minaQのつぶやき 네토미나

嫌韓(いやかん)ってホントはどうなの?

中国に味方する国っ

 
 
とても読み物だったのでそのまま貼ってみました
 
 
 
 

日本と戦争になった時に中国を助けてくれる国?
 
 
 
 
XINHUA.JP』が「中国と日本が戦争したら・・国際社会は2つの陣営に分かれることが必至、中国を支持する主要10カ国とは?ー中国メディア」という記事を配信しており、いろいろ興味深かったので、これについて少し。


1 記事の紹介

 中国・台海網の記事を紹介しているもので、中国と日本が戦争となれば、「国際社会は2つの陣営に分かれる」としております。

 1つが、「米国をはじめとする中国批判の国際集団」、もう1つが、「中国を応援し、対日作戦をとる国際集団」で、主要な10カ国として、以下の国々が挙げているそうです。

 それが、パキスタン北朝鮮ミャンマーカンボジアカザフスタンラオス、ロシア、バングラデシュスリランカスーダンとなるわけですが、「いずれも周辺の友好国や歴史的につながりが深い国、また、中国が経済支援に力を入れる国」としています。

 例えば、パキスタンは、「両国の軍事的盟友関係はインド・パキスタン分断に遡る。分断後、パキスタンは中国に守られることが必要となり、中国もパキスタンの戦略的協力が必要となった」と説明しているそうです。

 北朝鮮についても、「現在、北朝鮮に対する海外からの援助の9割は中国からのもので、“中国の援助がなければ金王朝は続かない”状況だ」と報道しているとしています。


2 戦争

 まず、日本と中国が戦争になるかという可能性ですが、これまで何度か書いているように、私はかなり低いと思っております。

 尖閣諸島の国有化では、いろいろ対日世論が沸騰したりもしましたが、では中国が武力で何かするかというと、既にアメリカが日米安保の適用を主張している以上、日本・アメリカとの戦争を覚悟しなくてはなりません。

 軍事面で、中国がまだまだアメリカにかなわないことだけでなく、経済面でも日本・アメリカと断交するということは、経済的にもなりたたないことを意味します。

 更に、中国は石炭はとれますが、石油は大半を輸入に頼っています。そうなると、戦争となってアメリカにに海を抑えられると、石油をどこからどうやって、もってくるかという話で、戦争したくともできないというのが実情かと思います。


3 支援

 そのうえで興味深かったのが、中国紙が挙げた10ケ国で、中国にしてみれば、これまで散々援助をしたりしてやったのだから、当然戦争となれば中国の味方をすると思っているのでしょうが、あまりにも天真爛漫というのが私の感想です。

 もし、日中が戦争となると、アメリカは日米安保があるので、日本に見方するしかありませんが、アメリカとしても中国との戦争は望んでいないことは明らかです。

 これが欧州となるとより露骨で、アメリカの手前日本支持という話にはなるのでしょうが、かなり中途半端な形で、中国にもいい顔をしながらの支持となるような気がしてなりません。

 況や、具体的に何かしてくれるかとなると、そんなことをして、欧州にどのようなメリットがあるのかを考えると、とても期待できません。


4 支援2

 そういう意味で、最初に来たパキスタンもインド絡みで中国に寄り添っているだけにしか過ぎないので、どこまで実際的な支援をしてくれるかとなるとかなり疑問です。

 また、中国は「封じ込め政策」を本気で心配しているところがあり、その打開策として、インドとの関係強化を考えているので、パキスタン的にはいろいろ面白くないところもあり、微妙です。

 特に何を考えいるのかと思っているのがロシアで、ロシアはおそらく、国連安保理などで中国を支持するなど、側面的な支援はしてくれるかもしれませんが、一緒に戦うなどということは間違ってもないと考えています。

 そんなことをしてもロシアに何の徳があるのかという話で、私的には、ロシアは、せいぜい日本と中国を両天秤にかけて、高い値を提示した方と関係強化をするくらいの気持ちでいるのではないかと思っています。

 
5 最後に

 多少経済的支援を行ったくらいで、戦争の時、当該国が何か助けてくれるなどという発想をすること自体が私的には天真爛漫としか思えません。

 発展途上国の人は「心が優しい」的な良くわからない発想にも通じるものですが(
発展途上国を自己満足のために利用する人たち)、彼らは自分たちの利益のため(中国から援助を受けるため)、普段中国寄りの姿勢を示しているにすぎません。

 結果、戦争という状態で、国の存亡がかかっているときに、本気で中国を支援するメリットはありません。そうなったときに、とても本気で中国を支援するとは、思えないわけですが、中国人を喜ばせ、記事を見てもらうようにするには、こう書くしかなかったという話かもしれません。
 
 
 
 
ふぅ~~ん
 
 
 
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況や! 読めなかったのです