釜山ではあちこちで大規模な土砂崩れが同時に発生
3日も降り続く豪雨(降り始めから100mm)

20日午前1時ごろ、釜山市影島区瀛仙洞ヨンソンサで東三洞方向50m地点の擁壁が崩れ、1.5tトラック2台分の岩や土砂が絶影海岸道路に降り注がれた。
この事故で人命被害はなかったが、片道2車線のうち、1車線が塞がれた。

▲19日午後9時50分ごろ、釜山鎮区チョウプ洞チョウプ中学校の前でA療養病院まで20m区間の道路に擁壁が崩れた。 この事故で、近隣の住民10人あまりが避難し、上水道管が破裂し、150余世帯が断水で不便を強いられている。
管轄自治体などは追加の崩壊防止のために防水シートを設置し、応急復旧作業を行っている。

▲釜山地域に3日間100ミリの春雨が降り、学校石垣と道路の擁壁が倒壊するなど被害が相次いでいる。
20日午前1時ごろ、釜山市ヨンソン洞海岸道路であるジョルヨンロで石垣の壁が崩れ、10立米(トン)の土砂が殺到して往復2車線のうち、1車線が塞がれた。 このために双方向の車両が統制され、市内のバスが迂回路線を利用、出勤途中の市民たちが大きな不便を強いられた。

▲歩道がすっかり崩れ落ちた現場のようす
先立って19日午後9時52分ごろ、釜山チョウプ洞チョウプ中学校前の通学路を支えていた長さ20m、幅30m、高さ10mの擁壁が崩れて600立米(トン)の土砂が流れ落ちた。
このために石垣の下の住宅3世帯の住民9人が驚き、緊急避難し、上水道管が破裂し、近くの150世帯に水道の供給が中断された。

釜山鎮区は道路を統制した後、追加の崩壊防止のために防水シートを設置して、応急復旧作業に乗り出し、迂回路を確保している。 区役所側は構造の診断が終わり次第、本格の復旧作業を実施する予定だ。
釜山気象庁は"18日午後6時から同日午前9時まで100ミリの雨が降っており、今後5∼10ミリの雨が降りそうだ"と予報した。
(翻訳とか:みそっち)
被災者の皆様には深く哀悼の気持ちを持って欲しいと思います。
