投票用紙が33cmも㋣のハンコのひみつ
ちょっ、投票用紙の”長さ”が33.5cmってなに?
驚くしかない韓国型選挙、"33.5cm"歴代最長の長さ4・13総選挙の投票用紙
立候補者の名前を書かせればイイのに”書けないひとがいるから” ハンコで
[あなたのミーナ]来る4月13日の総選挙を控えて、歴代最多の21つの政党が比例代表候補を出し、投票用紙の長さも歴代最大になる見通しだ。 投票用紙の長さだけで33.5cmに達し、有権者の混乱も予想されている。
27日、中央選挙管理委員会によると、20代総選挙で使われる比例代表の政党投票用紙の長さは33.5cmとなった。 この19代総選挙の時には、比例代表政党投票用紙は31.2cm▶、18代総選挙の時は、23.2cmだった。
一方、今年の総選挙で選管委は1523機の電子開票機(投票用紙の分流器)を全国に配置した。 当該機器は30cm以上投票用紙分類が可能、一部で懸念している紙'引っかかり'現象を改善した。
(翻訳:みそっち)
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4年前の比例区の投票用紙です。
もちろん全国共通ですね。
以下略
現有議席の多いところが上のほうに来るのかな?
四角い黒枠の中からどこかを選んで投票場に備え付けのハンコを押すと、それが有効投票になるという仕組みです。
なぜ多くのシンボルの中で占(卜)を使用するようにされたのかというというわけでハンコの表示の変遷を調べてみました。
1985年以前の選挙:「O」表記のみ使用しており、様々な投票用具と材料を使用した
1985年第12代総選挙で材質のみプラスチックで統一して、「O」表記はそのまま使用した。しかし、このとき、インクの特性上、投票用紙を半分に折ると反対側に写り込むことで無効票になるという議論に柄を挿入しようという意見が出た。
1992年の第13代総選挙で「O」の表示の中に人(ト)模様を挿入した。しかし、政界の一部で人(ト)の模様が、特定の候補者のネトなどを暗示するという議論が台頭された。
1994年以降㋣文字に表記変更し、これまで継続して使用することになった。
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このハンコは朱肉のいらない、あのニホンでもおなじみのシャチハタのバッタ物なのです。韓国では万年スタンプっていうらしいですよ。いくつかのメーカーが出しています お値段は高いので15,000ウォン(木製台、紛失防止コードつき)から、2,500ウォンなんていうお手頃なのまであります。
今夜のタメになるハナシなんで㋣模様なのかというと、裏写りしたりしたときに区別が付くためなのです。
大むかしはハンコじゃなくて候補者名を書かせたのです。ところが書けないひとが多すぎて投票が成り立たなかったんですね。それですぐにハンコになったらしいのです。投票用紙に名前が書けないひとを量産するというのも”韓国型愚民化教育”ということなんですが、泡沫政党が乱立してもそっちには投票が流れないという利点もあるってことですね。