今年の出生児数は30万未満、事実上確定
前年同月比はこのように減少した
道徳的に正しくない国は滅びるしかない、出産率0.8人台が現実的に
2020年1月の出生児数は26,818人で、前年同月比11.6%減と過去最低を記録し、婚姻件数も過去最低を記録した。
2月の出生児数は22,854人で、前年同月比11.3%減少した。 また、統計を取り始めて以来、初めて人口の自然減少が4ヵ月連続で起きた。 昨年とは違って、今年は旧正月の連休が1月にあり、閏年で1日がさらに多くて、届けられる日数が前年比3日も増えたにもかかわらず、大きな減少率を見せた。
3月の出生児数は24,378人で、前年同月比10.1%減少した。2020年3月の人口動向もまた、1983年以降初めて3月の人口自然増加分がマイナスを記録した。一方、第1四半期の出生児数は前年比10.8%減少し、出生率も0.90人にとどまり、昨年同期比0.11人減少した。 第1四半期の四半期別出産率が1人以下と集計されたのは、今年度が初めて。
4月の出生児数は23,420人で、前年同月比10.4%減少した。 また、3月まで緩やかな流れを見せていた婚姻件数も同様に、今月は前年同月比21.8%減少した。2020年4月の人口動向一方で、出生児数から死亡者数を引いた人口自然増加分は6カ月連続でマイナスを記録したが、関連統計を取り始めた1983年以降初めてのことだ。 また、4月の人口自然増加分がマイナスを記録したのも史上初めてだ。
新生児数の減少幅が2019年に比べて大きくなった。 2019年中に前年同月より出生児数が10%以上減少した月は8月が唯一だったが、2020年は1~4月すべてで10%以上減少した。 1年の最初の4ヵ月が過ぎた時点で、出生児数の累計が10万人を下回ったが、これも関連統計を取り始めて以来、初めてのことだ。
5月の出生児数は23,001人で、前年同月比9.3%減少した。 5ヵ月ぶりに落ち幅が一桁に下落したが、4年6ヵ月連続で月間出生児数の最小値を更新した。 婚姻件数は前年同月比21.3%減少し、2ヵ月連続で20%台の下落幅を見せた。2020年5月の人口動向婚姻件数は5月基準で過去最低値である。婚姻件数1~5月の累計基準でも歴代最小値だ。 人口自然増加は7ヵ月連続マイナス傾向が続いた。8月19日から社会的距離を置く2段階格上げで、招待客50人以上の結婚式に出席した場合、300万ウォン以下の罰金が科せられ、結婚式がさらに減る見通しだ。
# コロナ19による婚姻率の減少は、結婚を一時的に遅らせるものであるため、コロナ事態が沈静化すれば婚姻率が反騰することがあるが、これは基底効果によるもので、既存の婚姻率の減少傾向が回復する信号と解釈することはできない。 コロナ19が猛威を振るう前も、すでに大韓民国の祖婚姻率は12年から昨年まで8年連続で減少していた。
6月の出生児数は22,193人で、前年同月比7.5%減少し、上半期の中で前年同月比の最も少ない下げ幅を記録した月となった。 しかし、今月も人口自然増加分がマイナスにとどまり、関連統計を取り始めて以来初めて上半期中マイナスを記録した年となった。 婚姻件数は前年同月比4.2%減少した。一方、第2四半期の四半期別出生率は0.84人と前年比0.08人減少し、出生児数も昨年同期比9.0%減少した。 また、上半期全体の出生児数も昨年に比べて9.9%減少した14万人台前半にとどまり、婚姻件数も昨年同期に比べて9.0%減少した。これにより今年の出生児数は30万未満、出産率0.8人台になるのは事実上確定した状況だ。
7月の出生児数は23,067人で、前年同月比8.5%減少し、やや落ち幅が縮まった6月より、また落ち幅が大きくなった。 やはり7月にも出生児数と死亡者数が再び逆転することはなく、2019年11月以後、人口の自然減少が9ヵ月間続いた。2020年7月の人口動向婚姻件数も同様に6月より落ち幅がさらに大きくなり、昨年に比べて10.9%減少し、離婚は反対に前年同月比3.1%増加し、ただでさえ暗鬱だった人口展望はさらに暗くなった。 今年が年間自然減少の初年になることが確実視されている上、コロナウイルス感染症-19によって婚姻件数まで底を打っている点を挙げ、最近の否定的な傾向が反転を迎えることはますます難しくなっていることが分かる。
ここまでが先月24日に発表された内容で、8月の出生児数は今月終わり頃発表される。
昨年の出生児(30万人ちょい)のうち、双子以上の多胎児の割合は4.6%で、前年比0.4%ポイント増加した。これは何年か後の100人の新入生のうち9人が双子以上ということになる。※ニホンは双子は2%くらい
こういう数字は現実なんですが、こどもを持つ親にしてみると、自分ちのこどもが唯一ですから、近所のこどもが減っているなんてことは関係ないんですよね。むしろ相手が減ることでお勉強の競争率が下がる(韓国では大学に入ることが目標になっている)と考えるのでしょうね。
現在の韓国の親世代はまだ出生数が多かった頃の生まれでしたから、中学校でも定員は40人くらいだったはずです。それが今では20人くらいになっていますよ。
さて、すでに2018年から韓国の大学入学者定数は卒業生のうちの進学希望者を上回っているので低レベル(Fランク)ばかりの大学ならどこでも選び放題なんてことになっています。(全部Fランじゃね!なんて言わずに)
すると大学進学学歴至上思考な彼らが目の色を変えて進学率も上がりそうなものですが、実は韓国の大学進学率は一度も80%台になったことはなく、現在では60%台となっています。(まだ高進学社会なんて思ってる?)
たとえばソウルで若者に「どこの大学?」って聞くと「延世大学」なんて返事が返ってきます。どこにあるのか聞いたこともない大学ですが、山梨学院大とどっちが古いの?なんて考えちゃいけません。すくなくとも新宿下落合の東京富士大学(富士短大ね)と同じくらいの歴史を持つ韓国有数の大学だそうですよ。※偽学生が多いことで有名
|
全体 |
女子 |
男子 |
|
違い (女 - 男) |
||||
2000 |
62.0 |
60.3 |
63.5 |
-3.1 |
2005 |
73.4 |
73.6 |
73.2 |
0.4 |
2007 |
76.5 |
77.6 |
75.6 |
2.0 |
2010 |
75.4 |
78.0 |
73.0 |
5.0 |
2011 |
72.5 |
75.0 |
70.2 |
4.8 |
2012 |
71.3 |
74.3 |
68.6 |
5.7 |
2013 |
70.7 |
74.5 |
67.4 |
7.1 |
2014 |
70.9 |
74.6 |
67.6 |
7.0 |
2015 |
70.8 |
74.6 |
67.3 |
7.3 |
2016 |
69.8 |
73.5 |
66.3 |
7.2 |
2017 |
68.9 |
72.7 |
65.3 |
7.4 |
韓国女子学生男子大学生大学進学率
こちらも大学進学率
80%台の大学進学率が紹介されることがあるが、実際にはこれは統計操作によるもので、2008年当時の高校3年生の83.8%がどこかの大学に行ったという事実は無い。
※2011年から4月登録者の基準に変更(それまでは2月時点の合格者基準だった)つまり重複合格者は複数でカウントされていました。
▲同じ頃の資料でも報道機関によって数字にばらつきがあり、最近になって60%台に収束してきています。
こうした理由としては、韓国は学歴社会なので、高校を卒業した次の高等教育過程をすべて大学と称したことも関係しています。つまり韓国では自動車の整備士もアニメーターも美容師も犬のブリーダーも何らかの聞いたこともないような大学のようなものを卒業しているニダと言い張った頃があったんですよね。そういうのも含めた大学進学率が現在では60%台ってことなので韓国型の高学歴社会っていうのは眩しいですね。