世界遺産と火事場見物で2倍って
世界遺産安東河回村で火事 2倍楽しめた観光客
韓国じゃ どこの観光地も事情は寂しく似たようなもの
消防の黒いホースとアルミのハシゴにも仕方ない事情があった
ユネスコ世界遺産安東河回村が嘲弄の種になった。4日、安東河回村を訪れた観光客は、「これ以上にない見せ物」がもう一つ増えると、SMSで聞きつけたネチズンらも喝采を浴びせた。
その日の午後1時42分頃、無人だった草ぶき伝統民宿1棟から原因不明の火災が発生した。 専門家たちの口からは火災が起きた原因を不法増改築をしながら無理に電気使用量を増やしたために漏電した可能性が高いと見られるという声が湧き出た。
現場360°ビュー https://naver.me/5D3kI2Fv
火災が発生すると、出動した119番消防車のサイレンの音に驚いた観光客たちは何事かと思い煙が立ち上ったところに駆けつけ始めた。 消火に手間取り、消防車数台が駆け付けた頃には狭い村の道を入るには力不足だった。
火災現場からわずか3分の距離となる村の入り口には、ユネスコ認定と同時に設置された地区消防隊の庁舎があり消防車もしっかりあるが、もともと安東河回村には居住人口が少なく消防士を常駐させておく人材も不足しているため最も近い消防署まで40分だ。
村のハズレにある119番地域隊の建物 火災現場まで3分だ
●出発 ― ●到着 3分 消火栓Ⓗはあちこちに10個くらいある
連絡を受けた警察も状況は似ている、火事発生の連絡を受けても近くの派出所では無人にして出られない為、ある程度の規模がある警察署からの応援には30分以上かかる。安東河回村は慶尚北道の道庁舎からはクルマで15分ほどの距離となっているが、これは管轄する地域が広すぎることが原因だ。
※耳より比較ちゃん : 慶尚北道は面積1万9000㎢で、青森県と岩手県を足したぐらいの面積で、人口も同じくらいとなっている。
観光慣れした観光客は警察がポリスラインを張る前にすでに火災現場に集まってシャッターを切るのに忙しかった。SMSに河回村火災発生が上がるのも早かった。それを知らないまま近くを通っていた観光客たちもしきりに携帯電話で写真を撮ったりした。 この中で消防車の火災鎮圧に必要な水が足りないで近隣の消火栓庫に連結しようとしたが、管径が合わず無用の長物だった。
▲近くの消火栓庫と飾りものの井戸、井戸にはつるべが付いていない、彼らは桶が作れなかった朝鮮人の正統な子孫たちである。
こうして消防士数人が消防ホースを持って村中をあちこち走り回り、さらにこれを連結しようとすると管の雌雄のペアを合わせるのに苦労したが、必要な部品がついた管径を見つけられず、とうとう使用できなかった。 結局、他の消防車もう1台を追加投入して仕上げの火災鎮圧をする生半可な姿を見せ、居合わせた観光客らの笑いの種になった。
屋根に上がる消火が必要だと判断すると、消防署員は手分けをして走り回り近所の軒下にあったアルミはしごを借りたりもした。何もかもが不足した状況だったのだ。
安東市は「出火元となった安東河回村内の民宿施設は個人が運営するものなので正確にいくつあるのかも把握できずにいる」と話した。
2021.11.18 ちょうど1年前に消火訓練をしたけど
安東消防署、河回村火災予防先制的消防安全管理実施
安東消防署は17日、世界文化遺産に指定された火災警戒地区である河回村に対して先制的消防安全管理を推進するため、両津堂(宝物第306号)で関連機関合同消防訓練を実施した。訓練は文化財火災発生時、最初の発見者による初期対応能力を向上させ、関連機関間の有機的な役割分担を通じて大切な文化遺産を守るために推進された。
以後、河回村保存会、市庁文化遺産課などの関連機関と文化財火災予防協議体を構成し、安全管理強化方案の模索など意見交換の時間も持った。
チェ·ウォンホ消防署長は「文化財火災の場合、木造建築物の特性により短時間内に燃焼が行われる」とし「火災予防と共に迅速·正確な対応が最も重要だ」と話した。
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っというわけで、ほんの世界遺産のボヤ程度だったんですが、韓国の田舎の過疎事情やユネスコ誘致条件の火災対策消防署設置とか。そいうのがあちこちから漏れてきたので続編にしてみたのです。
このほかにも警察は、観光地が混雑する週末だけ駐車場に出張してくる移動派出所とかもあって減員に大忙しなのですね。
たった今、具合悪いよ