訪問客半減 海雲台砂祭り
海雲台砂祭り、歴代最多人波にも訪問客数は半分。なんで?
ビッグデータの導入で最低の記録 公式訪問者数水増しは恒例
[ソウルミーナ]季節外れの蒸し暑さで先週末、釜山海雲台(プサン・ヘウンデ)海水浴場で行われた第15回'海雲台砂祭り'に歴代の祭りの中で最大の人出が集まったが、公式訪問者数は最低値を記録することになった。
全国自治体の中で初めて祭りの人出集計方法を変えており、正確度が高い携帯電話ビックデーター分析のテクニックを導入したためだったが、毎年、膨らましの論議に包まれる全国自治体のフェスティバルと海水浴場の人波の集計にどのような影響を与えるか結果が注目される。
▲今月15日ころの製作中のようす
24日に21万8千337人、25日26万8千32人、26日23万9千195人が砂祭りを訪れた。
雨が降った27日、最後の日の訪問客の数を含めても、歴代砂祭りの公式訪問客数と比較すれば、半分にも及ばない数値だ。
今年最も多くの人が殺到したものと推定されるが、実際の集計された訪問者数がこのように減った理由は集計方式が変わったためだ。
昨年まで海雲台区は海水浴場の特定地点の人員を把握し、全体面積の人波を推算する'フェルミ推定法'によって、砂祭り訪問客の数を把握してきたが、今年からは精度がはるかに高い携帯電話ビックデーター分析のテクニックを適用した。
事実祭りの人出を目分量で大まかに集計して水増しするというテクニックが今回のビックデータの導入で証明されたのだ。
海雲台区担当者は "来月1日に開場する海雲臺海水浴場の公式人波の集計においても、昨年まで使用した計算方法を全面的に捨てて、ビックデータ分析結果だけを発表することにした" と明らかにして釜山の主要海水浴場をはじめ全国の自治体の海水浴場と祭りの人出の想定にどのような影響を与えるか注目される。
(ソウル/みそっち)
韓国では社会全体が水増しで現実とは大きな乖離があるというのは周知の事実ですが、毎度のように集客数がどんだけデタラメなのかを競い合ってきたような長い歴史があります。
集客数だけに関心があるので、砂像の出来栄えや観客の感想よりも主催者発表の ”今日の人出” ばかりがニュースになるんですよ。