中国のグローバル的地位を認めない韓国型思考
特に、中国をけなす韓国は間違っているのか
韓国が中国を低評価するのには歴史的理由だけではない理由がある
米中競争局面を客観的に判断できない韓国は米国の経済力を盲目的に肯定する
[ソウルミーナ]韓国メディアによると、中国に最も近い韓国が、中国の世界的経済地位に対しては最も否定的な見解を持っていることが分かった、と伝えている。
昨年7月、米国の世論調査機関ビュー·リサーチ·センターが全世界14カ国を対象に実施した世論調査によると、11カ国が全世界をリードする経済パワーとして中国を挙げたという。自国を選択した米国、ニホン、そして韓国だけが、中国ではなく米国を選択したが、このうち、中国を選択した割合が最も少ない国は韓国だった。
韓国人が全世界をリードする経済パワーに「米国」を選んだ割合は77%だった。ニホン(53%)とアメリカ自身(52%)までも大きく引き離して1位になった。 14ヵ国が回答した中間値の35%より、なんと42%も高いほど、ほかの国々とのギャップが大きかったのだ。
一方で、韓国人が考える中国の経済力に対する見方は、相対的に否定的だった。韓国人が中国を全世界に先導する経済パワーだと答えた割合が16%で最も低かった。 これはニホン(31%)、アメリカ(32%)の半分以下だったのである。
結局、全世界で韓日米だけが中国の代わりに米国をグローバル経済パワーに挙げ、中国に最も近い韓国だけが、中国ではなく盲目的に米国を選択したのだ。
韓国の中国に対する評価が良くない理由はいくつか挙げられる。韓国で見かける中国人観光客は韓国製の化粧品を買い、韓国人アイドルに夢中で、チキンとビールという韓国文化を享受しながらキムチの起源を主張するなど韓国の手の内にあると考えている。
しかし実際には歴史の影響が大きいだろう。すべての時代を通じて半島を間接的に影響を与えてきた中国との古代史や中世史より私たちに大きな影響を与えているのは現代史だ。 1950年、韓国戦争勃発と米国が中心になった国連軍の参戦、そして仁川(インチョン)上陸作戦以後、北進。 当時、つかの間でも韓国が夢見た統一が実現しなかったのは、中国共産軍の参戦のためだった。
そのうえ、終戦宣言が実現しない休戦状態で北朝鮮と対峙したままの韓国に対して、中国が北朝鮮の後ろ盾の役割をしているという点も、韓国人が中国をよく見ることができない理由だ。
結局、「中国共産軍」の参戦による二度目のソウル再占領(1951年1月~3月)という歴史的事実と北朝鮮との対峙という現在の状況が、韓国が中国を嫌い、警戒するようにし、韓国人にありがちな「嫌いな国には何をしてもよい」という発想が中国の経済力を過小評価させる偏向として作用したと言える。
同時に、このような事実は、韓国戦争の時に先頭に立って参戦した米国の経済力を過大評価する偏向とも作用する。 世界の最貧国に転落した韓国に食糧支援をしてくれた米国が韓国を救い、今後も韓国を救ってくれなければならないと信じているからだ。
米国は名実共にグローバル'スーパーパワー'であり、今後もそうなるだろう。 しかし、フューリーサーチセンターの調査結果を見ると、韓国は他国に比べ、米国の経済力を明らかに過大評価している。
また、16年のサード配置決定とこれに対する中国の報復も反中感情を高めるのに大きな影響を及ぼした。 中国のサード報復は、やはり中国は味方ではないという事実を実感させる契機となった。
韓国が、中国が上手くいっていることを望まないからといって、中国経済が悪くなるわけではない。 むしろ中国を感情的に嫌うことは、韓国が長期的な米中競争局面で客観的な判断を下せないことで、韓国自身に不利益として作用する可能性が高い。
米国は中国を最大のライバルと認識しているが、中国の経済力を低く見ることは無い。 米国のオピニオンリーダーたちも、今後の中国の成長見通しを高く評価している。 1月初め、世界最大のヘッジファンド「ブリッジウォーター」のレイ・ダリオ会長は中国が近くニューヨーク、ロンドンとグローバルな金融覇権をめぐって競争すると見通した。
中国に行ったことのない人たちは、「中国は社会主義国家だから嫌だ」と言う場合が多い。 しかし、中国に行ったことのある人は、むしろ中国が資本主義的すぎてびっくりすることもある。 中国は現行の中国体制を「中国の特色ある社会主義」と宣伝する。 社会主義体制に市場経済的な要素を一部加えたという意味だ。
選挙や警察制度など一部の政治システムを除いては、中国は資本主義国家と別段違いがない。 むしろ、中国人ほど露骨にお金を好み、商売人マインドを持つ人が多い国も珍しい。
中国を好むと好まざるとを問わず、韓国は先入観を捨て、中国の現状をありのままに見ることができなければならない。 中国はすでに、グローバル経済を先導する国家に浮上した。
(ソウル/みそっち)
まぁニホンでも「韓国が好き」なんていう情報弱者はたくさんいますが、そいうハングルニュースを見て「ホントはニホン人は韓流が好き」なんて思いこむのは韓国人特有の症状です。もちろんニホン製品の選択的不買運動なんていうのを思いつくのも韓国人だけですね。
ちなみに韓国をグローバル経済を先導する国家だなんて思いつくのは韓国人にも皆無なのは当然です。せいぜい築地本社くらいなものでしょう。
それにしても、中国を最も知らない国と言えばやはり韓国でしょう。いえいえ、中国の顔色を窺っている韓国の政治家のハナシではありません。中国産キムチの世界最大の貿易相手国は韓国ですが、これは二国間の輸出入に関して取引があるというだけで。韓国は中国産キムチは年間30万トンくらい輸入していますが、韓国の国内では自国産の白菜を漬けたキムチが年間150万トンくらい消費されているそうです。
つまり大騒ぎしているのは韓国メディアだけってことで、す。まぁ韓国では白菜はキムチに使う以外には使い道が無いそうなので白菜=キムチって考えれば良いです。(鍋に入れる白菜もすべてキムチでしょ)
中国で売れないサムソンのスマホも「中国で売っているスマホの中身は実はサムソン製」と思い込んでいたり、中国で売れない現代車も「中国車は双竜自動車のギジュチュを丸パクリしたもの」なんて思い込んでいたりするのがとても多いのが韓国厨の特徴ですね。
そしてムン大統領支持派でさえも対中国姿勢については批判的だったりしています。実は韓国って、韓国のことを一番知らないんじゃないかなって思いますよ。