新コロ 結核患者の発生は10%減な韓国
手洗い習慣不在の韓国、致死率コロナ3倍の結核はマスク時代にも健在だった
他の呼吸器疾患は98%まで減少なのに結核患者の発生は10%減に止まる
2018年には国内で毎日72人の結核患者が新たに発生して、一日平均5人が良い死亡している。経済協力開発機構(OECD)の所属国のうち結核発生率と死亡率の両方で堂々と1位を占めている。
他の呼吸器疾患は半分に、インフルエンザは98%減少
国民健康保険公団は国内で新コロが本格的に流行し始めた今年3月から7月まで国民が病院をどれだけ利用したかを分析した「新コロによる医療利用形態変化」を先月28日に発表した。 その結果、今年3~7月に風邪やインフルエンザ、肺炎など呼吸器感染病で診療を受けた患者は802万6839人で、前年同期(1669万5341人)より51.9%も減少した。
風邪の患者は前年より50.4%、インフルエンザ患者は98.0%、肺炎患者は61.7%それぞれ減り、呼吸器感染病全般にわたって減少傾向が鮮明だった。 呼吸器疾患だけでなく、食中毒を誘発する細菌性腸感染疾患など、消化器感染疾患で病院を尋ねた患者も、昨年242万7397人から今年166万8464人へ31.3%減少した。 健保公団は消化器感染の減少は「手洗い生活化」を実践した結果とみている。
韓国結核患者と、新患者の現状(2013年〜2019年)(単位:人)
2019年の結核患者申告現況(疾病管理本部、2020)
結核は健在、10%程度の減少にとどまる
しかし結核は違った。 疾病管理庁が29日に発表した「週間健康と疾病」で主要感染症の統計を見ると、結核は最も最近の43週目に一週間で457人が発生している。 昨年同期の520人に比べて12.1%減少したものの、依然として健在だ。
今年の累計も傾向が似ていた。 疾病管理庁によると、今年に入って今年9月19日までの結核新患者申告件数は1万5021件で、昨年同期の1万7639件に比べて14.8%(2618人)減少に止まった。 コロナ事態で多くの人が病院への訪問を自制し、結核発生自体が減少する傾向を見せていることを勘案すれば、結核発生は新コロの影響を受けていないのと同じだ。
これについて疾病管理庁のシン·ジヨン保健研究士は、「結核は感染直後に症状が現れるのではなく、いったん潜伏し、免疫力が落ちた時に現れる疾患であるため」と説明した。 「今結核症状が現われる患者は最近結核にかかったのではなく、かなり前にかかったものが潜伏状態であったが、今では現われたとみられる」というのだ。 この主張が正しければ韓国民のより多くが潜在的に結核感染していることになる。結核は50%が感染後2年以内に、残りの50%は一生にわたって免疫力が落ちる時期などに発病するとされる。
国内では結核の管理を強化し、2011年結核の新患者が3万9,557人で最高値を記録して以来徐々に減少している。 昨年の結核新規患者は2万3821人で、前年比9.9%減少した。 しかし、まだ経済協力開発機構(OECD)の36の加盟国の中で発生率1位、死亡率も1位と高い水準だ。 また、18年の結核による死亡者が1800人(国内致死率5.9%)である上、前年に比べ死亡者数はほとんど減っていない恐ろしい病気だ。
先月30日までの新コロ累積確定者が2万6385人、累積死亡者は463人(致命率1.75%)であることと比較できる。 ただ結核は6ヵ月以上規則的に薬を服用すれば完治できる病気だ。
とある医科大学医学専門大学院のチョン·ビョンユル教授(元疾病管理本部長)は「結核で最近の防疫規則を守る効果は今後、長期的に現れる」とし「2週間以上咳を続ければ保健所や医療機関で結核検診を受けなければならず、新種のコロナだけでなく結核を予防するためにも咳のマナーを守って頻繁に手を洗わなければならない」と述べた。
(ソウル/みそっち)
というようなことなんですね。まぁ結核で入院すれば衣食住のすべてが健康保険で賄われるので完治しちゃうとオンドルの効いた病室から出なければなりません。行く先は半地下や考試院だけしかないので、程よく治療しながら入退院を繰り返す ”結核族” っていうのがいるわけです。入院生活ではお酒もたばこも外出もダメなんですが、お酒もたばこも外出もダメな入院隔離のことを人権侵害であるかのように批判するのが彼らの特徴です。
OECD加盟国の結核有病率の推移(2012年〜2014)(単位:人口10万人当たり)
※念のためにキタ朝鮮を韓国の下に並べている韓国型の表示