minaQのつぶやき 네토미나

嫌韓(いやかん)ってホントはどうなの?

台風一過 悪化した漢江の汚染





台風による降雨も漢江アオコ・ラテ、解消にならず

栄養豊富な雨水の流入'喉の渇いた漢江'緑藻、台風'チャンホム'以前より悪化
例年1/6水準である八堂(パルダン)ダム放流量と日照量の上昇などが原因かも


イメージ 1[ソウルミーナ]台風'チャンホム'の影響で多少沈静化していた漢江の藻類が再び悪化している。

ソウル市は16日に採水して実験した漢江の藻類検査の結果、台風チャンホムに雨が降った直後の昨年13日に比べて全般的に藻類の濃度が上昇し、以前の状況に近接する傾向を示していると17日明らかにした。

イメージ 5漢江上水源である蚕室水中堰上流地域検査の結果、藍藻細胞数は120~1790 cells/mL,葉緑素濃度は4.7~29.7㎎/tで降雨の直後の13日の結果250~640cells/mL、5.7~18.8㎎/トンに比べて上昇しており、降雨前の9日の藍藻細胞数140~1330cells/mLと類似した水準だという。

イメージ 6また、蚕室水中堰下流地域の検査の結果、藍藻細胞数は1592~万2829cells/mL,葉緑素濃度は16.0~49.8㎎/tで測定されており、これは、降雨の直後の13日、藍藻細胞数1018~万3449 cells/mL,葉緑素濃度13.5~32.4㎎/㎥より高い濃度を見せている。

ソウル市は12~13日、降雨の影響で一時的に藻類の濃度が減少したが、八堂(パルダン)ダム放流量が依然として例年の1/6水準の80トン/秒を維持していて気温や日照量が上昇していて、潮流が再び繁栄したものと見ている。 したがって、現在発令された1区間注意報と2~4区間の警報段階は次の検査時まで維持することにした。


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▲ソウル市のアオコ対策は、赤土を撒いてアオコを沈殿させるだけしかない


ソウル市は漢江の流量で水再生センターの放流水の割合が大きく占めていることに藻類警報発令の期間中にはセンターを非常対応体制で運営しており、チョンイン処理施設の設置事業も最大限短縮する計画だと明らかにした。
まず、4つの水再生センターで全リンの放流を最大限抑制するため、既存5~20mg/L投入した凝集剤を投入最大の量の40mg/Lまで投入させて、効果分析のために1回実施してきた総リン・総窒素の放流水水質試験も1日2回に強化することにした。
自治区と合同で市内3500あまりの廃水排出施設に対し、一斉特別取り締まりを実施している。
さらに、2019年までに完了予定であるチョンイン処理施設の拡充事業も、早急に推進して2017年工事の着工時期を2016年下半期に繰り上げる予定だと明らかにした。
一方、金英蘭(キム・ヨンラン)ソウル研究院選任研究委員は、ここ16日の討論会で"ソウル地域の年平均気温が過ぎた100年新世界平均の約3倍の2.5℃が高まるなど、気候変動によって、漢江の緑藻現象は今後頻繁に起こるはずであることから、今後の漢江藻類現象が一時的・短期的問題がなく'生活型環境問題'になる可能性が高い"と主張した。


(翻訳:みそっち)



あの話題の漢江アオコですが、台風で一気に流れ去るかとおもったら市内からの栄養分豊富な雨水が大量に流れ込んだことと翌日からのお天気による気温上昇などでさらに悪化したというお話です。 ※台風のあとはお天気続きですよ

しかも期待していた一時的な漢江の流量の増加が、河口の満潮と重なって流れ去るべきみどり色の絨毯がそのままそこに残っちゃったというのも原因となりました。
栄養分がながれこんでそのまま残っちゃったのです。 流れない漢江の水はここ数日の好天にも恵まれて水温はぐんぐん上昇していますから、風向きによっては漢江の目にしみる悪臭がたいへんなことになっています。

ソウル市内を流れる漢江の下流域はキタ朝鮮国境と接して黄海に流れ込みます、そのため対岸はキタ朝鮮ということなのですが、漢江の上流は北漢江と南漢江が合流しているのです、つまり北漢江の最上流部はキタ朝鮮にあったりします(キタ朝鮮領内にダムもある)一方の南漢江の方はその上流域にいくつもの下水処理施設の不足した龍仁市や利川市など新興住宅の密集した市や村があり、ちょっとした雨ででもすぐに処理場があふれだす仕組みになっています。



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▲ソウル市内の水道は八堂ダムを水源にしている、北漢江と南漢江の合流地点、あっちが南漢江、上流で田植えをしたりするとこうなるらしい


そしてソウル市を流れる漢江のすぐ上流にある八堂ダムは水位の低下から流量を減らしていて、ますます流れなくなっているってことなのです。 こんなことは毎年繰り返されるのですね。

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▲多くの韓国人は北京オリンピックの時の中国のこんな写真を見て安心するらしい、しかしこれは水草だったので人力で除去してヨット競技が行われました。


ちなみにこうした水質汚染への”韓国型対応”としては”水質検査”の回数を増やすということなのですが、韓国の水質検査っていうのは、”その日のその場の水質を検査することではなくて”現実とは別のどこかから出てくる”今日の水質はこれぐらいだろう”というものが報告されるしくみになっています。自分の担当する場所の水質が良くないと自分の評価も下がるのだと頑なに信じている韓国型小役人ばかりなので韓国人には水質検査のようなことは無理なのです。

飲み水の水道水の検査も全く同じで検査結果と蛇口から出る水に大きな違いがあるのが普通です。





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