今度はF-5戦闘機墜落
華城でF-5E戦闘機1機墜落パイロット殉職
F-35に続いて今日は老朽F-5戦闘機が墜落
エンジン停止に射出座席は機能せず、空軍大尉のパイロットは死亡
操縦士は殉職したと空軍は明らかにしました。 事故が発生した時間は午後1時44分頃です。 第10戦闘飛行団所属のF-5E戦闘機1機は離陸して上昇中、華城市正男面(チョンナムミョン)クァンハン里のある野山に墜落しました。
上昇中、航空機左右エンジン火災警告灯がつき、続いて機数が急降下したと空軍は明らかにしました。
パイロットのチム大尉は、非常脱出を意味する「イジェクト」コマンドを2度叫んだが、脱出することはできませんでした
戦闘機は水原基地から西に約8km離れた京畿道華城市付近の山に墜落し、シム大尉は殉職しました。
空軍は参謀次長を本部長とする飛行事故対策本部を構成し、正確な被害状況を確認し、事故原因を調査しています。
戦闘機が墜落した場所は、住宅が数軒ある村とわずか100メートルを超えて離れたところでした。
韓国空軍はF-5の改良型であるF-5EとF-5Fを実戦配置して運用しているが、本日墜落した戦闘機はF-5E機種で、操縦士1人が搭乗する単座型です。 複座型のF-5Fは将軍らが飛行手当を受けるための同乗飛行で主に使用されています。
この機種は1975年アメリカから導入されました。
通常、戦闘機の定年を30年程度と見ますが。 F5は、大半が定年を過ぎたり定年に近い機種が多く、事故も頻繁に起きる方です。
2000年以降、韓国ではF-5機種の戦闘機は12機が墜落しています。
韓国空軍では操縦者はすべて将校だけです。まぁ全世界的に見るとそいう国が多いです。
空軍校長の射出事件などで知られるように韓国空軍では複座機は後席に将軍などが乗って飛行手当を受けるために使われます。たとえば空軍参謀格の空軍准将の場合・6ヵ月ごとに15分くらいの同乗飛行をすると月給に飛行手当として月額1,170,000万ウォンが加算されるそうです(10万円ちょっとかな)。これは航海手当の出る海軍将校などとともに軍人が受け取る美味しいお給料として知られています。※パイロット出身者以外は飛行手当は受け取れない。
その反面陸軍では、正面手当として38度線近くに勤務する職業軍人にはやはりお手当があります。こちらの金額は随分少ないようです。そして新年早々に越北者の出たDMZを警備する22師団では不始末があるたびに師団長が更迭されることが話題になっていたりしました。