今月15日から軍将兵の休暇が再開
国防部、80日ぶりに兵隊の「休暇制限」解除へ
三度目の休暇制限解除、ただし部隊兵力20%以内、外出・外泊制限の解除
休暇統制、76日間+54日間+80日 210日の外出禁止が史上初
[国防ミーナ]国防部は13日、すべての部隊に対する「軍内の距離」2.5段階を2段階に緩和すると明らかにした。新型コロナウイルス感染症(コロナ19)の影響で軍将兵の休暇を全面統制してから80日で制限を緩和することを決めた。
これを受け、今月15日から軍将兵の休暇が再開される。 政府が同日、首都圏と非首都圏の社会的距離を置く段階を緩和すると発表したためだ。
国防部の発表によって、将兵たちの休暇が軍内のPCR(遺伝子増幅)検査能力など、休暇者の防疫管理が可能な範囲内(部隊兵力20%以内)に許容される見通しだ。
しかし、国防部によると、新コロの発病を防ぐため、将兵らは休暇復帰の際は診断検査を受け、復帰後は営内将兵と空間を分離して予防的隔離措置を受ける。
※その間は歩哨などの勤務から除外されるつまり別室で寝ていることになる
▲一旦停止と書いてある
また、外出は原則的に統制するが、現場指揮官の判断によって安全地域に限って許容される。 ただし面会·外泊は現行通り引き続き統制されると明らかにした。
一方、国防部は昨年11月27日から、請願休暇や退役前の休暇などを除く、すべての将兵の休暇を暫定的に中止してきた。 同日基準で、軍内累積確定者は558人を記録し、治療中の患者は7人だという。
営内生活をする兵士たちはこれまで、新コロの知らせに気をもんでいた。 感染症の拡散は「外出制限」と直結するからだ。
全軍レベルの休暇などの統制措置が下されたのは、今回で3度目だった。 新コロの大流行の期間とあいまって統制が繰り返されてきた。
国防部は今年初め、軍で初のコロナ19確定者が出たことを受け、2月22日から全将兵の休暇、外出、外泊、面会などを初めて統制した。 集団生活をする軍の特性を考慮した先制的対応だったが、将兵は一瞬にして外界と遮断された。 同期間の、大邱(テグ)·慶尚北道(キョンサンプクト)中心の「新天地第1次大流行」が重なった。
休暇統制は1回目の大流行が続いていた5月8日になってようやく終わった。 76日間続いたのだ。
2度目のヤマ場は8月に訪れた。 首都圏中心の反政府デモ激化による第2次大流行とあいまって、軍内での確定者が続出すると、休暇統制が再開された。 2回目の休暇統制は8月19日から10月11日まで、計54日間続いた。
そして昨年11月27日から3回目の休暇統制が始まった。 予告された期間は一応12月7日までだったが、新コロ3次大流行が現実化すると、外出統制は年末を越えて今月まで続いたのだ。
これまでの累積統制期間は210日に達している。 年間2/3程度の外出制限措置が下されたわけだ。
夕方の時間帯の自由通話が可能だったこともあり、隔離されていた兵隊らは外部の事情もよく知っている。兵役を終えても娑婆では求人がほとんどない状況では「このようなときに満期除隊することはクビになることと同じ」という声も上がっているという。
これは徴兵で集まった兵隊さんだけのハナシで、下士官や将校は休暇こそないけど出入りは自由でした。そのため、外出から帰った下士官殿が感染源になったりしていましたね。
韓国軍の新兵さんの外出は100日目って決まっていました。もちろん外出の申請をしておかないと一歩も出られません。でも最初の外出するころには一等兵になっているわけで階級章の付け替えもアレですよね。
さて、進級までの期間は、2019年の改正で、二等兵2ヶ月、一等兵6ヶ月、上等兵6ヶ月となっています。外出禁止のあいだに進級しちゃってせっかく付け替えた階級章をまた付け直すなんてことがあったかもしれませんね♡