IOC調整委員会開催が8回目に
平昌五輪 IOC調整委員会、直接現地視察開始
1年前と何も変わっていないといわれて3か月、何か変わったのか?
[スポーツミーナ]2018平昌冬季オリンピック大会と冬季パラリンピック大会組織委員会は12日、「平昌オリンピックとパラリンピックの準備状況全般を点検する第8回IOC調整委員会とIOC懸案事項を議論する執行委員会がそれぞれ13日から15日まで三日間、16日から2日間の日程で、平昌アルペンシアコンベンションセンターで開かれる"と明らかにした。
懐柔に名誉博士号を授与 韓国の統合について言及に取材陣沈黙
韓国体育大は開校40周年を記念して、14日、ソウル松坡区芳夷洞韓国体育大必勝館大講堂で名誉体育学博士号授与式を挙行した。この日のバッハ委員長は、1988年フアン・アントニオ・サマランチ前IOC会長に続いて二番目に韓国体育大から名誉博士号を受けた。
バッハ委員長は、イベント後の取材陣にパク・クネ前大統領の弾劾など韓国の政治環境の変化に関する質問洗礼を受けた。バッハ委員長は、「韓国が政治的見解の違いを見せる状況で、平昌オリンピックを介して韓国人たちが統合して、再び韓国を誇りに思えることだろう」とし「1988年ソウルオリンピックを非常に成功的に開催したように、韓国が五輪成功開催を再一度再演すると信じる」と述べた。
大統領権限代行には誠実な実行を要請
ファン権限代行はこの席で「国内情勢が不安定な側面があるが、我々は困難の中で、難関を克服して良い成果を成し遂げた経験がある」とし「最近の国内の状況も難なく乗り越えていくために努力している」と言った。
バッハ委員長は、「韓国が今、多くの分裂と混乱に困難な時期を経験していることを知っている」とし「この時期に冬季オリンピックが開催されるのは、真の時の適切であると思う」と明らかにし、「輸送と宿泊、人材などの大会運営全般にわたる準備状況の誠実な実行」を要請した。
(まとめ/みそっち)
平昌なんですけど屋根のある競技は江陵っていうところでやるんですよね。
なにしろオリンピックの開催地である平昌は平昌郡の総称で魚沼市より広い山林に総世帯数は2万戸ほどのところなのです。
そこに開会式の会場ですね、こちらが3万5千人収容ですよ。ええ屋根はありません。開会式は暗くなってからですが、予想では退屈なK-popの演目が45分、伝統の打楽器演奏とアリランが30分、その他ひっくるめて2時間半だそうで、開会式の総時間は現地の寒さに観客が耐えられる上限を見越したそうです。その全ての観客は周辺に宿泊施設が一切ありませんから海側の開けたところまでバスで移動することになるでしょう。その渋滞予想では、最後の観客が江陵なとの平野部にたどりつくまでに7時間というのが民間シンクタンクの予想だそうです。つまり3万5千人も来られた日にはパニクってしまうんです。しかもその間に体を温められるところがないというのも致命的ですね。
これが競技本番の来年になると交通事情は何も変わらず宿泊施設事情も改善される予定がないので選手村だけは出来上がるようですが、暖房ナシなんてことになるかもしれないですね。(仁川アジア大会では冷房が間に合わなかったし)
▲開会式会場の今年2月のようす、あの向こう側に五角形の開会式場がある
雪もなく給与未払いだけが積もっているとか
宿泊施設など無いのは当然ですが、そこまで行くための交通手段もお寒い状況で、それでも大会委員会御一行様がご覧になりたいというので大名行列を編成して、時間のかかるところは途中で寄り道しながら現地を見ていただくんです。
もちろん出来てないところは見せずに先に完成したスケート場(冷凍倉庫に転用される予定)などをご観覧頂いてお帰り頂くことになるのでしょう。
なにしろ開会式会場にはサプライズがあるそうですから、それまでは秘密にしておくという方針のようです。
▲2014年 放置されていたジャンプ台周辺で訓練中のようす
8回目のIOC調整委員会だって