーダーシステムはすでに米国が導入して使用中でもある。
※ハングルが書かれた魚雷、漢字語が書かれた魚雷… <1番>、<2番>’だったらよかったのに…
▲果たしてこの北朝鮮魚雷がロシア魚雷らと同じ外観塗り分けデザインに同じ直径と同じ250kgの爆発力を持ったとのことが単に偶然であろうか?
ところで合調団の主張のとおりならばこれは2002年度に生産されたし北朝鮮は2007年からが初めて海外輸出をした。 スクリューの部分は明確に識別しにくくて取り出してあげた魚雷破片と比較する不可能だがまた、魚雷の図面だということは中国製造魚雷と同じ姿をしている。
しかしながら、その上に魚雷に関するあらゆる疑惑を一挙に解消できるスクリューの部分の明確な写真は存在しない。
だが、本当に残念ながらその主張は誰の目で見ても明らかなように説得力がない。
万一、誰にでもその一致性を確認させようと思うならば私たちには三種類がなければならない。
最初に、取り出してあげた実物魚雷推進部で二番目、正確な設計図面そして最後に取り出してあげた魚雷破片が実際北朝鮮魚雷であることを確認できるまた他の実物魚雷やそれに準ずる明確な写真資料だ。
だが、私たちの前の現実は出処が疑わしい魚雷破片が全部だ。 それを説明するという図面は理性的に判断したところ法的な証拠能力をそろえられない。 破片を見てからCADを駆使して設計図面を作り出すこともできるためで、またそれさえも取り出してあげた破片と正確にマッチすると判断されないためだ。
ここで合調団が公開した設計図面をしばらく見ることにしよう。
注目する部分はガイドの形態だ。 上段のガイドと下段のガイドは長さが互いに違って対称構造でない形態と設計されている。 技術的に全く不可能なものではないが非常に特異な設計だ。
しばらく魚雷の推進部に対する基本構造を先に理解することにしよう。
魚雷に最も多く適用される推進部の基本構造だ。 四個のガイドが各々対称構造で二個ずつペアを組んで魚雷に付着していて、そのガイドにかかった方向舵が左右方向と上下方向を調節して目標物に向かって前進することだ。 今日の魚雷は技術発達によりより精密で精巧な部品らが開発されて騒音を減らすための装置らが開発されたがとにかくその基本的作動原理は上の簡単な構造図で説明することができる。
そして魚雷が持った最も脆弱な問題点中の一つはスクリューの回転で発生する騒音の問題で今日の魚雷らは騒音を減らすために大部分の下のような形態を取っている。 もちろん絶対的にすべての国家がみなそうではないが写真を見てもらえればわかると思う。
▲推進部分を覆うような形状をしているのがわかる
一方過去の魚雷らは大部分の下のような形態だ。
▲スクリュー部分がむき出しになっている
ところで多くの魚雷らを調査したが上下ガイド長さが対称構造でない魚雷は非常に検索が大変だった。 そうするうちについに一つを探したが それはやっぱり……
そう すぐに中国製魚雷であった。恐らく中国のYu(漁)シリーズ魚雷の初期バージョンと推測される。
上の中国魚雷の後尾の部分と図面を比較すると上下団のガイドの長さと大きさおよび形態だけでなく上下ガイドにかかった方向舵の形も同じ構造を持っているということを確認することができる。
実際に上の図面と中国魚雷が100%正確に一致するかは確認できなくてまた、実際のようなものである可能性はそんなに高くないことと判断される。 だが、形態と構造の類似性が非常に大きいという点は明らかだ。 したがって同じ系列の魚雷である可能性は比較的大きいと判断するはずだ。
ここに一枚の写真を見よう。 ロシアの武器輸出用カタログの1ページだ。
▲ロシア製輸出用魚雷カタログの英文版 電気推進魚雷かなぁ? 専用の発射管もしくは潜水艦でご利用ください ですね
▲リモコン操縦ですから 有線かな ワイヤーコイルってありますね ファイリングデータ メカニカルorエレクトリック
これは同じようにロシアの輸出用魚雷でTE-2シリーズだ。 上の二種類系列の概略的な性能は7~8メートルの間の長さであり、205~250kgほどの爆発力を持ったし大部分音響追跡および航跡追跡機能を持っている。 そして直径は534.4mmで全部一致して直径は国際表記法で表記される。 すなわち‘インチinch’で表記されはしない。
そして輸出用らしくカタログには実戦用と練習用の性能を区分して指摘するなど購買者にできるだけ正確で多くの情報を提供しようと努力しているけれどどの場合にも設計図を公開しはしない。
http://www.seoprise.com/pds_data/jsjerry/images/1278389056.jpg
▲韓国国防部が天安艦襲撃CHT02Tだと公表した北朝鮮武器カタログ掲載とされる写真 まさかキタ朝鮮が写真流用しちゃってますか? お~~~ぃ
▲韓国国防部が天安艦襲撃CHT02Tだと公表した北朝鮮武器カタログ掲載とされる写真 まさかキタ朝鮮が写真流用しちゃってますか? お~~~ぃ
すぐにこの魚雷が合調団が公開した唯一のCHT-02D魚雷の写真だ。 大統領府で温家宝中国総理に天安(チョナン)艦 ブリーフィングをする時もこの写真が使われたことで推し量って唯一の資料が明らかだ。
※ソーリ あれゎロシア製魚雷ですよ 騙されたふりしますか?
天安(チョナン)艦合調団は北朝鮮が南米国家らに輸出するために製作した小冊子を私たちの情報部員が入手したものにそのパンフレットの中に魚雷写真と設計図面!らが収録されていると言論プレイをした。 そしてその設計図面は合調団がはえ縄漁業漁船を動員して取り出してあげた魚雷推進部破片と正確に一致すると発表した。
ところで6月11日チェ・ムンスン議員に軍が提供した資料はA4三枚だった。一枚は5月20日に発表したことでその設計図面であったしまた、一枚は北朝鮮商工会議所資料であった。そして残り一枚に魚雷諸々な原因といくつかのカットの写真があった。その場で合調団はあきれるようにも北朝鮮の輸出用小冊子は実状存在しないと言葉を変えた。
結局大韓民国、天安(チョナン)艦合調団が持っている天安(チョナン)艦沈没関連北朝鮮魚雷情報は報道用で作られた図面と北朝鮮商工会議所資料を除けばほんの一枚の英文書類が全部だったのだ。それまで<民衆の声>によれば“合調団はすでにはえ縄漁業漁船が魚雷破片を引き上げる遥か前の4月下旬頃に国会天安(チョナン)艦特別委委員らに‘某機関’から設計図面を渡されたという対面報告をした。”という。
それならもう北朝鮮のCHT-02D魚雷に対して調べてみよう。 合調団が説明するCHT-02Dは長さが7メートル大に達して重さは1.7トン、直径は21インチで爆発装薬は250kgの音響と航跡追跡方式の魚雷だ。
これが出処を明らかにすることはできない経路を通じて入手したCDの中に含まれた内容という。
そしてTE-2系列の魚雷は250kgの爆発力を持っていてCHT-02Dやはりそうであって、より一層驚くべきことにこの250kgの爆発力はぺニョん島で探知されたという地震波の記録を説明するにもぴったりつりあうように一致する。
しかも疑問を感じる。 合調団の主張のとおりならばこの魚雷は2002年限定版だといったことだろうか? そして武器を輸出して名称自体に生産年度を表記することが通常的に可能だろうか?
このような疑問らを土台に推論をしてみたところCHT-02Dという北朝鮮の輸出用魚雷は恐らく存在しないだろう。
万一、北朝鮮が国際武器市場で魚雷を売っているといっても自主開発した魚雷の外観塗装とサイズをロシア魚雷と同一にして、設計図面を添付して、機能自体と生産年度を名前で使う魚雷を売るだろうか。これは極めて基本的な常識的判断の問題だ。
CHT-02Dというものは初めて合調団の主張したとおり西側世界で任意に作った識別名称であるということだが。 すなわち、国際武器市場で取り引きされている適性国の魚雷に対する情報を2002年に入手してファイリングする過程でその機能と性格を要約して命名したことである可能性が高いのだ。 果たしてその西方国家はどこであろうか? 国際表記法でない‘インチinch’を使う国がどこなのかは皆知るだろう。
驚くべきことに大韓民国権力の中心部大統領府では中国総理にブリーフィングしてこのでたらめ資料を使う。
http://www.seoprise.com/pds_data/jsjerry/images/1278389356.bmp
▲北朝鮮武器輸出カタログで説明しているのではありません 天安艦合同調査団監修の調査報告書ですょ
▲北朝鮮武器輸出カタログで説明しているのではありません 天安艦合同調査団監修の調査報告書ですょ