金剛山南北合同文化行事なかったことに

金剛山(クムガンサン)南北合同文化行事なかったことに

北"金剛山合同文化公演の取り消し"…政府"北一方的に通知非常に遺憾"

どの口が "南北いずれも合意した事項は必ず履行しなければ" 強調

韓国側高官が '建軍節' 閲兵式に参加することで調整中(ﾎﾝﾄｶ)

もぎゅ　http://www.yonhapnews.co.kr/bulletin/2018/01/29/0200000000AKR20180129190451014.HTML　ほか

［ソウルミーナ］北朝鮮は29日、"2月4日、金剛山で進行することに合意した南北合同文化公演をキャンセルする" と伝えてきた。

北朝鮮は同日夜10時10分に南北高官級会談北朝鮮側団長名義の通知文を通じて、「韓国側マスコミが平昌五輪と関連して北朝鮮が取っている心からの措置を冒涜する世論を拡散させている中、北朝鮮内部の祝賀行事まで問題視して出たわけで合意された行事を中止せざるをえない」と言及したと、統一部が伝えた。

北朝鮮が明らかにした内部慶祝行事とは2月8日に進行するものとみられるいわゆる '建軍節' 閲兵式を意味するものとみられる。

政府はこれに "北朝鮮の一方的な通告により南北が合意した行事が開催されなくなったことに対して、大変遺憾に思う" と明らかにした。

政府は、また "困難に南北関係の改善に第一歩を踏み出した状況で、南北いずれも相互尊重と理解の精神をもとに合意した事項は必ず履行しなければならない" と強調した。

南北はこの17日開かれた閣僚級会談の実務会談で、平昌冬季五輪の開幕前、金剛山で合同文化公演を開催することで合意している。

以後、韓国側の先発隊が去る23~25日金剛山(クムガンサン)地区などを回っており、2月4日開催案に南北が事実上合意するなど、問題なく進行されるように見えたが、北朝鮮の突然の中止通告により、なかったことになる可能性が高まった。

北朝鮮は金剛山(クムガンサン)合同公演キャンセル理由で南側のマスコミのせいにしたが、別の背景があるのではないかという観測も出ている。まず、韓国政府が、軽油搬入などをめぐり、米国などの協力を求めることに不満を持ったのかいる。他方では'制裁論議'に包まれた韓国政府を配慮して先制的に取り消した可能性も排除できないという観測もある。

さらに、金剛山(クムガンサン)公演が開かれる予定の、'金剛山文化会館' は北朝鮮側が没収した資産だが、韓国側が点検して再稼働することについて負担を感じただろうという観測も出ている。

金剛山(クムガンサン)合同文化公演が突然キャンセルされ、南北が合意した他の行事も問題なく行われることができるかどうか確約できないものと懸念される。

南北はまず、早ければ31日から1泊2日の日程で北朝鮮、馬息嶺(マシクリョン)スキー場でスキー選手たちの共同訓練である進行する予定だ。

また三池淵(サムジヨン)管弦楽団140人あまりで構成された北朝鮮芸術団が来月6日に京義線陸路を通じて訪韓し8日、江陵(カンルン)アートセンター、11日、ソウル国立劇場で公演する計画だ。五輪開幕二日前の来月7日には応援団230人余りとテコンドー示範団30人余りなどが京義線陸路に降りてくる。テコンドー示範団は、ソウルと平昌でテスト公演を行う予定だった。

（ソウル/みそっち）

金剛山文化会館ってこんなところ

北朝鮮金剛山(クムガンサン)オンジョン里に所在する公演施設である '金剛山文化会館' は、金剛山ホテル、離散家族面会所なども併設されており、1999年に南北が一緒に作った円型ドーム形の620席規模公演場である