済州島で初の難民認定判決出る
嘘の難民ばかりの済州で
裁判所史上初の難民認定判決
出入国管理事務所は、今回の判決を受け入れられないとし、裁判所に音速控訴
[暮らしのミーナ]難民制度を悪用した中国人不法就職で頭を悩ませている済州(チェジュ)で史上初めて難民資格を認定する裁判所の判断が出た。
済州地裁第1行政部(キム・ジンヨン)部長判事)は、中国人A氏が済州出入国管理事務所を相手に提起した難民不認定決定取り消し訴訟で原告勝訴判決を言い渡したと27日明らかにした。
中国当局に手配されるとA氏は2016年3月に韓国に入国し、同年4月に難民申請をした。
裁判部はこれに "A氏が中国本国からの客観的な保護を期待しにくいという点には変わりがない"、"したがって、A氏を難民と認定しなかった事件処分は違法だ" と強調した。
済州(チェジュ)では2013年に難民申請者が、わずか1人に過ぎなかったが、2014年117人、2015年195人、2016年236人、2017年312人と毎年急増している。
これらの多くは、不法就業の目的でブローカーを通じて難民申請するいわゆる嘘の難民だ。 出入国管理事務所は、今回の判決を受け入れられないとし、裁判所に控訴した。
(ソウル/みそっち)
難民といえば地中海あたりを渡って難破しちゃう人も多いようですが、”難民がやってくる=先進国” と考えている韓国ですから毎年の ”難民申請者数” なんていうのに敏感に反応してきました。
済州島は中国人がノービザで出入りできる韓国となっています。しかしながら観光客としての中国人の訪問が激減して大打撃ってことはすでによくご存じだと思います。
観光客に紛れて韓国に入国を図ろうとする中国人不法滞在者、っていうのは韓国人にしてみると『韓国楽園、中国脱出』みたいに心地よい楽園自慢にも感じられるので記事受けがイイんですね。
韓国では失業問題がネタになりがちです。特に現場仕事などで外国人労働者に雇用が奪われている式の記事がよくありますが、韓国国内の建設業就業者数は、全産業の7%(185万人)程度で、このうち、再下請けなどで働く日雇いあるいは臨時建設労働者が135万人であり、このうちおよそ20%の24万人が外国人不法就業者と推算されています。
ところが現場仕事をする韓国の青年層っていうのは常にゼロですからドカチン仕事の中国人は雇用不況とはまったく関係ないのです。