「うちのネコたちは無事か?」
大使公館侵入大学生に拘束令状 そりゃ棄却ダロ
それよりも「我が家のネコたちは無事だったか」というハリス大使
[NEWSミーナ]米国大使公館に奇襲的に侵入した韓国大学生進歩連合の会員に対して、警察は拘束令状を申請した。一緒に連行された残りの10名の場合、在宅捜査する予定だという。
このメンバーは、前日の午後2時50分頃、はしごに乗ってソウル市中区徳寿宮裏の駐韓米国大使公邸の塀を乗り越え庭に進入した現行犯で連行されている。
拘束令状は検事が申請し裁判所が発行するが、大使館侵入などの現行犯は翌日には釈放されることが通例であり、昨今の検事と裁判所の対立や犯罪擁護処罰軽視の風潮から拘束令状の請求は棄却されるものとみられる。
最近ではチョ・グク元長官の弟で、裏口入学の金を受け取ったチョ某氏も拘束令状が棄却されベトナムに逃亡した状態だ。
警察は、大使公館に侵入した17人と侵入を試みた2人をそれぞれ建造物侵入と建造物侵入未遂の疑いで逮捕し、ソウル駅前のソウル南大門警察署と、クルマで30分以上もかかるソウル蘆原警察署、ソウル鍾岩警察署などに、それぞれ連行した。
警察は、逮捕された被疑者らに加えて、共犯かどうかと背後で指示された人がいるかどうかなども厳正捜査する方針だという立場だが、これも単なる時間稼ぎと得点稼ぎに過ぎないという観測だ。
これと共に、警察は事件後、大使館安全管理と警戒態勢の強化に乗り出した。ソウル地方警察庁は、大使公館に既存の義務警察2個小隊(☆ひとつ約30人)を含めて暴動鎮圧1個中隊(約80人)を追加配置した。
ハリーハリス駐韓米国大使は、自分のソーシャルネットワークサービス(SNS)の文を載せて「私の家族とネコは無事だ」という文を上げることもした。