まもなく中国人留学生が大挙して戻ってくる
中国人留学生7万人 武漢肺炎に入国延期勧告
全国の大学で新入生行事の取り消し、卒業式の取り消しも 休学検討も相次ぎ
留学生の半数が中国人留学生なのに 肺炎嫌悪は中国人嫌悪へ
教育統計サービスによると、国内の大学に在学中の中国人留学生は昨年基準で7万1067人で、全体留学生(16万165人)の半分を占める。 2月中旬からは開講を迎え、中国人留学生が大挙入国する予定であり、学生や大学関係者たちの不安感はさらに大きい。
3月の開講前に、武漢、肺炎の対策作りが急務となって、各大学は、中国人留学生たちに入国の延期を勧告したり、大規模行事を次々とキャンセルするなど、関連対策を打ち出した。
ソウル大学は「中国の湖北省に行ってきた生徒は、症状がなくても潜伏期を考慮して入国後14日間登校を禁止する」という内容の案内メールを在学生全員に送った。 高麗(コリョ)大学は中国に滞在した学生は2週間、寄宿舎を利用しないようにして、やむを得ない場合、学校が指定した場所に泊まりながら、一日1回以上の感染症状の有無を自ら申告するようにした。 釜山(プサン)外国語大学は中国に行った留学生600人余りに来る2月末以降に入国の延期を勧告するメールを発送した。
延世(ヨンセ)大学、梨花(イファ)女子大学、西江(ソガン)大学、淑明(スクミョン)女子大学は今週から来週に予定されていた新入生関連行事を取り消した。 仁川(インチョン)才能大学は開校以来初めて卒業式まで取り消した。 また中国人観光客の主要観光コースと言われている梨花女子大は30日のキャンパスツアーを暫定中断することにした。
中国人学生の割合の高い大学の韓国語教育機関も相次いで休講に入った。 成均館(ソンギュングァン)大学韓国語学堂は31日、東国(トングク)大学は2月3日、淑明(スクミョン)女子大学は2月4日まで休講する。 一部の大学は状況に応じて休講期間を延長する案も検討中だ。
教育部は、各大学に公文書を送り、"最近、中国湖北省に行ってきた生徒と教職員の現況を把握して症状がなくても帰国日基準14日間、自家隔離すること"を要請した状態だ。 また、新入生のオリエンテーションや卒業式·入学式のような団体の行事は自制するよう呼びかけた。
韓国の大学は学生数の減少もあって海外からの留学生を頼りにしています。まぁ不法就労みたいのが話題になりがちですが、そいじゃ中国からの留学生も姿をくらまして不法就労しちゃうのかというと事情が違います。
中国からの留学生は中国のうちでもお金があるのばかりが、韓国人がうらやむようなソウル大学、高麗大学、延世大学にまで外国人枠で入ってきます。それが憎くて悔しくてうらやましいのが韓国の底辺大学に通う多くの学生らでしょう。そいうわけで今回の中国人留学生の足止めはうれしいニュースなんですね。でも学生不足に悩む底辺大学では留学生を無分別に招致しているので留学生の半数を占める中国人留学生を無下にしちゃうと大学そのものの存在にまで影響が出てくるのです。(学生数が足りないと政府支援金が受けられない)
というわけで帰国便の韓国人の収容施設で反対運動が激化している中で、次に問題化しそうなのが留学生の帰国問題だということです。 ちょっと注視ですね。