韓ㆍ米ミサイル指針、宇宙発射体開発遅延の理由
韓ㆍ米ミサイル指針、研究用宇宙発射体開発遅延の理由に
-固体燃料の使用禁止のせいで月探査ロケットは液体エンジンのみ使用
-技術移転の約束40数年間、不履行…"指針廃棄してこそ、"
[NEWSミーナ] 韓ㆍ米ミサイル指針が軍用ロケットだけでなく、研究用宇宙発射体の開発まで制約しているという主張が出た。
国会科学技術情報放送通信委員会のキム・ギョンジン議員は12日、政府果川(クァチョン)庁舎で開かれた科学技術情報通信部、国政監査でこのように指摘しながら韓ㆍ米ミサイル指針の廃止を求めた。
ミサイル指針とは「韓米ミサイル指針」つまり米国が韓国に供与するミサイルの射程や弾頭の大きさを制限しているお約束のこと。
(ミサイル指針は、口頭で(Note Verbale)形式で、米国政府に伝達 され、ハングル本は「非公式訳」だけが存在する」、「米国に渡された英語文書に政府当局者の公式署名はなく、外交通商部と表示の「SEAL」のみ写っている」「韓米ミサイル指針は、両国間の条約や政府機関間協定ではない」とし「韓国政府の「約束」を外交文書で作成し、米国政府に伝達したもの」と説明した)
「リバース ミサイル ガイドライン(Reverse Missile Guideline?)」という タイトルの下に英語で書かれている」。 (売ってやるミサイルを勝手に分解しない約束)
※これには幾度もの前科があり、完成品のミサイルを韓国に売るとそれを分解して自国開発だと広報する癖について韓国側がコピーしないとした密約らしい
「自律的政策宣言」とした韓国政府ではこれを「改正されたミサイル指針(Revised Missile Guideline)」として発表されることを黙認している
※リバースエンジニアリング(Reverse engineeringから。直訳すれば逆行工学という意味)とは、機械を分解したり、製品の動作を観察したり、ソフトウェアの動作を解析するなどして、製品の構造を分析し、そこから製造方法や動作原理、設計図などの仕様やソースコードなどを調査することを指す。
米ミサイル指針は「外交・軍事3級秘密」に分類され 政府がコピーの提出または閲覧を拒否する理由に「国家機密」である と打ち出しているが、これも国会を無視しているという指摘 が出ている。 韓米ミサイル指針は「外交・軍事3級秘密」に分類され ているが、毎回の交渉では射程が延長され弾頭が大きくなったことが発表される、これは韓国軍が導入を検討している弾頭ミサイルは「より大きく」なるが、その度に売ってやるミサイルを分解するなという内容を確認する意味である。
現在、韓国が製造することができる固体ロケットの総推力は100万ポンド・秒以下に制限される。これは 500㎏の物体を300㎞以上運搬する際に必要な力に匹敵する。 これが、2012年のガイドラインが改正される前の交差点300㎞ミサイルに適用された基準である。 2013年に打ち上げた羅老号の上部に使用された固体ロケットもこの基準に合う8t級の推力を備えている。 当時羅老号は100㎏建て衛星を宇宙に上げる力しかなかった。
海外の発射体の場合、全ての段を固体エンジンで構成して小型衛星発射に使用しており、固体ブースターを使用して発射体の性能を向上させている。 また、固体エンジンを上段に適用して月探査や惑星探査任務などに活用している。
韓国の宇宙開発ロケット予想図には固体ロケットエンジンが書かれたことが無い
補助ブースターとでも言うニホンのH-2ロケットでもおなじみのロケットの左右に付く固体ロケット部分、ニホンではこれが主ロケットに進化しているが韓国にはその技術が全く無い
液体エンジンはロケット全体の重さと大きさを増加させてポンプを利用して、燃料を燃焼室に送るために燃料タンクとポンプを別途開発しなければならない面倒さがある。 また、ロケット内に長時間液体燃料を保管する場合、液体燃料が燃料タンクを傷つけることができ、発射直前に燃料を注入しなければならない。 固体燃料より高かったりする。
固体ロケットは構造が簡単で製作費が安いが大きな力を出す。 しかし、軍用ミサイルに転用が可能であるとみる韓米ミサイル指針の規制対象に含まれているものである。
このような理由韓国が開発中の韓国型発射体は75tと7tの液体ロケットを使う。 液体燃料ロケットは、固体ロケットに比べて制御が簡単です瞬間勢いが弱い欠点がある。 今の韓国型発射体で38万㎞離れた月の2.5tの軌道船を送信するには、固体ロケットを追加で付けなければならない。 しかし、現在の基準であれば、固体ロケットのほか、液体ロケットを追加で付けるべき実情である。
(以下略)
(ソウル/みそっち)
リバースとリバースですね。 国会の答弁でも資料は配布されずに口頭だけですから改訂ミサイル指針なのか再配布禁止ミサイル指針なのか判然としていません。
どちらかといえば自国開発の宇宙ロケットについてあれこれ約束しなきゃならないなんていうのはどこかの国の軍政下にあるような国を連想するしかありませんから、そういう立場の国であると認めていることになりますよ。 これが再配布禁止ミサイル指針という意味であれば、「買ってきてバラして複製品を作る」という前科をさんざん繰り返してきた韓国政府が「大きいミサイルが欲しい」「もう複製品は作らないから売って欲しい」と懇願していると見るのが自然でしょう。
ここで、「改訂ミサイル指針だよ、あたりまえじゃん 英語でもそうなっているよ バ~カ」なんて言い出すバカも多いんですが「Revised Missile Guideline」という資料を韓国政府は提供したことが無いんですね。正式資料には無いわけです。もちろん正式な政府間交渉じゃありませんから、アメリカでも、韓国報道を流用して「改訂ミサイル指針」なんてことが英文の記事になっていたりします。 んでもそれは韓国紙が出所なわけですから確かなものじゃないでしょ
Revised Missile Guideline Reverse Missile Guideline このふたつをハングル人が発音したもの(翻訳じゃないよ)をハングルにしてそれの意味を調べると 全く同じなんです、ハングル人は区別してない可能性があるんです。 だから見せられない米ミサイル指針は「外交・軍事3級秘密」に分類されて英文で書かれている問いワケでしょう。
どうしてもハングル人にはどうしても都合よく聞き分けるという能力がありますからね
-ソウルは1972年のワシントンとの合意に基づき、米国のミサイル技術と引き換えに、ミサイル射程の上限を180kmに設定することに合意した。 韓国は、米国から供給されたミサイルのリバース・エンジニアリングを通じて、米国ナイキ・ヘラクレスから地対空ミサイル「Nike Hercules Korea 1」(180km / 500kg)と「Nike Hercules Korea 」の2種類の固体燃料SSM -2(260kg / 450kg)であった。
韓国はまたMGR-3リトルジョン(37km / 500kg)の変種も生産した。
クラスター弾頭システムは1977年に韓国に売却されたが、ほとんどの国は1980年代にこの兵器を段階的に廃止した。
北朝鮮の体系的かつ野心的なミサイル開発とは異なり、韓国は米国の支配下に進んでいる。 韓国のミサイル開発は、朴正熙(パク・チョンヒ)元大統領の後半に始まったもので、南北間のミサイル能力の格差を減らすことを目指している。
韓国に配備されたアメリカのミサイルであるナイキ・ヘラクレスは、開発のモデルとして使われた。 韓国は工業技術の基盤が脆弱なため、関連機器や技術の米国への支援を要請したが、米国国務省の合意を得ることはできなかった。 これにより、韓国はミサイル技術を輸入するための別のルートを模索した。 米国は韓国の意図を認識して、韓国政府がある範囲のミサイルを開発すべきではないとの書簡に署名するよう要請した。
韓国政府は、韓国と米国の重要な関係を考慮して、韓国は最初の韓国の対地ミサイル「Baekkom / シロクマ」を開発する際に、ミサイルの射程距離と積載量を制限することに合意した(White Bear )。 それ以来、米国は、韓国のミサイル技術統制制度(MTCR)よりも厳しい規制(180km / 500kg)を適用した。 シロクマは1978年に成功裡にテスト発射されたが、米国の要請に応じて実際に配備されたことはなかった。
あのほら 国軍=国連軍 っていうハングル民向けの朝鮮戦争は韓国軍大活躍神話があるじゃないですか。 今更ながら韓国軍の活躍は1951年夏に停戦交渉が始まって中国軍と国連軍が交戦規模を縮小して、米軍が残していった武器を韓国軍が装備して始めた局地的挑発のことですからね。
(マリリンモンローの韓国訪問は停戦後のこと)