イラクの闇市場で取引されているK-2C小銃

イラクの闇市場で取引されているK-2C小銃ってなに？

銃身を切り詰めて折りたたみ式銃床を伸縮タイプに変えたカービン銃のこと

イラクでは政府軍とISが両方で使っている事態に

http://imnews.imbc.com/replay/2016/nw930/article/3868033_19837.html

［国防ミーナ］韓国企業が輸出したK-2C小銃が、イラクの闇市場で取り引きされている写真が広まっている。 K-2C小銃は輸出型で、韓国軍にも一部だけ普及している最新型兵器です。昨年にはISがK-2C小銃を使用する広報写真を公開して議論が起こったりもした。

韓国防衛産業メーカーが独自の技術で開発・製作してイラクに輸出したK-2C小銃です。イラクとシリア情報を提供する'グリーンレモン'というツイッターアカウントは最近、韓国産K-2C小銃が闇市場に売り物に出たとし、写真を公開したが、弾倉と取っ手など、包装が取られていない新しい製品と推定されます。

K-2Cは、韓国軍の主力の個人火器であるk2小銃の改良製品で、輸出用に開発され、まだ韓国軍にも一部の特殊部隊以外には普及しなかった最新型武器です。 K-2Cは命中率が高いが、故障が少なく、軽くて市街戦をたくさんする国で好むことが分かっています。昨年6月にはISイラク北部支部がIS組織員がK-2C小銃を撃つ交戦広報写真を公開して、韓国が開発した最新兵器がISのテロの道具に転落するのではないかと懸念が出たりしました。

（翻訳：みそっち）

新品の鉄砲ってね、ダンボール箱に入って入荷するんですよ、だから銃砲店で鉄砲を買うときに専用ケースの入荷が遅れたりするとダンボール製の粗末な箱のまま持って帰ることになります。まぁうちに持って帰ってきたらすぐにガンロッカーに入れちゃうのでいいのですが、銃の確認で警察に持って行く時にダンボール箱じゃカッコ悪いですよね♪

ベレッタなんかだとJGTの作ったきれいな印刷の取扱説明書がニホン語になってたりしますが、レミントンなんかだと英文のコピーが斜めになったようなのがふたつ折りになって入っていたりします。銃によっては集弾証明書みたいなのもついてきますよ。

さて韓国のK-2小銃ですがアフリカの南スーダンに派遣されていた韓国軍部隊が弾不足を心配して自衛隊に借りたことがありました。なんで自衛隊だったのかというと使っている弾が共通で使えるからなんですね、もちろん米軍も同じ弾ですが近所にいなかったし、ほかの国で使ってる弾はAK74のとかだったようです

共通した弾をつかうのですからどこの国が作っても最近の小銃は似たような性能ですが、どこの国も自分のところのは世界最高水準の性能だと言うことになっています。

ところでその5.56ｍｍNATO弾って見たことある人ってあんまりいませんよね、エアガンの粒、BB弾が6ｍｍですから、エアガンの頼りない銃口なんかだとするりと通ってしまうような直径なんですね。それじゃもうちょっとまえの7.62ｍｍ小銃弾ってどんなものでしょうか、身近なもので説明するとCrossのボールペンあるじゃないですか、あの細くて書きにくいアレですね、あれの直径が7.62ｍｍでした（今ダイヤルゲージで測ってみた）

さておき自動銃には傑作と呼ばれるものがいくつかありますが、たとえばAK47がありますよね、そのいっぽうでM-16（M-4）もあります、失敗作としてはM-14とか64式も失敗作だったんじゃないかなって思います（見たことないけど）　そんなAK47とM-16の動作原理をつぎはぎして作ったのが韓国のK-2小銃なんですね（決して良いところだけを集めたとは思わないけどね）そういうわけで韓国人に言わせれば名品なのだそうです

そんなベークライト製の銃床が折りたたみ式なのがK-2小銃で、ちょっと短くしてモダンにしたのがK-2Cということになります、ただK-2Cというのは何通りも確認されていて、銃身を短くしてM4みたいな伸縮式の銃床をつけたのがK-2Cだったり今回のように折りたたみ式＋伸縮式銃床のタイプのあるというあたりで用語の混乱があるようです。

まあK-2C小銃はＮＥＷモデルなんだけど性能はちっとも良くなっていないという新製品なんですよね、銃なんてものはすでに完成されたものだからなんていう言い方をすることもあります　