昨日の発射大会も相次いで失敗…ミサイルは今回空中自爆
海軍に続いて空軍も年次射撃大会誘導弾射撃大会で発射失敗
異常があって予備弾と交換したのに予備弾も交信途絶で空中爆破さ
何やら韓国軍のミサイルで不祥事が相次いでいると話題になっている。
先月4日、韓国軍は韓米連合ミサイル射撃の一環として発射した攻撃用ミサイル、玄武Ⅱが異常に落ち、エイタックスは発射直後に追跡に失敗したばかりだったが、3日、空軍によると、前日の2日に忠清南道保寧市の大川射撃場で開催された「2022年誘導弾射撃大会」で、国産中距離誘導兵器「天宮」1発が飛行中に爆発した。
このミサイルは有効射程40キロ、迎撃高度15キロで敵航空機を撃墜する任務を担っているが、発射前から異常が確認され別の予備弾に交換までしたにもかかわらず、交換されたミサイルも正常に飛ばなかった。原因はミサイルとレーダーの間の交信不安定が問題だったものと見られている。
発射後およそ10秒間燃焼しながら燃料をすべて消耗
海上をおよそ25キロ飛んだ後に謎の空中爆発。
軍の関係者は、「天宮は発射前に発射台の誘導弾が異常と確認されたため、予備弾に交換後に射撃したが、およそ25キロ飛行後にレーダーと誘導弾間の信号不良で自爆処理された」と説明した。
これに「中間段階で誘導弾と射撃統制レーダー間の交信が引き続き行われなければならないが、それが不安定だったと推定している」とし「迎撃ミサイルは交信が不安定な状態で特定時間が経てば地上に衝突しないよう空中爆破することになっている」と説明しました。
またこの大会でパトリオット(PAC2)迎撃ミサイル1発が発射直前にエラーが捉えられ、発射が取りやめられた。
軍関係者によると「パトリオット1発目は正常発射されたが、2発目では射撃統制レーダーをモニターする中でレーダーに『フォールト』(エラー表示)が出た」とし「実際の状況ではなく大会中である点を考慮して安全のために直ちに発射を取り消した」と説明している。
軍は今月9日に予定されている残りの射撃大会の日程は、今後の安全に問題がないことが確認されれば進める方針だ。
去る7月にも海軍のSM2ミサイルも実射撃訓練で標的を当てられないまま爆発しました。北韓のミサイル発射に対応するために発射した海軍の玄武Ⅱaミサイルは発射直後に味方基地内に墜落し、エイタックスは海上に向けて発射はされましたが、追跡に失敗して見失っている。
韓国軍のミサイル発射失敗がこのように連続して続くと、脅威を増していく北韓への対応に問題なのではないかと懸念されます。