潘基文(パン・ギムン)記念事業はどうする

行き場を失った'潘基文記念事業'…不出馬宣言に自治体の大混乱

潘前総長が、政治活動をせず、静かに帰国したなら、地域だけでなく、国の尊敬すべき人物としての待遇を受けたが、今は状況が違うのではないか

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［ＮＥＷＳミーナ］潘基文(パン・ギムン)前国連事務総長が大統領選出馬断念を突然宣言した後、彼と関連した記念事業を推進して来た故郷の忠清北道の地方自治体が大きな混乱に陥った。

有力大統領選候補という点を考慮し、公正性問題を避けるために各種事業を保留したり、事業名称で彼の名前を削除することにした直後、不出馬の発表が出ると、少なからぬ混乱が生じている。

▲潘善齋は陰城で生まれ、清州(チョンジュ)から忠州(チュンジュ)に引っ越して来た潘総長が忠州校峴小学校と忠州中学校・高校から1971年結婚前まで生活した本家だ。廃屋同然で整地され転売される寸前に忠州市が2013年8月復元した

場所：忠清北道忠州市文化洞 751　(忠州市舞鶴4路 4-9)　

※まるで幼稚園かと見間違うような広さは住居復元の際に周辺の借地8軒も収用して作られたもの（当時の建坪は17坪ほど、諸説ある）

潘基文(パン・ギムン)記念事業は、国連首長として貢献した点を賛えるものだと当該自治体は強調するが、彼が諸疑惑と批判に大きな傷を負ったので、元通りに再び推進することも大きな負担であることは間違いない。
潘前総長が小・中・高時代を過ごした忠州市の関係者は5日 "不出馬の発表が出た後、中断したり、名称を変えることにした事業をどうするか検討中"とし、"今のところは推移をもう少し見守らなければならないようだ"と話した。

同関係者は "潘前総長が不出馬宣言はしたが、政治活動を完全に閉店したいと明確に宣言した状況下ではなく、まだ結論を下すのが容易ではない" と伝えた。
忠州市の幹部関係者は "潘前総長が、政治活動をせず、静かに帰国したなら、地域だけでなく、国の尊敬すべき人物としての待遇を受けたが、今は状況が違うのではないか？"、"記念事業を以前のように推進することは容易ではないだろう" と見込んだ。

先立って、忠州市は今年から潘基文(パン・ギムン)記念事業から潘前総長の名前をすべて削除することにしたことがある。
'世界の中心潘基文知らせる国際協力事業'は'セマウル国際協力事業'に変えて、潘基文(パン・ギムン)夢育った海外研修、潘基文(パン・ギムン)ビジョンスクール、潘基文(パン・ギムン)海外奉仕など事業でも潘前総長の名前を削除したということだ。

◀潘前総長が、学生の頃に暮らしていた家の展示館（潘善齋）の造成、これと連携した近隣の在来市場の活性化も事業計画から除外された。

彼が生まれた陰城郡も、記念事業を引き続き推進していいのか選挙管理委員会に質疑書を送った後、不出馬の発表が出ると、慌てている姿だ。
陰城郡関係者は "選管から、大統領選挙に出馬しないと、記念事業推進には別に問題がなさそうだという口頭答弁を聞いた"、"公式の答弁書を受け取った後、内部の協議を経て事業に関する立場を決定する予定"と話した。
陰城郡は選管に送った公文を通じて 'バンキムン路' 使用の有無など9つの分野20件余りの事業に関する意見を質疑した状態だ。

毎年陰城で開かれる '潘基文マラソン大会' 名称も右往左往している。
大会を主管する陰城郡体育会は今年から大会名称で'潘基文(パン・ギムン)'を除いて'陰城国際平和マラソン大会'に変えることにしたが不出馬宣言以後、名称変更するかどうかを再検討中である。
体育会の関係者は、「去る2日、選管に潘基文の名前を続けて使ってもいいか質問した」とし「選管回答が出れば協議を経て、大会の名称をどうするか決める」と伝えた。

（翻訳：みそっち）

なにしろ10年も世界大統領でしたから縁もゆかりもなんでもござれで銅像は韓国国内に7つ、記念したオブジェは数えきれず、マラソン大会ばかりじゃなくて育英事業や道路の名前まであるんだそうです。　※ゴミ処理場の名前の候補にもなった

そういう人気にささえられて韓国に帰れば”与野党賛同即大統領単一候補確定万々歳”みたいに考えていたのでしょう。

ところが対立陣営からでしょうね、足を引っ張る構図でいろいろとバレちゃって不適格だということになったのです。もちろんイメージ重視でしたから取り巻きにも相談しないで出馬取り消し不出馬宣言ということでしたが、落ちちゃった評判は戻れないということなんですね。