韓国海軍4,500t級 初の訓練艦専用艦計画
韓国海軍4,500t級 初の訓練艦専用艦の建造計画
2020年に建造…他国より性能劣勢、どうせまた20ノットとかの鈍足艦でしょ
必須シミュレーションごく一部のみ搭載 予算環境、拡張の可能性は残って
必須シミュレーションごく一部のみ搭載 予算環境、拡張の可能性は残って
[国防ミーナ]海軍が宿願事業である訓練艦の建造に着手したが、性能は極めて制限的だろうと見られる。
▲練習艦隊がロシアを訪問した時には慣れない結氷でこういう姿だった。(蒸気タービン機関の時代にはこういうのはすぐに溶かすことができたのに)
特に、ソマリア海域に清海部隊を固定的に派遣した後は、大型戦闘艦の不足現象がさらに悪化した。 これによって、海軍は専用練習艦の建造を要求してきたが、財源不足で延期されるなかで今回ようやく、建造が確定された。
▲来る2020年まで建造される海軍訓練艦のイラスト。、限られている予算の環境のために性能が中国と日本の訓練艦に遠く及ばないものと評価される。
しかし、初の専用練習艦の性能はほかの国々の海軍に比べて大きく低いものと懸念される。 まず、予算が少ない。 開発会社である現代重工業が責任を負う部門の事業費が約2,600億ウォン。船体と基本的なセンサー類、各種シミュレーション(模擬訓練装置)、救護用医療施設、推進機関などをすべて合わせた金額が同程度だ。
ここに追加される金額は76ミリ(リサイクル)及び40ミリ艦砲費用で数百億ウォン台を越えない。 むろん、このような建造費でも約1,000億ウォン程度が入った海洋警察の訓練艦よりは3倍ほど多い金額だ。
厳しい予算の都合からそれなりに最適の組み合わせで訓練することを整えたわけだ。 しかし、訓練することで最も重要なシミュレーションは基本的な操艦訓練、対潜作戦、機関などごく一部しか搭載されることが分かった。 これは各種の艦砲やミサイル射撃はもちろん、航空母艦、着艦訓練まで可能な中国の超大型練習艦に比べてはるかに下回っている水準だ。 特に日本の海上自衛隊の場合、複数の水上訓練艦と潜水艦乗組員のための訓練専用潜水艦まで運用している。
ただ、今後の予算の環境によって、初の練習艦の性能が高まる可能性は残っている。 基本船体が広開土王-Ⅱ級(文武大王級駆逐艦に4,500トン級)であり、拡張性を期待することができるためだ。 船体が相対的に高かったおかげで、この訓練艦には従来の戦闘艦艇より大きなヘリコプター格納庫が設置される予定だ。 初練習艦の艦名は建造されるごろに決定される予定だ。
海軍は災難救助、海外国民保護、非常時の戦闘状況の投入など様々な用途に活用される訓練艦の運用の効率性を高めるため、少なくとも1隻の追加建造を望んでいるが、これも予算問題にかかって実現するかどうかは不透明だ。
(翻訳:みそっち)
う~ん、旧ニホン海軍だと香取、香椎っていうのがありましたね、これが戦前の進水でしたが、それ以前は日露戦争に参加した装甲巡洋艦磐城とかが練習巡洋艦としてハワイやヨーロッパなどに遠洋航海していました。(1916年から練習巡洋艦)1隻だけだと遭難した時に少尉候補生が全滅しちゃうので船は2隻あるんですよね。 それが普通なのです。
※ちなみに外国に頻繁に行くので恥ずかしくないように色は明るめの海軍色で塗られ甲板のチーク材は磨き上げられて恥ずかしいくらいピカピカだったそうです
韓国では海軍の人数も少ないのですが、これまでの練習航海には戦闘艦を使ってきたわけですよ、そのため清海部隊に1隻派遣しちゃうと数がピッタリだったのですね。
韓国の兵器は武器や装備の使い回しが日常的なのです。
海軍の士官学校生徒の世界一周航海のために1隻、ペルシャ湾派遣部隊に2隻(往路と復路で常に2隻が留守をしている)ドックで整備が1隻+予備が1隻というのがよく知られていることですが、その実態はほとんどが共食い整備で実働できるのが1隻だけだというのが定説です。
とくに遠洋航海訓練に使われる艦では”実戦することはない”という観点から主砲の射撃管制装備が不良のまま世界一周に出ていました。 (今任務についているのは大丈夫かな?)
練習航海で食中毒とかあったよね